交際中の彼が、妊娠した子どもを堕ろしてほしいと言っています。

交際していた彼が、私の妊娠が分かったとたん、「子どもは堕ろしてくれ、産むなら、俺は知らん」と言います。どうしたらいいでしょう。

原田 直子 先生
九州大学卒。福岡綜合法律事務所(現あおぞら法律事務所)を経て、1989年に辻本弁護士とともに現事務所を創立。趣味は草取りとパソコンのパズルゲーム。最近は、家族と自分の将来に関心がある。

 

彼が子どもを認知しないときは、
裁判所に調停の申立をし、認知させることができます。

無責任な人ですね。お子さんは、大切な命ですが、一人で産んで育てるのは大変なことです。よく考えて決めて下さいね。
未婚で子どもを産んだ場合、非嫡出子として貴女の戸籍に入籍します。父親が認知すれば、父親欄にその名前が記載されます。彼が自発的に認知しなければ、裁判所に調停の申立をし、親子関係を確認して、認知をさせることができます。調停でも彼が認知に同意しなければ、認知を求める訴えを起こさなければなりません。
多くの場合、DNA鑑定が行われて、親子関係の確認がされます。鑑定費用は認知を求める方の負担が原則ですが、話し合いで折半することもよくあります。総額で10万円足らずの場合が多いようです。

 

女性協同法律事務所
福岡市中央区天神2-14-8 福岡天神センタービル4階
TEL 092-751-8222
http://www.josei-kyodo.jp/

「女性による女性のための法律事務所・女性の権利のための法律センター」を目標に、1989年に事務所を設立。現在では11名の女性弁護士が在籍している。相談者は圧倒的に女性。離婚事件が多く、相続などを含めると約6割が家事事件。つづいて破産・負債整理、セクシュアル・ハラスメントを含む労働事件、少年事件・刑事事件、性暴力や医療過誤、交通事故や学校事故などの損害賠償請求事件、通常の契約をめぐる事件など。法人のメリットをいかし、長期間にわたって「お一人様の老後」の世話をする成年後見の業務にも携わる。