末永 敦子さん/「人に喜んでもらえるためなら」 がんばれる自分がいる。

 

末永 敦子さん
エスタ株式会社凜事業部統括マネージャー
福岡出身。大学卒業後、大手小売業、通信会社で接客の仕事に従事。2005年同社入社後、セラピストとしてマッサージ・リラクセーションの現場に立ちながら、正社員へ登用。リーダーやマネージャーを兼務し、全国での新店舗立ち上げに携わる。昨年に統括マネージャーに昇格。

「人に喜んでもらえるためなら」がんばれる自分がいる。

現場とマネジメント。この間でプレイングマネージャーは試行錯誤する。リラクセーションサロンの現場で経験を積み、現在ホットヨガスタジオも含め13ブランド8店舗の統括を任されている末永敦子さんが今月の主役。スポーツクラブ運営の「エスタ株式会社」が経営母体となるサロン『リムリム』にオープニングスタッフとして入社した当初は、契約社員だった末永さん。「お客様を癒したい! その思いで日々現場に立ち続けました」。次第に店舗管理まで任されるようになり、3年後正社員へ登用。それから、一年に一店舗以上のペースで新規オープンのために奔走した。

入社当初は、「まさか自分が各店の統括という立場に就くとは想像もしていなかった」という末永さん。新店舗立ち上げは、現地スタッフの求人に始まり、技術の指導はもちろん、売り上げの管理やサービスまですべてをレクチャーする。大学卒業後、就職した小売業で、年上のパート社員をまとめるアシスタントマネージャーとして奔走した経験が大いに活きている。また、遠方の店舗では、普段のコミュニケーションはメールや電話。「いつもやりとりは事務的なものが多い分、月に一度訪れたときに、アルバイトスタッフも含めて思いを込め話します」。セラピストとしての心構えをスタッフに理解してもらい、サービスを徹底するために心を砕き時間をかけて伝えていく。そうすることでどの店舗も一定の水準を保ったサービスを提供することに成功している。

そんな彼女が最近気にしていることの一つが「職場環境」。サロンは女性スタッフがほとんどのため、結婚・出産で退職する人もいることから、職員のさまざまなライフステージに対応できる職場でありたいと感じている。「サポートする役割が好きなんです。人に喜んでもらえるなら、がんばっちゃう自分がいますね」と職場環境作りにも意欲的。九月には長崎市内に、事業部の命運をかけた新店舗がオープン予定。また多忙な日々が訪れるが、数々の経験に裏打ちされた彼女が携わる店舗なら、きっと成功するに違いない。

 

◎私の勝負アイテム…仕事道具はずばり「手」。小さい手ながらも強力なツボ押しと、ていねいなケアが、各店の統括となった今でもずっと指名が入り続ける理由。

written by 編集部