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編集部― 西暦79年、イタリア南部にそびえるヴェスヴィオ山が大噴火し、一昼夜にして火山灰の下に埋没したポンペイの街、「ポンペイ」の悲劇と有名ですが…。 中山さん― 今回は悲劇の街としてではなく、約2000年も前(日本でいえば弥生時代のころ)のポンペイの街の高度な文明と芸術性、繁栄を極めた街の姿に注目してみてほしいですね。 編― その時代の暮らしぶりはどんなものだったのですか? |
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中山さん― 階級や貧富の差はありましたが、豊かな文明社会の中で暮らしていたことが分かります。総大理石の豪華な浴槽に、追い炊き機能つき給湯システムがあるくらいですから。また、ワインを温める器具や女性がつける豪華な装飾品も発掘されています。 右)《ボスコレアーレ、ピサネッラ荘の高温浴室(部分)》Caldarium dalla Villa della Pisanella di Boscoreale (C)NAKAMURA Yutaka |
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編― 首飾り・指輪・イヤリングも…現代のものとあまりかわっていませんね。
中山さん― 男性からの贈り物だったり、当時は社会で活躍する女性もいましたから自分で購入したりと今の女性と変わらないですね。ただ当時の女性たちは、強い男性(肉食系)に惹かれグラディエーター(剣闘士)への憧れが強かったようです。プレゼント用のフィギアもたくさん作られていました。
編―アイドル的存在ですね。ワインを温める器具もあったとおっしゃいましたが、食事も裕福だったのでしょうか? 中山さん― 肉・魚・デザート・お酒などなんでもあったようです。みんなベッドに横になって宴会していました。食べきれないのでわざわざ、口に手をつっこんで吐いてからまた食べていたようですよ。 |
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編― それは驚きです。贅沢な食事に、豪華な浴室、優雅ですね。ポンペイの人々が人生を最大限に楽しみながら暮らしていたことが分かります。芸術性の高いモザイク壁画や彫刻にも圧倒され、まるでタイムスリップした気持ちで観賞できますね。
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![]() 見終わって… ポンペイレッドと呼ばれる鮮やかな赤色に感動しました。展示品を見ていくうちに、これが本当に2000年前?と驚きの連続です。私がこの時代に生きていたら…なんて考えながら歩くのが楽しい! 天神から10分の身近な大旅行でした。 ![]() |
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