<抗がん剤の副作用が、私に嘘をつかせる>

「生きる事を全うする!」と右手の拳を突き上げるような
強い決意をしておきながら
ドセタキセルとTS-1のダブルの副作用で
心が 前進ギアを拒否してる
坂道を下っている・・・ ブレーキもきかない

襲ってくる倦怠感は 私に寝る事を強要する
動けない 食欲もない
強烈な便秘そして下痢 吐き気 味覚異常 色んな匂いが私を苦しめる
勿論 それぞれの対処用薬は処方してもらっているが
何だか それも 嫌になってきた

毎度 副作用は私に優しくない事はわかっているけど

もう嫌だ 精神的にも肉体的にも 拒絶って感じ
副作用を我慢する事
終わりにしたい・・・本気でそう思ったような気がする
ここから飛び降りたい・・・なんて思いもよぎった
『もう・・・うんざり・・・』

やりきれない思いが私を包み込む
沈み込む 沈んでいく・・・

こんな副作用が 後どれくらい続くのか、、、
いっその事 「閉店」してくれ。。。などと

普段 思わないフレーズが飛び出す

まだまだ 終わりにする気なんか さらさらない!
ファイティングポーズだって奴に向けてる
閉店!? ありえない!

これが本心なのに

抗がん剤の副作用が 私に沢山の嘘をつかせる
今回は 少し悲鳴に近い

抗がん剤は 敵なのか?味方なのか?
・・・愚問
馬鹿な問いかけだ ―――

しかし こんな状況でも よく眠れる
それが救い
眠って 副作用の嵐が過ぎるのを待つしかないみたい・・・

嵐は必ず去っていく。 その事は知っているから。。。

☆いっこ☆

written by 編集部