青山 真治さん / これからも、より一層北九州という街を見ていきたい

200712.jpg青山 真治さん
映画監督
あおやま しんじ / 1964年生まれ。北九州市門司区出身。立教大学卒業後、助監督・批評家を経て、'96年に「Helpless」で劇場映画を初監督。'00年の「EUREKA ユリイカ」は第53回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞とエキュメニック賞をW受賞。最新作は「サッド ヴァケイション」。「第29回ぴあフィルムフェスティバルin北九州」では“青山真治セレクション”で鈴木則文監督と共に活劇についてトークショー&上映会を行った。

オール北九州ロケを敢行した「サッド ヴァケイション」を撮り終えて。

 「サッド ヴァケイション」の反響は、僕が忙しくて聞いている余裕がないっていう感じかもしれないですね。「Helpless」「EUREKA ユリイカ」「サッド ヴァケイション」で北九州を舞台に、3本映画ができて「いいんやな~い」っていう感じですかね(笑)。なんか他人事のように喜んでいる気がします。映画を撮っている時から「こんな北九州の映画があったらいいな」と思いながら作っていました。「そういう風になれ」と念じながら撮っていたというのがあって、僕は北九州の人間として「これ、おもしろい!」と思ったら、終わりみたいな感じですよ。今まで反響について考えたことがないかも知れません。何年も経った時に久しぶりに見てみようかなって思うことはあるんですけど。観客の人と一緒に見るっていうのは怖いですね。国際映画祭に持って行った時は、観客の人と見ることが義務づけられてて…針のむしろですよね(笑)。「Helpless」「EUREKA ユリイカ」「サッド ヴァケイション」は3部作って言い方にはなるんですけど、もうね、3部作って言えなくなっちゃってるんですね。次も、あるね(笑)。4部作というか、北九州シリーズのようなものになっていくんじゃないかな。いずれ続きを作るんじゃないか、と。

北九州に対する思い。北九州を見る目。

 北九州に期待しているのは文化事業。演劇は盛んですよね。ゲストを呼んで映画を上映したり、ぜひ、何かやって欲しい。そういうことができないかと思って「第29回ぴあフィルムフェスティバルin北九州」で“青山真治セレクション”をやってみたんです。12年前の「Helpless」と「サッド ヴァケイション」を撮った時では、僕の北九州に対する思い、見る目が違ってます。子どもの頃に知っていた北九州の「あれがなくなった、これがなくなった」っていう嫌悪感に近い気持ちや、ただ単に親と友達がいる場所が北九州っていうのが、もう全然なくなって。むしろ今の北九州の様変わりした姿を楽しんでいる感じ。より一層、好奇心を持って北九州という街を見ていきたいと思っています。

仕事人に問う!

Q1 座右の銘は?
「座右の銘」を持つこと自体が、僕にとって無駄なことなんです(笑)。自分が何か言葉に縛られて生きていくような感じがして。「座右の銘」はないですね。
Q2 尊敬する人を教えて!
いろんな方を尊敬していますよ。親であったり、妻であったり、スタッフ、キャスト、先輩の監督たち。出会った人は、必ずどこかに尊敬に値するところを持っていますから。最近、特にそう思いますね。
Q3 この仕事に向いてる人は?
言葉に縛られない、動体視力のいい人かな。言葉より先に目が動くような人が映画監督に向いていると思います。何事にもスッと反応できる、反射神経を持った人だといいですね。あとはなんであれ、常に好奇心を持つことが大事だと思います。

コメント

一言どうぞ
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私も昨日観てきました! ...
たかまる
(2009/01/07)
>sunmaさん かわいいとも...
はな
(2009/01/06)
mineさん>ぴったりとした...
はまじ
(2009/01/05)
明明さま 素敵な記事あり...
かんりにん
(2009/01/04)
>きみこさん あけまし...
いっこ
(2009/01/04)
Referer
3: Yahoo! [ 鈴木則文 青山真治 ]
2: Yahoo! [ 鈴木則文 青山真治 トーク%B ]
2: Yahoo! [ 水摩敦 ]
1: Google [ ユリイカ 青山真治 ]
1: Google [ 青山真治 北九州3部作 ]
1: Google [ 青山真治 ]
1:search.live.com /images/results.aspx
1: Yahoo! [ ユリイカ ロケ地 ]
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