<経尿道的尿管ステント留置術>

退院して1週間が経った
今回の入院が長くなった要因の一つがこれだ

7月15日 『経尿道的尿管ステント留置術』という手術を受けた
手術といってもお腹切ったりするわけでなく 尿道から通していく
私の腎臓は尿路悪性腫瘍のため おしっこが腎臓から膀胱までの通過障害をおこし
水腎症になってしまっていた

これから抗がん剤を続けるためにも
どうしてもこれをやっておかなければならなかったようで・・・

しかし 私の知識の中に これをすると3カ月に1回は
そのステントを交換しなければならなくて
できることなら・・・なんとか腎臓が持つのであれば
受けたくない手術だった

だから 外科の主治医の先生には 「できれば受けたくないんです」とぐずって・・・
でも、先生方は首を縦に振ってくれず
笑顔で肯定的な否定を・・・(この手法、私が仕事でクレーム受けた時の対応法と似ている?)

それでも何とか逃れたい私は 最後は泌尿器科の先生に頼んでみようと思った
結果は 拒否どころか 受けざるを得ない現状を見てあっさり納得してしまった
先日のCTの結果をゆっくり画像を見ながら説明を受けた

その写真を見るのは二度目だったが
こちらの心構えが全然違うので 相当凝視して医師の説明を聞いていると
お腹の中にある あまりにも大きな腫瘍や小さな腫瘍がたくさん目に入り
「・・・びっくり」・・・納得せざるを得なかったのが実情
現実はかなり厳しいと感じた

もし、そのステント留置ができなければ
背中から腎臓に直接管を入れるなどと言われ もっと痛い目に・・・
手術は1週間後に決まった

まず左に入れる予定
うまくいけば その手術は5分ほどで終了のはずだった
先生も「多分大丈夫だろう」と言っていたが・・・うまくいかず
結局右に 右も尿管が固くなっていたらしく
ぐいぐいっときた時は ズンとした鈍い痛みが・・・結構痛かった
トータルで約30分 我慢した

男性は麻酔をするらしいが 女性の場合は麻酔なしが一般的とのこと
我慢できないほどの痛みではなかったけど
途中 時計を見ると予定より随分時間がかかっていることがわかって
痛みが我慢の限界のように感じた時は 人差し指の爪を親指の腹にギューと立てて
痛みを散らす自助防御作戦
結果的に右に入ったのは良かったが かなり疲れた

それからが 日によって変わる痛みとの遭遇になった・・・
「い・い・痛~い」
術後はじめておしっこしたとき
「なんじゃこりゃ~!!!」って位 激痛がきて
全身に力を込め 両膝を両手全ての指でギューっと掴んで
自分で必死で制御しながら チョロチョロってだして
その後ティッシュでおしっこが出てくるところを しっかり押さえた
押さえることで 痛みが和らいだ

その間 まるで息を吸っていなかったように
終わったあと「・・・ッタァ~」みたいな声がでて息を吐いた
膀胱炎の100倍くらい痛い感じがした
もう二度とおしっこしたくないと思った
そんな大げさな とも思うが その時はそれぐらい痛かった

医師からは「沢山水分摂ってドンドン出してね、絶対我慢してはだめ」 といわれ
地獄だ~・・・あの痛みどんだけ続くのか・・・と不安になり
ネットで経験者のブログを検索したら その痛みは1日位で収まると書いてあったので
少しほっとした 1日の我慢だ

それまでは 鳥肌たてながらおしっこに挑んだ ハア~、、、
出さないかん しかし 痛くてたまらん・・・その都度トイレで「い・い・痛~い」
と小さく唸っていた

痛み止めをもらったが ロキソニンが合わない私は はじめ頂いた薬が効かず
以前飲んで痛みが和らいだ「ボルタレン」を出してもらった
少し和らいだ 痛みって一回痛みを取ってあげると案外その後楽になる
難病で四六時中痛みに悩まされた私は そんな経験がある

おしっこする時の痛みは 徐々に 激痛から解放され
本当に約1日で普通におしっこできるようになったが
血尿はまだ止まってなかった 沢山ではないけど少し心配になる

膀胱の違和感と血尿は続き その違和感はときどきズンと鈍い痛みを感じた
そしてすごい頻尿になった 一時間と持たない・・・それも説明書に書いてあった
血尿と頻尿と右わき腹下のズンとした痛み 嫌な感じ それと残尿感 約3日位続いた

それを越えると 残尿感以外は何も違和感なく
その残尿感も管が入っているので
おしっこをした後膀胱を刺激するからしかたないらしい
それもだんだんと気にならなくなった
手術日を入れて約4日で普通に戻った

5日目に泌尿器科で腎エコーを見てもらい
右の腎臓の腫れはかなりひいているとの事
「よかった。一安心」
それと次に入れ替えるときは 最初より随分楽であることを聞いてほっとするが
それもつかの間 必ず入れ替えができるとは限らないといわれる
「え~!!」

右は割と無理して入れているので もしかして 次入らない可能性もあると
その時は もう一度左を試して だめなら 背中から直接腎臓に管を通すとの事
がっくりきた。。。
次から次に色んな難題が襲ってくる・・・しかし仕方ない
どうなるかわからないことで悩み落ち込むことはやめよう
結果が出て考える。悩むのはそれからでいい。

そしてこの手術後 私は3年ぶりの「抗がん剤シスプラチン」を受けることになった
3年前にはなかったという 吐き気止めに期待して
お腹の中の奴らに宣戦布告
「今回も負けませんよ!」
☆いっこ☆

written by 編集部

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