安心・安全な食材を選びたい 安心安全タイプ
私たちの身体は日々口にするものでできている。そう考えると、食べるものの安全性は気になるところ。日々購入する食べ物がどこで作られていて、どんな材料でできているのか、まずは確かめるところから始めてみては。
食品表示を知る
食品表示は、生鮮食品か加工食品かで表示方法がちがう。生鮮食品は、手間を加えて「加工食品」になると産地表示の義務がなくなっていたが、国内で製造される全ての加工食品について原料原産地表示を義務付けるよう食品表示基準が改正され、今年の9月1日から新制度がスタート。猶予期間を経て2022年に完全施行の見通しだ。
食品選びで気にしておくとよいこと
◎野菜・肉・魚ともに産地や生産者が明確なものを選ぶ
◎地産地消、旬の物を選ぶことをこころがける
◎加工食品は表示を見て、原材料が少ないものを選ぶ。(添加物が少ない)
◎食品を買う店の、食品の選定基準を確認して選ぶ
生鮮食品
■農産物
ここに注意
単品の野菜を単に切断したものは生鮮食品だが、カット野菜ミックスやカットフルーツミックスなど複数の種類を詰め合わせたものは加工食品となる。
■畜産物
ここに注意
タレ付き肉は食品表示基準上「加工食品」として扱われる。
一番長い期間飼育されていた場所が「原産地」になる。
■水産物
ここに注意
「加熱処理」や「塩蔵等」を行った場合は、加工食品となる。
加工食品
■原材料名
見るポイントはココ
使用した原材料を重量割合の多い順、添加物も原材料の後に重量割合の多い順に記載。遺伝子組換え食品、アレルギー物質も記載されている。
■栄養成分表示
100g、100ml、1食分、1包装等の1食品単位当たりの栄養成分。(平成27年4月から表示が義務化)