File #07 常に明確な目標を立て、達成する

Minhua Ding(ミンファ ディン)

Min・バイイングオフィス経営
・不動産仲介業
・ネクタイストア・バイイングオフィスのゼネラルマネジャー
の3つの仕事をこなす、上海出身(46歳)
中国語(母国語)・日本語(第一外国語)・英語(第二外国語)の3ヶ国語が堪能。
日本の大学を卒業後、日本に学生時代も含め8年間住んだ後、渡米。 第一外国語は日本語だが、現在は、英語の方が圧倒的に使う頻度は多い。

 

–なぜ、ファッションと不動産業と違う分野を同時にしようと思ったの?




元々ファッションは好きで、ニューヨークに来てからは、その分野でキャリアを積んできたの。でも、クライアントは日本だけだから、バイイングオフィスの景気が先行き不安になって、不動産業を勉強し始めたの。
5年ほど前からずっと、友人に勧められていたんだけど、最初は興味がなく断ってて、日本のファッション業界の景気が悪くなってきたから、資格を取って昨年からスタートのよ。
元々、建築のバックグラウンドはあるので、個人でリノベーションして転売の経験もあるのよ!
いずれも自営業だから、スケジュールを自分でしっかり管理していれば、ネクタイストアのゼネラルマネジャーの仕事と3つをかけ持つのは、問題ないわ。

 

–今までに、どんなお仕事をしてきたか教えてくれる?

ーーー日本ーーー
*親戚が東京に住んでおり、その親戚の勧めで、日本の大学に入学 。

○喫茶店(学生時代のバイト)➖知人の紹介
接客業は、中国でもした事がなかったので、とても恥ずかしく、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」が言えなかった。

○建築事務所➖知人の紹介
高校の専攻が建築だったこともある。

ーーーニューヨークーーー
*幼い頃から、ニューヨークに住んでみたいと思っていて、 ちょうど、いとこが住んでいたので、日本の仕事がひと段落した頃引っ越したの。

○中国系の貿易会社➖知人の紹介

○アメリカ法人・日本人経営のネクタイストア・バイイングオフィス➖ 求人を見て
社内は、日本語、ネクタイストアのお客様は99%英語、バイイングオフィスのクライアントは日本語 。

○バイイングオフィス経営➖自営業 
これまでの経験を活かし、クライアントは主に日本の企業 。

○不動産仲介業➖自営業
資格を昨年取得し、語学力を活かし、お客様は、中国と日本からでニューヨークの不動産を探している方。主に投資目的。

 

–今、この仕事をしていてよかった!と思える瞬間は?

Min

 


○これだ!と思えるデザイナーやデザインに出会った時 

○当たり前だけど、クライアントにとても喜んでもらえた時

 

 

 

 

 

 

–モチベーションを上げるためにしていることを教えて

常に、ゴールに向かっている。 なりたい自分や、こんな生活をしたい、などの目標は明確に設定しているので、それを達成しようと思ったら、いつもやる気が出てくる。

 

幸恵の取材後記

中国の場合、高校から専門分野を勉強する環境もあり、割と早い段階でなりたい職業(分野)を選ぶ環境にある人もいる様子(普通科と言う学校もあるそう)。
ミンさんは、とても芯の強い方なので、常になりたい自分に向かって進んで、必ず手に入れている。というのがいつも感心させられる。

また、育った環境も大きく影響していると思います。 13歳離れたお兄さんは、ミンさんが小学生の頃、香港やアメリカに出張に行っていたので、当時、中国では珍しい色や柄の洋服をよく買ってきてくれて、それを着るのがとても楽しく、学校でも有名人だったそう。
それで、ファッションやアートに、幼い頃からとても興味が出てきたそうです。

→ライタープロフィール

 

全7回にわたり、NYで働く人々を取材してきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回をもちまして、連載を終了いたします。

7名を取材させていただき、転職にあたっては、人脈がいかに大事かは、よく分かりましたね。また、幼い頃からの環境で、興味を持つもの、また馴染みがあるものが人それぞれあり、職を選ぶにあたっても、影響していました。

こうやって、NYで活躍する、知人を取材させていただき、新たな一面を知ったり、自分自身もとても勉強になりました。

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

written by 丸本幸恵