
杉野 博貴 先生
九州国際大学経済学部 教授
すぎの・ひろき
大牟田市出身。福岡大学大学院商学研究科博士課程修了。商学博士。福岡女子短期大学専任講師を経て、現在の大学へ。著書は「自己資本構造論」、スポーツが大好きで、今でも休日は2時間ほどジョギングして汗を流しているとか。
「いつの間にかお金がなくなる」「お金がない」が口ぐせ。そんな人に限って「宝くじでも当たらないかな」なんて楽観的なことを言ったりする。これには胸が痛い人も多いのでは? でもお金ってある所にある。では、個人も企業もどうやってお金を管理してるの!? ということで、今回は杉野先生の研究室を訪問。「チンプンカンプンだったらどうしよう・・・」という不安をよそに、先生の話はコンビニ業界や家電業界などの企業から家庭のお金のことまで、意外にも身近で、お金にうとい私も経済を身近に感じることができた。
一流企業のお財布の中身って?
まずは、程遠いような気もする一流企業のお財布の中身をのぞいてみよう。でものぞいてビックリ! いつも空っぽだ。じゃあ、本当は貧乏なの? 「一流企業では“お金は寝かすな”が基本なんですよ」と先生は言う。フル活用してどんどん利益を増やしていくという。例えば、セブンイレブンが新商品を開発したり、トヨタが新車を売り出すというもの。企業には欠かせない。でもその裏では、徹底した数字の管理をしているのは当然だ。コンビニなら情勢や季節などを慎重に予測。冷夏の場合、品揃えの見直し、費用削減などで先手の対策を打っているのだ。当日は激しいコンビニ戦争や家電業界を題材に、企業のカラクリを聞こう。起業したい人にもヒントになるかも。
「
いつの間にかなくなる」を「いつの間にか貯まる」に
さて次は、このお財布を自分に置き換えて考えよう。企業なら“お金は寝かすな”が基本だけど、自分だったらそうはいかない。積極的にお金を増やす方法として、最近は株式が流行っているけど、多かれ少なかれリスクを伴う世界。確実な方法とは言えない。そこで、企業と同じく見直すべくは出て行くお金! 節約なんていうと息が詰まるけど、簡単に見直せるものは多い。
代表的なものは、携帯料金や保険の見直し。面倒でも大きな見返りが待っている。特に保険内容は念入りにチェックして。車両保険なら「盗難保険」に入っているか、「空き巣」に入られた場合の保険はあるかなど、万が一に備えた対策を。それこそムダと思っても、後で泣くのでは遅い。他にも、食費の削減やいわゆる「前払いのお得」「ギリギリのお得」「ポイント還元のお得」など、できることがいっぱいだ。特に今のことだけを考えてローンを組んでいるなら住宅ローンの話は耳寄り!「企業にしても個人にしても収入と支出のバランスが大切です。今回は、企業のお財布、個人のお財布の中をちょっとのぞいてみましょう」と先生。この2時間で、誰にでも分かるお金の集め方、使い方を学ぼう!


















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