<4度目の抗がん剤シスプラチン>

4度目の入院の頃には 私の考え方も少し変わってきていた
抗がん剤治療は 慣れたからと言って 絶対、楽にはならない
それどころか 前回までの薬が体に残っているのか?
回を重ねるたびに 服作用がひどくなるようだ

当初抱いていた「そのうち慣れるだろう・・・」
という甘い考えは 改めなければならなかった
とにかく 6クール 耐え抜くしかない

安易な予測は ショックを大きくしただけだったのか・・・
いや これも学習したということだ

ただ かなりくやしかった
がんを抱えて苦しみ それを治療する抗がん剤で苦しみ
かたちを様々かえて襲いかかる 副作用に振り回され
四六時中 がんに やられっぱなしだ
本当にくやしい

それでも持ち得る最大限の体と心の力で 抵抗するしかない状況

がん治療は 身体も心も弱めてしまう
希望や期待を持てる対応法はないものなのか・・・
良くなりたい!
あの頃は辛かった・・・と過去の事にしたい!

病気との勝負に かなり分の悪い状態が
本当にくやしかった 絶対負けたくなかった

3クールまで浮き沈みしていた心が
底をついたのか
何としてもこの勝負 負けられない 勝ってみせる! と
心の中に 困難に立ち向かおうとする確かな力が湧いてきた

もう 一歩も引かない!

自分に負けるな!甘えるな!
そんな時間はないよ!!!
☆いっこ☆

written by 編集部