ワークライフが取れている人は約半数~フクオカ働く女性白書 Vol.4「働き方改革」④

アヴァンティ働く女性研究所では、在宅勤務についてと同時に、ワーク・ライフ・バランス(WLB)についても聞きました。「あなたは自分はWLBが取れていると思いますか」の設問には、なんと、ちょうど半分ずつが、「思う」「思わない」に分かれました。

キャプチャ

WLBの全体平均値は、10点満点で、ワーク6.05点:ライフ3.95点でしたから、意外とライフが多いなあ、というのが筆者の感想です。ワークの最高値は、予想通り10点。つまりワーク10:ライフ0ということです。一方、ライフの最高値は意外にも9点、つまりワーク1:ライフ9という人です。人生の軸足をどこに置くか、ということですが、働く女性も、仕事に大きく重心を置く人から、生活の方に中心を持っている人まで、グラデーションは人それぞれということが分かります。

「理想的なWLBのために、もし給料が減るとしたらどう思うか」との設問は、あえて、「WLBか給料か、どちらを選ぶか」という究極の二択を尋ねたものです。選択肢は五つ。「給料が大幅に減ってもいいから、理想的なWLBを取りたい」、「給料が少し減るくらいで済むなら、理想的なWLBを取りたい」、「給料が減ってもいいから、理想的でなくても、もう少しWLBを改善したい」、「給料は減らしたくないので、減るぐらいならWLBは改善できなくてもいい」、「給料が増えるなら、WLBは悪化してもいい」。

1キャプチャ結果は、WLB派が6割、給料派が4割。いかがでしょう。意外に給料重視派が多いと感じますか?

もちろん、本人がどれくらいを理想的なWLBと考えるかにもよりますし、給与水準にも関係してきます。世代や年代によっても変わるでしょうし、本人の労働意欲や会社・仕事への忠誠心、体力、家族の事情など家庭環境にもよってくるでしょう。ただ、労働者側がどうとらえるかとは別に、企業側には、たくさんの選択肢を用意してほしいものです。

自由回答の中に、こんな意見が書かれていました。

「在宅勤務を認められたことで、大好きな仕事を辞めずに済んだ。子供がいても、転勤族の妻でも、働きたいという女性は多いと思う。時代に合わせて柔軟に制度を見直してくれる会社こそ、伸びていく会社だと思う」

 労働力不足が叫ばれ、有効求人倍率がバブル期以来という高値にある現在こそ、企業にはいい人材を確保するためにも、「働きやすい会社」へと変わってほしいものです。

 今回も、ご回答くださった皆さまのおかげで、働く女性研究所リポートができました。ご協力に感謝します。ありがとうございました。また次回のアンケートもどうぞよろしくお願いします。

アヴァンティ働く女性研究所の登録者約2000人にSNS等で呼びかけ、回答を得た。回答期間は8月21日~31日。有効回答数88。回答者は「20〜24歳」から「65〜69歳」までで、最多は「35〜39歳」。


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