大倉野 良子さん/若い世代やキャリア志向でない人にも、 自分事として考えてもらえる「女性活躍推進」に。

大倉野 良子さん
福岡市市民局男女共同参画部  女性活躍推進担当課長
九州大学法学部出身、1995年入庁。区役所での福祉や税務、人事部、広報戦略室、企画調整部などを経、2014年現職に。休日は、ジョギングやドライブを楽しむ。

若い世代やキャリア志向でない人にも、
自分事として考えてもらえる「女性活躍推進」に。

「人事異動のたびに、覚える法律や職務内容が一変。転職を繰り返してきた感覚ですね」。そう語るのは、福岡市役所に勤める大倉野良子さん。2~3年ごとに部署異動するのが公務員の常だが、例に違わず、大倉野さんも20年間で10回もの部署異動を経験してきた。

初めて配属された下水道局を皮切りに、NPO支援課、こども未来局、雇用労働課などを経験。「今思えば、NPO法制定や待機児童問題、リーマンショックによる失業対策など、社会の課題を背景に新設された部署へ配属されることが多く、仕事を通して、時代のニーズや変遷をリアルに見ることができて、自分にとっていい経験になりました」。そんな彼女は今年、新たに男女共同参画部に配属され、女性活躍推進を担当することに。仕事で関わるまで「男女共同参画」のことを気にしたことも、キャリア志向もなかったという。そんな自分だからこそ、やりたいことがある。「もともと男女共同参画の意識が高い会社や、役職を目指そうとする人がいる一方で、女性のキャリアと聞いただけで構えてしまったり、自分には関係ないと考える人もいます。今発信されているのは、意識が高い人向けの催しや、大企業などの事例・ロールモデルがほとんど。今後は、中小企業でも取り入れやすい事例や、ちょっとした取組みで女性も男性も働きやすくなったという体験談なども発信していけたら」。

働き方や価値観が多様化しているからこそ、多様な仕事に柔軟に対応してきた彼女の経験は生きるはず。もっと身近に、自分事として考えられるようにどんな仕掛けをしていくのか、今後にも注目したい。。

◎佐藤さんの相棒…テレワークグッズ
外に出ることも多いため、どこでも仕事ができるようテレワークグッズを持ち歩く。

大倉野さんに一問一答!

Q1.今ハマっているものは?
ストウブのお鍋。そうでもないのに料理上手になったような気にさせてくれる、賢すぎるお鍋です。

Q2. 休日の過ごし方は?
ハイキング。トレッキングシューズは2代目になりましたが、本格的な登山ではなくずっと初心者です。

Q3. 大事にしている言葉は?
「Less is bore(少ないことは退屈である)」。シンプルはつまらない。誰もが自らの価値観と多彩な色・素材でものを創り楽しむことが、豊かで素敵なことだと思います。多様性に貢献する女性の働き方を応援したいです。

written by 編集部