ホール 奈穂子さん/ワークとライフのバランス、 「何がBestか」決めるのは自分。

ホール 奈穂子さん
九州大学  貝塚地区事務部総務課  学術係  主任
岡山大学農学部を卒業後、九州大学に農学部技官として就職。働くうちに「大学の国際事業に携わりたい」と思うようになり、仕事と子育ての傍ら、英語を習得。九州大学カリフォルニアオフィス勤務を経て現職。現在は、九州大学法学部の「大学の世界展開力強化事業」のサポートや、文系学部の海外交流事業などに携わっている。

ワークとライフのバランス、「何がBestか」決めるのは自分。

「私の場合、仕事とプライベートにONとOFFをつけないほうが、ストレスにならないんです」。そう語るのは、九州大学文系キャンパスで大学の国際事業に携わっている職員・ホール奈穂子さん。イギリス人の夫と二人三脚で、2人の子どもを育てるママだ。

夫と結婚するとき、母国語が違う日本で仕事に就く難しさを考え、「私が大黒柱になる!」と決意した奈穂子さんは仕事をバリバリこなす。海外への長期出張や、残業もしばしば。家族と食事する20時までには必ず帰るが、メールチェックなどの雑務は、家事の合間や就寝前でも行う。「仕事上、時差がある国にいる人とのやりとりもあるから、お互いの仕事を進めやすくするためにも “その都度解決” がいいんです。無理してON・OFFをつけるより、できるときにサッとこなす方が私に合っているから」。

英語非常勤講師として短時間勤務をする夫は、家事や育児を積極的にこなし、協力してくれている。2012年から1年半、カリフォルニアオフィスに家族を連れ赴任した際も、専業主夫として子どもの学校の付き合いや送迎、行政の手続きなどを一手に引き受けてくれた。

「家族や夫婦の時間を大切にする彼は、仕事に突き進んでしまいがちな私をキュッと引き止めてくれる、ありがたい存在。私が夢を追いながらも家族との時間を楽しみ、幸せでいられるのは彼のおかげです」。夫と助け合いながら、自分にとってのベストバランスで、仕事も育児も楽しんでいる。

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以前、アメリカとの時差が原因で、メールのやりとりがすれ違った経験あり。これなら料理中や家事の合間に、G-mailで仕事メールや問合せにすぐ対応できるので助かっています。

働くママへの一問一答!

A. 子育てで心がけていることは?
Q. 仕事と子育てが6:4の割合なので、食事や送迎、宿題のフォローなどの時間に子どもの様子に気をつけて、たくさん話を聞くよう心がけています。視野を広げ、選択肢を広げることの大切さを、自分の経験も織り交ぜながら伝えていきたいと思っています。

Q. 子育てで驚いたことは?
A. 小学生・中学生になると、「子どももこんなに忙しいのか」ということにびっくり。部活や塾を始めると、一緒にいる時間がぐっと減ります。特に長女は進路を決める大事な時期でもあるので、ときに「失敗も身を助ける」ことを教え、人生の選択をサポートできたらと思います。

Q. 円満な国際結婚の秘訣は?
A. やはり、お互いの文化や習慣を尊重することですね。私たちの場合、一緒に食事はしますが、食べるものは和食だったり洋食だったりとそれぞれ違います。食事など夫婦の時間をしっかり持ち、考えや思いを共有することも大切にしています。

written by 編集部