
ウェブサイト「ムギ畑」主宰
かつま かずよ / 慶応義塾大学商学部在学中に会計士補の資格を取得するとともに、長女を出産。監査法人、外資系銀行など数社を経て現在は証券アナリストとして活躍。97年からワーキングマザーとその予備軍のための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」を主宰。自身も、高1、中1、小2の3女の母として奮闘中。米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルが世界中から選ぶ「2005年の注目すべき女性50人」日本人3人のうちの1人。
「ムギ畑」 http://www.mugi.com
①年収600万円以上を稼げる女であること②自慢できる夫または恋人がいること③年をとるほど、いい女になっていくこと。これっていったい、何の条件だと思う? 実はこれはムギさんが定義した「インディ」という女性の条件。精神的にも、経済的にも、周りに依存せず、楽しくしなやかに生きていける女性のことだ。この「インディ」になるために具体的に何をしたらいいのかを書いた『インディでいこう!』は、多くのワーキングウーマンたちのバイブルとして注目を集めている。著者のムギさんは、一体どういう人なのだろうか?
環境を変えるのは、自分の想い
「『インディ』のコンセプトは、作家の倉田真由美さんにも意見をもらいつつ考えました。ミリオネーゼよりももっと手が届きやすくて、こういう生き方っていいな、と思えるようなスタイル。この本には、簡単だけど今まで誰も教えてくれなかったノウハウが詰まっています」とムギさん。現在は証券アナリストとして活躍し、さらにはワーキングマザー(WM)とその予備軍のための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」(なんと会員約4500人!)を主宰、アメリカ経済紙「ウォールストリートジャーナル」から「2005年にもっとも注目したい世界の女性50人」にも選ばれたバリバリのキャリアウーマンだ。
今までの経歴もちょっとすごい。まず、大学2年生で公認会計士の試験に合格、大学3年生で結婚、大学4年生で長女を出産。その後、4回の転職と2回の離婚を経て、現在は3人の子どもと暮らしているというWMでもある。
その一見波乱万丈に見える経歴を持ちながらも、ムギさん自身の生き方や物腰はとてもナチュラル。「学生結婚も、育児と仕事の両立も、迷いはありませんでした。なんとかなるだろう、と」。子どもがいることがキャリアに大きく影響し、人事評価がトップクラスだったにも関わらず昇進を見送られたこともある。しかし、その時々で目の前の仕事を一生懸命やっていると、自然と自分の行きたい方向に向けてのチャンスが生まれてきたのだ。大事なのは「自分がどうしたいかを、自分で考えること」だと言う。
「自分で考えないと後悔します。そして自分で決めたら、『こうしたい』って周りに言う。手帳に書くのでもいい。とにかく『やる』と宣言して、行動する。そうすれば、自然と周りの引き立てや見えない力が働いて、いい方向に行くことができます。あなたの想いが、環境を作るんですよ。」
チャンスには迷わずチャレンジ
ムギさんが主宰するウェブサイト「ムギ畑」では、「働くことの意味」といったような大きなものから「おむつの種類は何がいい?」などといったものまで、WMが出会うさまざまな悩みや課題について、意見・情報交換が行われている。多くの女性が仕事も子育ても諦めずに、自分の家庭を、人生をよりよくする方法を模索しているという。そんなWMを含むアヴァンティ読者へのアドバイスは、「とにかく、まずやってみること!どうせ失敗しますから(笑)。最初からうまく行くことなんてあるわけないじゃないですか。何度もやって、成功につなげればいい。成功って、“やったこと”の関数でしかない。“やらない”ことは、“できない”。これは当たり前のことですよね。失敗したらどうしよう、と迷っている間にチャンスは消えてしまいますよ」。
自由で、しなやかで、自然体。「インディ」を体現しているムギさんの言葉は、一つひとつが、胸にするっと入ってくる不思議な力を持っている。ムギさんをメインゲストに迎えて行われる10月のトークライブでは、そんなムギさんの言葉を直接聞くことができる。あなたの「明日」が、きっと変わるはずだ。


















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