株式会社 タムタムデザイン 代表取締役 田村 晟一朗さん// 建築デザイン+αの企画力で 街に無限のストーリーを。

建築デザイン+αの企画力で街に無限のストーリーを。

42_01『タムタムデザイン』代表の田村さんは高校卒業後、自分がまだ知らない場所を求めダーツを投げるような気持ちで田舎過ぎず都会過ぎないこの北九州を拠点に選ぶ。2012年に創業し、今では北九州のリノベーション界を牽引する存在だ。昨年はグッドデザイン賞受賞や「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」で、3年連続受賞という快挙を成し遂げた。建物のデザイン性だけに留まらず、時代背景や流通に到るリノベーションの視点が高い評価を得た。注目すべきは、彼の企画力だ。


株式会社 タムタムデザイン
代表取締役 田村 晟一朗さん
1978年、高知県生まれ。読売九州理工専門学校建築学科卒業。建築事務所、インテリアデザイン事務所を経て『タムタムデザイン一級建築士事務所』を創業。新築・リノベーション・空間デザインをプロデュース。リノベ長屋「トルテチスタ」、空きビル再生「室町シュトラッセ」など数々の物件を設計。


「成長する建築・空間」建築の力〟を信じて。

病院や介護施設、マンション等の新築設計から古いものを活かしながら用途変更するリノベーションなど田村さんの仕事は多岐に渡る。建築を幹に生まれるストーリーを大切にしている。例えば、ビルをリノベーションするだけでなく、テナントは?そこにはどんな人が集うか?描いたストーリーを完成させるためにリーシングや管理などの転貸事業も行う。「建築家ってハードを作るイメージがあるかもしれませんが、僕の仕事はその建物からどんなストーリーを描くかを考えることです。でも自分が描いたストーリーをはるかに越えて、その場所・空間に集う人たちが生み出した新しい物語が動き出した瞬間を垣間見ると本当にうれしくなります。建築によって物語の入口を見せることができれば、可能性は無限に広がる」。創造するのは目に見えるものだけではない。〝成長する建築・空間〟の概念はここにある。

継続してこそ、社会的意義がある

「日本人はお金の話をあまり口にしたがらないけど、事業を継続していくためには、利益を出すことはとても大切なこと。そして何よりも大切にしているのは、社会的意義が高いこと」。クライアントの商売を繁栄させることは街の元気につながる。そのノウハウを同業者や後進に伝えるために講師としても飛びまわる。「喜びの向こう側に必ず社会がある」と話す彼は、今日もデザインで建物に息を吹き込み、新たな可能性を見出している。

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1)リノベーション・オブ・ザ・イヤー2017でベストデザイン賞を受賞した「100+∞」。
2)長屋再生プロジェクト「トルテチスタ」の『GOOM ROOM』。
3)空きビル再生プロジェクト「室町シュトラッセ」。
4)オリエンタルな雰囲気が漂う『UBUD coffee studio』
5)クリエーターがリンクし合うシェアオフィス「LINKED OFFICE”LIO”」

42_07 株式会社 タムタムデザイン
●住所/ 北九州市小倉北区京町1-4-11-3F
●TEL/ 093-967-3115
●URL/ http://www.tamtamdesign.net/
●MAIL/ tam@tamtamdesign.net
●事業内容/ 一般住宅、商業ビル、マンション、医療施設等の新築・リノベーション・改修における企画・設計・監理業務、転貸事業の運営・管理など

written by 編集部