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個性が光る企画展示が人気の長崎県美術館。12/23~、「デンマーク・デザイン」展開催!

この冬行きたい『長崎県美術館』。

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長崎水辺の森公園の一角にある「長崎県美術館」。
風や光、緑を取り入れて設計されたとあって、とにかく開放的で心地よい雰囲気です。
隈研吾氏のデザインでどこをとっても洗練された空間なのですが、企画展や有料展覧会、カフェの利用以外は入館が無料ということもあり、地元の人や、街歩きの途中で立ち寄ってひと休みする観光客もいてさながら“憩いの場所”といった感じ。

長崎県美術館の屋上庭園

さらに、屋上庭園からは長崎の街並みが一望できます。
海が近いせいか、昼間は爽快で気持ちよい眺めですが、日暮れが早くなる冬の時期は、華やかな長崎の夜景も堪能できるんですよ。
ここで12月23日から始まるのが、「デンマーク・デザイン」に特化した日本初の本格的な企画展。

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フィン・ユール《チーフテンチェア/エジプシャンチェア》1949年 デンマーク・デザイン博物館
photo : Designmuseum Danmark / Pernille Klemp

北欧デザインはみなさんの知るところですが、そのなかでもデンマークは、名だたるデザイナーを数多く生み出してきたデザイン大国なんです。知っていました?
デンマークには、家族や大事な人と心地よく快適に過ごすことを大切にする“hygge(ヒュゲ)”という独特の考え方があり、実際、国民幸福度が世界一(※)の国としても知られています。
※国連「2016 World Happiness Report」より

今回は、デンマーク・デザイン博物館の学術協力のもと、家具、食器、日用品、ポスターなどの作品が一堂に展示されます。

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左から、カーアン・ケルゴー=ラースン《皿「ブルーフルーテッド メガ」》(ロイヤル コペンハーゲン)2000年
デンマーク・デザイン博物館 photo : Royal Copenhagen
ポウル・ヘニングスン《ペンダントランプ「PHアーティチョーク」》1957年 個人蔵 photo : Michael Whiteway
ヘニング・コベル《ピッチャー no.992 》1952年 ジョージ ジェンセン A/S

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左から、ディサインボーレーエズ《ポスター「ラーニング・フロム・ジャパン展」》2015年 デンマーク・デザイン博物館
イェンス・クヴィストゴー《両手鍋「コベンスタイル」》1954年 個人蔵 photo : Michael Whiteway
カイ・ボイイスン《玩具「サル」》1951年 個人蔵 photo : Michael Whiteway

こんなボリュームはなかなか観られないので、インテリアやデザインに興味がある人にもぜひ足を運んでもらいたいところ。やわらかで温かみのあるデザインや、人の体の形や動きに沿った機能性、職人技が光る展示品の数々から、きっと“快適に心地よく暮らしたい”というデンマークの人の想いが伝わってきますよ。

さらに、デンマークのクリスマスオーナメント作りのワークショップや、デンマークのライフスタイルに触れながらティータイムを楽しめる講演会などイベントも盛りだくさん。女子旅、デート、家族旅行でも楽しめます。
ここでしか観られない珍しい企画展で刺激を受け、ここならではの雰囲気や景色に癒される、一度で二度美味しい長崎県美術館。この冬、ぜひ訪れてみてください!

企画展「デンマーク・デザイン」

会期

2016年12月23日(金・祝)~2017年2月12日(日)10:00~20:00(最終入場は19:30)
※2017年1月2日(月)・3日(火)は18:00まで(最終入場17:30)
※休館日はHPをチェック

場所

長崎県美術館 企画展示室(長崎市出島町2-1)
※路面電車「出島」電停より徒歩3分、または「長崎新地ターミナル」バス停から徒歩5分

料金

一般1,200円、大学生・70歳以上900円、高校生700円、中学生以下無料

「デンマーク・デザイン」イベント一覧

2016年12月23日(金・祝)14:00~15:30
講演会「デンマーク・家具デザイナーの系譜」

2016年12月24日(土)・25日(日)10:30~16:00 ※当日随時受付
ワークショップ「デンマークのクリスマス飾りを作ろう」

2017年1月3日(火)14:00~15:40
上映会「ノーマ、世界を変える料理」

2017年1月8日(日)、2017年2月5日(日)14:00~
学芸員によるギャラリートーク

2017年1月22日(日)14:00~15:30
講演会「デンマークのhyggeなライフスタイルとデザイン」
※1ドリンク+お菓子付、定員50名(事前申込み制)

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1月22日の講演会では、講師コーディネートによるティータイムをこのアトリエで開催。
hyggeを体感しよう。

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アルネ・ヤコブセン《エッグチェア》1958年
個人蔵 photo : Michael Whiteway

企画展は黄金期であるミッドセンチュリー(20世紀半ば)を中心に、近現代のデンマーク・デザインを時代順にふり返るなど、見せ方にも工夫がされている。

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ワークショップでは、デンマークでよく用いられるハート型の「ユーレヤーター」や、「ニッセ」と呼ばれる小さな妖精などを作る予定。

お問合せ

長崎県美術館
TEL/095-833-2110
http://www.nagasaki-museum.jp

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