「福岡の女性起業家たちに聞いた 私のStory」働き方を模索する女性たち

データに見る理想と現実

働き方を模索する女性たち

女性は、結婚や出産などライフイベントが働き方に大きく影響し、そのタイミングで起業する女性もいる。
ライフスタイルや価値観が多様化する今、自身のライフイベントに向き合いながらも働き方について現実をどう受け止め、将来どうありたいと願うのか。
アンケートから、福岡女性たちの生の声を探ってみた。

ライフイベントと仕事、未婚女性の理想

Q1 (未婚の人へ)結婚をするとき、仕事はどうしたいですか?

Q1

未婚女性の約8割が
結婚後も仕事をしたい!

結婚、出産という大きな転機をこれから迎える人たちは、結婚後も約8割が仕事を続けたいと答え、転職や起業という新たなチャレンジにも前向き。その理由としては、仕事と家庭のバランスを重視するため、という意見が大半を占めた。仕事と家庭どちらも楽しみ、自分らしく働きたい女性が一定数いることがうかがえる。

 

ライフイベント経験者の決断

Q2  (既婚女性へ) 結婚したとき、仕事はどうしましたか?

Q2

結婚後も7割以上が仕事を続け、
寿退社は少数派に

既婚者に、仕事の継続について聞いたところ、結婚したときに専業主婦になった(仕事を辞めた)人は2割弱で、7割以上が「結婚前の仕事を続けた」「転職した」と回答。寿退社を経験した女性は、既に少数派であることを示している。

Q3 (出産経験のある女性へ) 出産したとき、仕事はどうしましたか?

Q3

出産後は約6割が
仕事を辞めている

一方、出産をしたときに子育てに専念した(仕事を辞めた)人は6割にのぼった。出産を機に退職する女性はいまだ多いことがうかがえる。

現実をどう感じているか

Q4  仕事と生活のバランスが取れていると感じますか?

Q4
約4割が、仕事と生活の
バランスに不満

今の状態に満足しているかといえばそうではなく約45.0%の人が不満を持っている。「自分の時間を大事にしたい」女性の価値観が浮き彫りになったかたちだ。

Q5  現在の仕事を長く続けたいと思いますか?

Q5
2人に1人は今の仕事を
続けたくない

現在の仕事の継続意欲についてたずねると、半数近くの45.0%の女性たちが、「今の仕事を続けたいとは思わない」という意向を持っていることが分かった。働き続ける価値がある企業かどうかを、女性たちはシビアに見つめているようだ。

働き方の理想は?

Q6  どんな働き方を望みますか?

Q6

「ワーク・ライフ・バランスを保った働き方をしたい」人が圧倒的多数。「自分の好きな仕事を追求したい」と続き、2人に1人が「独立志向がある」ことから、“企業に合わせて働く”から“自分らしく働きたい”と考える人が増えているように見える。

 

ワーク・ライフ・バランスを保ち、好きなことを仕事にしたい…
起業という選択肢も

働き方の理想について、「ワーク・ライフ・バランスを大切にしたい」
「好きなことを仕事にしたい」という声が大多数を占め、
それを両立する方法として「起業」という選択肢が出てくる。
それでは、実際にやってみたいことや起業の意志がある人はどれくらいいて、
また、起業することにどんな魅力を感じているのだろうか。

Q1ーQ6
〈avanti 働く女性研究所調べ〉調査期間:2014年8月7日~27日
◎未婚/N=64※経験あり未婚を含む/年齢:25歳~29歳9.4%、30歳~34歳21.9%、35歳~39歳37.5%、40歳~44歳15.6%、45歳~49歳9.4%、50歳以上6.3%/雇用形態:正社員68.8%、契約社員15.6%、派遣社員9.4%、パート・アルバイト0.0%、経営者・フリーランス・休職中0.0%、その他6.3%
◎既婚/N=56/年齢:25歳~29歳10.7%、30歳~34歳39.3%、35歳~39歳10.7%、40歳~44歳14.3%、45歳~49歳3.6%、50歳以上21.4%/雇用形態:正社員57.1%、契約社員7.1%、派遣社員7.1%、パート・アルバイト7.1%、経営者7.1%、フリーランス7.1%、休職中0.0%、その他7.1%

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written by エツコ