<負けずに生き抜く>

負けずに生き抜く!
2007年1月1日の日記には こう決意を綴っている
2006年後半を何とか乗り越え 穏やかなお正月を迎えた

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年末年始に福岡から兄貴も来てくれて
久々に母と兄貴と3人でのお正月は
特別ではないけど
ほっこりした温かい時間を過ごすことができた

しかし
スキルス胃がんと本格的な闘いの日々が始まるこの年
がんと抗がん剤と私の身体と心が ガチで勝負となる年だ

元旦の決意が力強い言葉になっているのは
自分自身のガードを固める思いの表れだろう

お正月3日からスタートする 抗がん剤治療2クール目
その前日 私は ずーと食べられなかった
豚骨ラーメンとカレーライスを食べた
少しずつだけど 格別に美味しかった

特にカレーは がん告知された当日
泣いているくせに 何だかお腹が空いて
先生に半べそかきながら 「カツカレーが食べたい・・・」 と言った時から
ずーと食べたかったものだから 思い入れも大きかった

豚骨ラーメンにカレーなんて
普通 胃がん患者が食べるもんじゃないと思うけど
抗がん剤が始まったら
どうせ何も食べられなくなるんだし
「食べたいもの何でも食べていいよ!」
といつも主治医に言われていたので
胃がもたれない程度に 多少気を使いながら でも楽しんで食べた

私の主治医はいつも
「何してもいい、何食べてもいいよ!」って言ってくれていた
まぁ 取りようによっちゃこの言葉
先がないから好きなことしていいよ・・・とも取れるけど

いつも笑顔を絶やさないで 頼りがいがある 主治医の言葉
主治医に絶大な信頼を寄せていた私は
その言葉を 深読みせず 素直にストレートに受取って
少量でも 好きなものを食べていた

治療中は食事が苦痛で仕方ないし
いつでも食べられるわけではない病状だったから
食べられる時は 好きなものを楽しむようにしようと思っていた
だから食べる事に対して ストレスを生む事はなかった

これ食べていいのかなぁ~?とか
身体に悪そうだなぁ~?とか 心配したり気になったりした時は
食べなかった

何においても
自分の心を押さえつける事を しないようにしていた
ただでさえ 抗がん剤治療が大きなストレスだから
それ以外にストレスを感じないようにしていたのだ

とりあえず
元旦の決意と
美味しいラーメンとカレーを食べて
心と身体 ――― 意気込み的には
抗がん剤2クール目を迎い入れる準備は整った
って感じだった。
☆いっこ☆

written by 編集部