<抗がん剤シスプラチンの副作用③ 後半戦>

強烈な副作用がでる3日間
この3日間
頭も痛いし 熱っぽいし
とにかく 経験したことがないくらい 身体がだるい

四六時中むにゅむにゅと 胃の中が「吐き気信号」をだす
この吐き気信号 食べ物の匂いがしたら 突然 強烈になる
かろうじて 嘔吐までいかなくなったのは
吐き気止めの ナゼアとデカドロンのお陰かも・・・

自分ではどうしようもない とにかく寝れるときは寝て
ベッドの上でじーっとして テレビ見たり 外を眺めたりして 時を過ごした
この3日間 本当に 薬以外 ほとんど口にできていない
水分と栄養剤の点滴だけと言っていい・・・

口から食べられないんだから 点滴はありがたかったけど
朝と夕 各2~3時間かかるので
私の細い血管がすぐ悲鳴を上げて 新しい血管探すのが大変だった

この点滴の針は 医師にしか認められていないようで
私の主治医はすご腕で 一度も失敗がなく いつも一発で決まる すごい!!
針の刺し直しがないのが 精神的にとても楽だった

看護師さんが言った 「一番辛いのは3日間」 を信じて
様々な副作用に苦しめながらも 「3日・3日 とにかく3日の我慢」 と言い聞かせ
毎日 ただ24時間が早く進むことを願った

ただ、本当に3日経ったら楽になるのか とても信じ難かった

ようやく 3日経って
確かに少し昨日までとは 身体の感じ方が違ってきた
どう違うかって言うと 何となく折り返し点を回った感じ?
少し だるさが和らいだ

しかし相変わらず 食べられない
いくら点滴打ってても さすがに食欲が戻らない事に 医師が心配して
大動脈炎症候群という難病治療で飲んでるプレドニンという薬を
2倍の10mgにするこという事になった

数日前から プレドニンを増やそうという話はあったんだけど
私はこのプレドニン 増えると元気にはなるけど
以前 減らす時に身体にダメージがきて
その時のイメージが強くて  少し拒んでいた・・・
でも そんなこと言ってられない状況になって 主治医が決断
プレドニン増量になった

難病になった時 「プレドニンは魔法の薬」って誰かに言われ 未だに信じている
顔が丸くなったり お腹が太ったり ニキビができたり 免疫力が低下したりetc
沢山副作用があるけど
大動脈炎症候群で 血管の炎症のせいなのか
微熱やめまいに合わせて 毎日 腰や足の激痛に悩まされ 痛さで眠れない事もしばしば
でもこの薬で炎症も治まり 痛みもなくなり
40kgを切っていた体重は半年ぐらいで元に戻った

そんな経験があったので プレドニン増えたら元気になるかな~って期待もあった

ひどい副作用の峠を越えたら 今度は激しい下痢の応酬
ママは 「抗がん剤の悪いものはどんどん外に出した方がいい!」 って言うけど
確かにそうなんだけど 一日に3,4回も下痢で もうヘロヘロ
だけど ヘロヘロなんだけど だんだん身体は快方へ向かっているのが感じられた

ある意味「毒」は早く外へ出した方がいいみたい

少しずつ強い副作用から解放されつつあったけど
はじめてのこの経験は
必死で抗がん剤と闘った分
身体も 心も かなりダメージを受けていた
☆いっこ☆

written by 編集部