“唯一無二”がざくざく。熊本県天草の旅~Vol.2~

純粋な源泉がこんこんと沸く「天草下田温泉」

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温泉は好きだけれど、すぐにのぼせるから長湯はしないほうだったのですが、この温泉はお湯がやわらかくて温度もちょうどいい。気持ちよさに出がたくなって、珍しく長く浸かってしまいました。温泉は通常、火山性・非火山性どちらかに分類されますが、下田温泉はそのどちらでもなく「なぜここに温泉が沸くのか分からない」という、科学的にもいまだに謎の多い温泉です。しかも、広い天草市の中でも下田温泉街のエリアのみに湧くというから、ますます不思議。下田温泉の源泉は51度で、浴場まで運ばれてきたときにちょうど40~42度といい塩梅になる温度。「沸かさず・薄めず・循環せず」のまさに純粋な天然温泉です。

湯上り後の肌は、しっとりというよりふっくらという感覚。「また浸かりに来たい」と思う、久々にいいお湯でした。

絶景と美食の宿「望洋閣」

客室01

大浴場1宿泊したのは、お部屋から海を一望できる『望洋閣』。広々として清潔感のあるお部屋には、温泉にそのまま持っていけるよう工夫されたアメニティや足袋なども準備されていて、心遣いが行き届いているのもうれしいです。大浴場は広々!露天風呂はもちろん、打たせ湯やサウナもあり、下田温泉自慢の湯をゆっくり堪能できますよ。

 

夕食は、天草近海の海の幸をふんだんに使ったお料理が並びます。セイロの蓋を開けてみると、厚みのある黒アワビが動いてる!まさに活きた素材。ぷりぷりのお刺身や前菜をいただいている間に蒸しあがり、仲居さんが食べやすいように切ってくれます。ほどよい弾力で旨みが口の中に広がり、「贅沢だな~」と感じました。

寒ブリみぞれ鍋

この1月から3月10日まで、天草内ではコラーゲンたっぷりの天草大王や伊勢えび・車海老・うになど、新鮮な海の幸や旬の野菜を鍋でいただく「天草冬の夜美鍋キャンペーン」を開催中!望洋閣では寒ブリみぞれ鍋御膳で楽しめますよ。

 

夕暮れ時には、日本夕陽百選に選ばれた美しい夕陽が観賞できます

夕暮れ時には、日本夕陽百選に選ばれた美しい夕陽が観賞できます

天草下田温泉 望洋閣
TEL/0969-42-3111
住/熊本県天草市天草町下田北1201

 

 

 

 

 

他宗教と共存し、信仰を守った「﨑津集落」

撮影/下村優貴氏

撮影/下村優貴氏

ここもキリシタン信仰が残る場所。禁教令がとかれるまでの250年以上もの間、他の宗教と共存しながら信仰を守り続けてきました。仏教や神道へ転宗しながらも、神社に参詣するときは「あんめんりゆす=アーメンデウス」と唱えたり、仏教儀礼や年中行事にキリシタン信仰を反映しながら信仰を守り続けてきたのです。今は海側にある﨑津教会ですが、禁教令が解かれた後、最初にできた旧﨑津教会は﨑津諏訪神社の横にあったというから、共存してきたからこその光景だったのかもしれません。IMG_0269

また、漁で生きる人たちらしく、信心具の中にはロザリオなどのほかに、アワビやたいらぎ貝など海産物も。これは、教会近くにある資料館「みなと屋」で実際に見ることができますよ。オープンしたばかりの﨑津集落ガイダンスセンターを拠点に、ぜひ散策してみてください。コンパクトな集落なので、お子さんでも歩ける距離だと思います。ところどころで売られている、素朴な甘みが美味しい郷土菓子の杉ようかんもおすすめです。

﨑津集落ガイダンスセンター
住/天草市河浦町﨑津1117-10
営/9:00~17:30
休/12月30日~1月1日
入館無料

刺身で食べても美味い!くまもと地鶏 天草大王

鳥蔵01しっかりとした歯ごたえと旨みでその名を知られる「天草大王」。ここにきたら食べなきゃでしょう。天草市内では、たたき、唐揚げ、ステーキ、刺身といろんな味わい方で堪能できます。食べたいものを探してGo! 

お店検索はココから

 

次は天草の牛深港から鹿児島県の長島に渡り、ツルが渡来する出水市へ!

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