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さて、質問です。
□ 映画は観る方?
(a よく観る b あまり観ない)
□ あなたは洋画派? 邦画派?
(a 洋画派 b 邦画派)
□ 映画やドラマを見るとき、あなたは?
(a 感情移入して観る b 割と客観的に観る)
□ 好きでよく観るのはどっち?
(a ハリウッド映画 b アジア映画)
さあ、質問に答え終わったら、以下の本文へどうぞ。 |
日本人ではない、日本人。
洋画を見ていると時々“変な日本人”が登場する。ちゃぶ台を囲んで畳に座っているけれど、何故か全員チャイナ服だったりして。「違う違う、わかってないなー」なんて笑い飛ばしていた人も多いかも。
「ショーン・コネリーの映画『ライジング・サン』には日本の商社マンが登場します。かなりデフォルメされた“悪知恵の働く日本人”としてね」。上海と言いながら香港の夜景が映ったり、『アルマゲドン』に出てくる“日本人”は広東語を話していたり、アジア系民族はもう大混乱だ。でも、それって…?
「そう。その程度なんです。彼らにとって私たち日本人、アジア民族の認識とは」。
主人公になりきる日本人。
上の質問でaが多かったあなた。海外に長期滞在、もしくは仕事で成功しようと思ったら気を引き締めて。映画の主人公が白人の場合と東洋系の場合、日本人は白人の方により共感する傾向があるそうだ。ハリウッドを始め、洋画を見慣れた日本人は白人の視点で“日本人”を見てしまう。だから滑稽で勘違いな日本人像にも、他人事のように笑っていられるのだ。「アメリカでは自分も白人のように活躍できると信じて疑わない人は多い。でもそれは勘違いなのです」。外国でマイノリティ(少数派)に対する階級意識はいまだ根強く、ちなみにアメリカでランク付けるならば、日本人は最下位
に近いという。人種や自国の意識を持てとたからかに謳うのではないが、映画の“日本人”を見て笑っている自分は、“寛容”なのではなく、“鈍感”かも? と、私たちはそろそろ気づいた方がいいかもしれない。
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九州大学「映画」講師
前田 秀一郎先生
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| 福岡の自主映画上映グループ、オフィスヌーヴェルヴァーグ主宰。オフィスは福岡アジア映画祭の実行委員会事務所でもある。新聞や雑誌の『キネマ旬報』などで映画コラムやエッセイを執筆する傍ら、九州大学や久留米大学の「映画」講師も勤める。「映画は社会や文化、思想を知るには本当に面
白い材料」と今月のゼミでは実際に映画も使いながら、日本と世界各国の関係、映画事情等を語ってくれる。
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第87回アヴァンティゼミ
2001年3月15日(木)
講師
九州大学「映画」講師
前田 秀一郎 先生
テーマ
映画に見る日本と外国
参加費
2,000円
(クラブ会員1,500円)
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