農(アグリ) ×ITが、私たちの食と暮らしを変える!安心・安全な農作物づくりをサポート! ITで「見える化」する、新しい農業のカタチ。

農産物の安心・安全は気になるもの。ところが生産現場では、無農薬栽培は困難で収益が上がらず、従事者も減る一方…。そんな農業の課題解決にあたる企業の取組みを取材。『NECソリューションイノベータ 九州支社』支社長・紫尾淳一さんに話を聞いた。

虫食いの野菜は美味しいの?!本当に健康で強い野菜は虫も食べない!

『NECソリューションイノベータ』は、ICT(情報通信技術)を通して暮らしを豊かにしようと、様々な取組みを行っています。農業分野への取組みもその一つです。

私たちは「アグリガーデンスクール&アカデミー福岡・朝倉校」への協賛・共同事業へ参画しています。ここでは有機農法による「生命力」の高い健康機能性野菜の栽培、研究、人材育成などを土壌や微生物に着目した医農科学という視点で行っています。簡単に言えば「健康に直結する農業」です。

生命力の高い野菜を虫が食べない理由は、有機土壌や微生物の働きなどによって細胞や繊維が健康で強い、野菜本来の力を持っているからです。このような野菜は体の酸化、老化を防ぎ、老化から来る病気も防ぐ抗酸化力を持っています。例えば紫外線による老化や生活習慣病の原因となる活性酸素を消すチカラもその一つ。また野菜の生命力が一番高まる、旬の時期の美味しい野菜を食べることは、健康増進と病気予防にも繋がります。

このような健康機能性野菜を育てるのに必要な土壌、微生物との係わり、栄養価などの分析、データ化に当社が取り組んでいます。近い将来、色や形、価格だけでなく、野菜の新たな付加価値の一つになると思っています。

もう一つは、農家の自立を支えるお手伝いをしています。

農作業の生産過程の手間と時間、またコスト面把握の「見える化」により、作業効率アップや出荷安定供給による売り上げアップも可能となるのが「生産原価データ活用サービス」。

このサービスは作業記録を残せばそれが農作物の品質証明になり、トマト一個にどのくらいの時間とコストがかかっているのかも分かります。実際に、大分県・久住高原の「農業生産法人くしふるの大地」では、農作物の製造原価を定量評価するサポートを行っています。 新規就農の方や若手農家さんには、ベテラン農家さんの経験値や勘で体得してきた栽培技術をデータ化して提供し、技術を効率的に習得することをサポートする「NEC 農業技術学習支援システム」もあります。

「農業」の価値を高め、「健康な食」を消費者の皆さんに提供できる、そんな新しい農業の可能性を拓くサポートができれば幸いです。

[左上]「アグリガーデンスクール&アカデミー福岡・朝倉校」敷地内には実験区画もあり、大学との共同研究なども行われている。[左下]『NECソリューションイノベータ 九州支社』の紫尾さん(右端)と社員のみなさん。[右]スクールで栽培、収穫した野菜をアグサブランドで試験的に朝倉市内の直売所で販売しています。

農業経営を手助けする「生産原価データ活用サービス」

苗や肥料の購入に加え、日々の農作業にどれくらいの時間がかかり、収穫した農作物の生産原価がいくらなのか。スマートフォンから簡単入力でき、リアルタイムに生産原価を知ることができる。蓄積データは分析ツールを活用することで、より効率的な農作業の実現をサポート。作業記録は簡単操作でホームページなどに公開もできるので、取引先や消費者の安心感に繋がる、注目のサービスだ。

7月13日に福岡国際会議場で開催の「We Love Kyushu ! C&C ユーザーフォーラム & NECソリューションフェア九州2016」に出展予定。
http://jpn.nec.com/event/kyushu2016/index.html

見えない未来は、こころで見つける。
NECソリューションイノベータ  九州支社
http://www.nec-solutioninnovators.co.jp/
☎092-852-6000  福岡市早良区百道浜2-4-1

written by 編集部