いつ、誰に、起こるか分からない 明日、がんになったら。

ピンクリボン運動、検診推進の声など、がんにまつわる話を耳にしても、どこかで他人事と思ってしまう…?

「日本人の2人に1人はがんになる」現代。もはやがんは、いつ、誰がかかってもおかしくありません。もしも自分ががんと言われたら…? 大切な家族ががんにかかったら? 生活や仕事はどうなるの…? 健康な今だからこそ知っておくべきことがあります。

むやみにがんを怖がらず、体を過信しすぎず、まずは正しく知ることから。今からできることを一緒に考えましょう。

 

あなたは大丈夫?女性がかかりやすい“がん”
がんといっても種類によって症状や対策はいろいろ。まずは、特に女性が気をつけたいがんの代表例4つを、詳しく知ろう。
罹患率・死亡率の出典、各がんの解説についての参考文献/国立がん研究センターがん情報サービス

(1) 女性なら誰でもかかる可能性あり! 乳がん

30代から発症しやすく、45歳前後がもっとも高リスク。女性に最も多いがんの1つ。代表的な症状は「しこり」だが、しこりがはっきりしない場合も。早期がんで治療すれば9割以上は治るため、検診での早期発見がカギ。

こんなあなたは特に注意!
□ 飲酒・喫煙の習慣がある

□ 成人後(または閉経後)に体重が大幅に増えた
□ 出産・授乳経験がない
□ 家族に乳がんを患った人がいる

(2) 気づいたときには手遅れ…だから死亡率が高い 大腸がん

50代から発症しやすい。早期段階では自覚症状がなく、気づいたときには進行している場合も。早期ならほぼ100%近く治癒できるため、便に血液が混じっているかどうかを調べる「便潜血検査」で症状が出る前に検査すべし。

こんなあなたは特に注意!
□ 直系の親族に大腸がんを患った人がいる
□ 飲酒の習慣がある
□ 肥満体型
□ 加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージなど)をよく食べる

(3) 日本人のがん、死亡原因のトップ! 肺がん

女性の死亡率第2位だが、日本人全体では第1位。進行の程度に関わらず自覚症状がない場合も多く、とても見つけにくいがん。風邪や気管支炎などと区別がつきにくいため、治りにくい咳などがあれば医療機関の受診が必須。

こんなあなたは特に注意!
□ 喫煙歴がある(特に40歳以上)
□ 同居者に喫煙者がいる(受動喫煙がある)
□ なかなか治りにくい咳、血痰、胸痛、呼吸時のゼイゼイ音、息切れ、声の枯れなどがある

(4) 日本人が最もかかりやすいがん 胃がん

女性では罹患率第3位だが、日本人全体では第1位。代表的な症状は、胃の痛み・不快感・違和感、胸焼けなど胃炎や胃潰瘍と見分けにくい。胃薬を飲んで様子をみるよりも、必ず医療機関を受診して検査を受けよう。

こんなあなたは特に注意!
□ 塩分の多い食事をよく摂る
□ 野菜や果物をあまり食べない
□ 喫煙歴がある
□ 胃の不調や痛みを自覚している

written by 編集部