大賀 祐子さん/伝統工芸に携わるお仕事のやりがい、面白さを伺いました。

img1611_leader01

Q1.入社のきっかけと今のお仕事を教えてください。

行政の嘱託職員として長く勤めていましたが、博多織専門学校の卒業制作展を見て、「形が残る仕事っていいな」と思い、入学を決めました。学校で博多織の技術を2年間学び、今の会社に入社。帯の柄をデータに起こす意匠を1年半勤め、今は手織りで帯を作る製織をしています。

Q2.今の仕事のやりがいはなんでしょう。

手織りの仕事についてまだ日が浅いので、今はとにかく均等に力を込めることに集中して織っています。湿度で糸の調子も違うので難しいですが、着るものを自分の手で織る、という行為はどこか不思議で、新鮮に感じています。自分で柄を作り上げられることはとても魅力的です。

Q3.お休みの日は何をしていますか?

歴史や文化が好きなので、映画祭のボランティアに参加したり、博物館や美術館を巡ったりしています。最近は着物を着てまちに出るイベントにもよく参加します。もちろん博多織で! 洋服の時も博多織の帯をブローチにして身につけたりして、話題のきっかけにしています。

Q4.これからの目標を教えてください。

織物は意匠一筋、手織り一筋云十年が当たり前という分業の世界です。私はその中でありがたくも、意匠も手織りも両方経験させてもらっています。いつか自分で柄を考え、自分の手で織ることが夢です。博多織のことももっといろんな人に知ってもらいたいと思っています。

大賀さんのお仕事アイテム…糸切りバサミとルーペ

img1611_leader02

博多織の学校時代から使っている自前のハサミ。ルーペは仕上がりを確認するときなどに使う

 

 

labo_logo

株式会社 はかた匠工芸 製造部
大賀 祐子さん

一念発起して入学した博多織デベロップメントカレッジを卒業後、博多帯の製造・販売を行う今の会社に入社。最近自前の機織り機を購入したそう。

 

 

written by 編集部