福田 美紀子さん/女性が自然体で 活躍できる仕事を作る

ヨガのインストラクターとして若い頃から活躍した福田美紀子さん。独立後は福岡市内に6店舗ものスクール&サロンを展開。仕事に没頭する毎日を送った。

しかし、母の介護と自分の出産・育児と会社経営が重なり、過労で体を壊してしまう。休養中、立ち止まって考えた。会社経営とは利益を追求し、前進し続けなければならないもの。「利益のためだけの無理な働き方は止めよう」。

自分の体験から、「育児中などの女性に無理のない働き方を作り、インストラクターになった生徒たちをサポートしたい」そう考えていたとき、NPO法人の形式を思いつく。これなら社会に貢献できてやりがいもあり、育児などで仕事が無理な時は誰かが代わりをして、互いが助けあって仕事を続けていける。そうやって少しずつ仕組みを作り、10年前に念願のNPO法人を立ち上げた。

現在はヨガ以外にもアロマ、介護のフットケアなどの講師を養成して各地に派遣。また、産婦人科では、しなやかな女性のサポートのための施設や、ホットヨガなどプロデュースに携わる。ストレスや運動不足などで低体温や不妊、生理不順などを抱え、女性が男性並みに無理をしながら活躍する時代、温活やホットヨガなどで体作りを提案している。インストラクターは福田さんの元で育った生徒たちが中心だ。

「高齢化社会で必要なのは、女性の持つ、ぬくもりや心のこもったサービスです。女性らしさを活かせる仕事が増えている」と福田さん。寝たきりや病気になる前に健康な体を作る予防医学が注目されるなか、病院や施設での指導など仕事の幅が広がっているという。

「女性が自然でしなやかになれる健康づくりを、医療や介護施設で、中立な目線で普及して啓蒙活動を広げていきたい」。福田さんは今日も生徒たちと歩み続ける。

『NPO法人 健康・介護ホリスティック協会』代表理事 
福田 美紀子さん

福岡県生まれ。17歳の時ヨガを学ぶ。21歳からフィットネスインストラクターとして運動指導を行う。27歳からヨガの指導者に。会社の取締役役員を経て独立。福岡に6店舗のヨガ講師養成や、アロマ・フットケアスクール・サロン&経営の経験。出産・育児と会社経営、母の介護の経験から仕事スタイルをシフト。1996年に『WSCヨガセンター』を設立し、これまで900名を超えるセラピスト・ヨガ指導者を養成。2006年にNPO法人設立。マタニティヨガ指導暦25 年。

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▲ 1.ベビーマッサージ指導。赤ちゃんのご機嫌な様子にママも福田さんもおもわず笑顔に。

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▲ 2.産後の骨盤調整ヨガ。足関節の使い方のくせで骨盤にゆがみがでる。骨盤が柔軟に動く産後に調整すると効果的。

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▲ 3.「健康に生きるためには適度な運動は欠かせません」と福田さん。指導する年齢は赤ちゃんから高齢者と幅広い。(写真協力:松口レディースクリニック)


アロマスクールWSC/NPO法人 健康・介護 ホリスティック協会
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休/祝日

written by 編集部