<6度目の抗がん剤シスプラチン>

検査結果も良く ミラクルとまでは言わないけど・・・と
言われて気分も上々のはず
その上 これが最後のシスプラチン
これが終われば あの副作用の苦しみから逃れられる
と思えば 力も入り 最後だから頑張るぞー!って
思えそうなものなのに・・・

私の心は 最高にブルーだった

これが最後 これが最後 と必死に自分に言い聞かせていた
それほど 今までの副作用に苦しめられたことが
トラウマ になっていたのだ
珍しく 入院直前まで 「嫌だ嫌だ」とぐずっていたし

はっきり言って 本当にもう嫌だった
出来る事なら  最後のシスプラチンは受けたくなかった

今までの抗がん剤の蓄積からか
抜け毛もすごくて 禿げるまではいかなかったけど・・・
入院した当日 病室のシャワーを浴びたら
一回で浴槽が髪の毛で詰まって お湯が流れなくなってしまい
びっくりした

おまけに シスプラチン前の1週間のTS-1の副作用も辛かった
とにかく 嫌で 嫌で 嫌で たまらなかった

抗がん剤で叩きのめされた身体の信号が
心に入って 拒絶しているようだ

そんな弱気な精神状態で臨んだ最後のシスプラチン
案の定 言葉もでない・・・
その頃の日記

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空白の5日間

5日目に書いていた言葉 『最高につらい・・・』

心がかなり追いつめられていたようで
がん治療に強く立ち向かう事が できなかった

体力だけでなく
「心の力」 が本当に治療には影響する

何事も
逃げれば苦痛が追いかけてくる
でも いざ心が立ち向かえば
それが乗り越える目標となり 力にもなる

今回の辛さ 逃げ腰だった結果なのか・・・?

いづれにしても
『二度とシスプラチンは受けたくない!!!!!』
と思った

私のがんを小さくしてくれた恩人なのに・・・
・・・ごめんなさい
☆いっこ☆

written by 編集部