柴田 多岐子さん/昇進は、新たな学びと成長の機会。 女性デザイナーのモデルケースになれれば。

柴田 多岐子さん
株式会社 彩 常務取締役
2002年、グラフィックやパッケージデザインなどを行う広告制作会社「株式会社 彩」に新卒入社。4年目にサブチーフに昇進後、チーフ、部長へとキャリアを積む。2014年、制作部長に昇進し、全制作スタッフを統括する立場に。2015年4月には新卒で入社した社員では初の常務取締役に就任。

昇進は、新たな学びと成長の機会。女性デザイナーのモデルケースになれれば。

デザイン会社『彩』でサブチーフからチーフ、部長へと順調に昇格しキャリアを重ね、昨年全制作スタッフを束ねる制作部長に就任した柴田多岐子さん。今年4月、常務取締役に抜擢された。「経営に関わるようになり、責任は重くなりましたが、実務として日々やることは今までと同じ。ただ、マネジメントするスタッフの人数や会社の経営のことも念頭に入れることで、仕事にかける気持ちが大きく変わりました」。

彼女が管理職デビューしたのは入社4年目。サブチーフとして部下3人をまとめる仕事を任されたが、部下とのコミュニケーションに苦戦した。「本気でぶつかるのも大事だけど、その前に信頼関係を築くことの大切さに気づきました。部下の現状や立場を考えたうえで、自分の素直な気持ちを伝えるよう意識したら、部下も心を開いて意見をくれるように」。その後も昇進を経る中で新たな課題に出合う日々が続く。

「部下と心を近づけて向き合えるようになったけれど、それだけじゃだめだと。スタッフの成長を思えばこそ、『自分で考えてみようか』と突き放すべきときもある。たくさんのスタッフと関わり、距離のとり方を工夫できるようになりました」。

女性デザイナーが多い職場だからこそ、多忙なこの業界でも家庭と両立しながらキャリアを重ねるモデルケースを作れるよう、産休・育休などの制度にも目を向けている。「管理職になったからこそ、より自分自身の成長やあり方を意識するようになりました。常に勉強する姿勢を忘れずにいたい」と言う彼女。その真摯な姿勢が、リーダーとして成長し続ける秘訣かもしれない。

◎澤田さんの相棒・・・色も形もユニーク!可愛いふせんたち。
多忙な中でもコミュニケーションを大切にする柴田さん。
気持ちをしっかり届けてくれる必須ツールだ。

柴田さんに一問一答!

Q1.人生に影響を与えた言葉は?
「本当の腹底から出たものでなければ、人を心から動かすことは断じてできない。」ゲーテの言葉で、チーフ昇進のとき書店のパネルで見かけて、心に響きました。

Q2.休日は何をしている?
ショッピングや自分磨きなど、自分のための時間を過ごしています。最近は行きつけのネイルサロンで新しいデザインにしてもらいました。

Q3.今ハマっているものは?
入浴剤、柔軟剤、消臭剤など、「○○剤」にはまっています。色々試してはみるもののいつも行き着く先は森林系の香り。癒される香りが好きです。

written by 編集部