「リボンの騎士」を読む。―宮本大人のマンガ研究講座―

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宮本 大人 先生
北九州市立大学文学部 助教授
みやもと・ひろひと / 1970年和歌山県出身。筑波大学第二学群比較文化学類卒業後、同大学院修士課程を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程にてマンガ史、表象文化論を専攻。今春、北九州市立大学文学部比較文化学科助教授に着任。主に「手塚治虫以前」のマンガ史や、現代のマンガとそれにまつわる事象を研究。

 「北九大に、学生に大人気のおもしろい先生がいる」。そんな噂を聞きつけて今回訪ねたのは、文学部比較文化学科の宮本先生。先生の専門はなんと、マンガ・アニメ研究! マンガとアニメーションの多面性と歴史性、メディアとしての特性に注意しながら、主に「手塚治虫以前」のマンガ史を中心に研究している。研究室には先生の蔵書マンガを目当てに、学生たちがよくたむろしているのだとか。

大人の女性のための「リボンの騎士」論。

 そんな宮本先生に、アヴァンティ読者に向けたゼミを依頼。それならばと選んでくれた題材は、手塚治虫の「リボンの騎士」。「リボンの騎士」と聞けば、アニメ版のかろやかなオープニングの主題歌とともに、凛々しく美しい男装の主人公サファイヤの姿を思い出す人も多いだろう。アニメ版は、「なつかしテレビアニメ特集」などで頻繁に取り上げられてきたから、リアルタイムで見ていなかった人でも、そのイメージはすぐに思い浮かぶはず。わけあって王子として育てられたお姫様の恋と冒険を描いた作品で、原作マンガは日本で最初の少女マンガとも言われている。なんと言っても少女マンガは女の子の永遠の憧れ。大人になってこそ楽しめる「リボンの騎士」論に、期待大!

2ヴァージョンの原作マンガと、アニメ版。

 この「リボンの騎士」、実は原作マンガには二つのヴァージョンが存在する。昭和28(1953)年から『少女クラブ』誌に連載された最初のヴァージョン、それから昭和38(1963)年から『なかよし』に連載されたリメイク版。今も続く『なかよし』は、『少女クラブ』の妹雑誌として創刊された雑誌だ。よく知られているアニメ版に比べると、今30代より下の年齢層には、これらの原作マンガはあまり読まれていない。先生曰く、「『少女クラブ』版、『なかよし』版、ともに大変おもしろい作品」とのこと。そして、この二つの『リボンの騎士』を読み比べると、話の大筋は同じなのだが、いくつか重要な違いがあるのだと言う。「簡単に言うと、女性とジェンダーについての考え方の変化が表れているのです」。ゼミ当日は、『少女クラブ』版の方を詳細に読み込むことで、この作品が、単に「女は王位につけないという国のおきてのため、王子として育てられた」お姫様の物語とまとめてしまうわけにはいかない、もっと複雑で繊細な表情を見せてくれる作品であることなどを、じっくり聞く。興味のある人は、ぜひ参加を。
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コメント

『リボンの騎士』・・・ご参考まで。

あらら at 2006-04-04 23:45:57

おもしろかった!!

りんご at 2006-08-25 15:12:19
一言どうぞ
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私も昨日観てきました! ...
たかまる
(2009/01/07)
>sunmaさん かわいいとも...
はな
(2009/01/06)
mineさん>ぴったりとした...
はまじ
(2009/01/05)
明明さま 素敵な記事あり...
かんりにん
(2009/01/04)
>きみこさん あけまし...
いっこ
(2009/01/04)
Referer
2: Google [ まんが研究 宮本 ]
2:search.live.com /results.aspx
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