<手術当日>

お薬のせいなのか ・・・ 以外によく眠れた感じがした 手術当日 なんだか朝からとても慌ただしい お腹の中を空っぽにするために 昨日飲まされた下剤、そして朝の浣腸 しかし「全部でました~」って自己申告だけではOKはもらえず 看護師さんに「出たら流さずに見せて下さい」と言われ えぇ==(大の大人が、出したものを見せるなんて・・・恥ずかし過ぎる) ・・・ こんなことは序の口なのかもしれない ・・・ きっとこれから色んな非日常が起こるんだろうな・・・って いちいちびっくりしてられないと思い 病人に徹することに決めた そんな小さな事で心がうろうろしている中 まわりは手術に向かって淡々と物事がすすめられていく 手術中エコノミークラス症候群にならないようにと ビシッと締め付けるハイソックスを履き 検査着みたいな手術用のものを前後ろに着て その姿を鏡で見ながら 「このまま逃げだそうかなぁ・・・」なんて ボソッ と言ったら 兄貴が笑いながら「何ば言いいようとや!」って 内心ダメ元で口にしてみた私 ・・・ 往生際が悪すぎる それから点滴を打って・・・ 手術開始予定が午後1時だった私はその恰好で時間待ち 待っているとき、本当にしょうもない事を考えていた 麻酔中は夢を見るんだろうか? 手術中足がピクっとなったりしたら恥ずかしいな なんて ――― 看護師さんが呼びに来られた ついに来た 手術の順番 テレビみたいにストレッチャーに乗っていくのかなぁ~と 思っていたけど、車いすに乗って手術室まで 車いすに座っていたせいか 手術室のドアが何だか大きく見えた ――― 抑えていた恐怖心が少しぶり返してきた 入り口で家族に「じゃ行ってくるね!」みたいなこと言ったかな? みんなが見守ってくれているって本当に心強い!! 手術室に入り、思ったより幅が狭い手術台に上がり まず背中に細長い管を入れた 術後切ったお腹が痛くないように 何日か麻酔の管を入れているとの説明だった 「痛くない?」の問いかけに「全然痛くありません」と答えたら 「私は上手なのよ」って頼もしい麻酔の先生の声がして 妙に安心感があった それから先はあまり細かく覚えていないけど 「お薬入りますね~」の声が聞こえた途端 突然 すべて「無」の世界に落ちた   何も考える暇もなく “あっ!” と感じる間もなく瞬間的に じわじわ~っとフェイドアウトするのかなぁ と思っていた私は 今でもその時の事を思い出すと ――― なんだか変な感じがする 死ぬってこんなことなのかな~なんて思ったりも・・・ あっという間に意識が無くなってしまい ――― 夢なんて見るわけがなかった ☆いっこ☆
written by 編集部