「少年法改正ってどうなの?」

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岡田 行雄 先生
九州国際大学法学部 助教授
おかだ・ゆきお / 1969年、長崎県長崎市出身。九州大学法学部卒業後、同大学院で博士課程修了。趣味は野球観戦に、川魚を釣って育てること。

8/30 第52回アヴァンティゼミ「少年法改正って、 どうなの?」
 少年による事件が起こると、ワイドショーは連日のように「増加し続ける、少年による凶悪事件」と取り上げる。それを見た私たちは「最近の少年犯罪は数も多いし、凶悪化しててホントに怖い」などとすんなり考えてしまう。このようなことが影響したのか、裁判にかけることができる年齢を16歳から14歳に引き下げる改正もなされた。しかし、その情報だけで少年法の改正に賛同してよいのか? という疑問から、今回は九州国際大学の岡田先生を訪ねた。

あまり知られていない現状

 全国で毎年検挙される少年約20万人のうち、その多くが窃盗罪だ。「悪い例は連日のように取り沙汰されるが、良い例は見向きもされないことが問題としてあげられるだろう」と先生。そして、次のような分かりやすい例を挙げてくれた。
香川県では、1990年から1999年にかけて少年による大きな事件が98件あった。そのほとんどが保護処分となったが、その中で2002年までに再非行を理由に家庭裁判所に戻ってきたのは30人。全体の約3割にあたる。7割は更生に成功しているのだ。「この3割を多いと見るか少ないと見るかは意見が割れると思うが、要はきちんと更生していく少年たちもたくさんいるということも知ってほしいんです。」

被害者や遺族の保護 

 被害者や遺族は少年法の改正をどう思うのだろうか? 「極刑にしてほしい」「自分の罪を認めて、一生かけて償ってほしい」と様々だろう。被害者には損害賠償以外、国による支援などほとんど何もない。驚くことに、天災や国による輸血問題などで被害を受けた人たちも同じだそうだ。少年法の改正がどうのというよりも、まず被害者や遺族の心の傷をケアしていくというような突っ込んだ保護制度が必要なのかもしれない。

これからの少年法の行方 

 「悪い事をした」と思わない大人の犯罪者もいるが、彼らも含めて少年たちは精神的に成長していないのでは? 本当はそれを教えてくれる大人や、罪を悔い改めて更生させることこそが必要なのでは? という声もあることに気づいた。少年による凶悪事件が増えていくことを受けて、改正の声があがった少年法。しかし、色々な問題を取り残したまま進んでいっているような気もする。そこで今回のゼミでは、実際に非行少年たちと向き合っている家裁調査官たちの話などを聞きながら、これからの少年法について考えてみる。自分の子育てのヒントになるようなことも聞けるかも!

コメント

一言どうぞ
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私も昨日観てきました! ...
たかまる
(2009/01/07)
>sunmaさん かわいいとも...
はな
(2009/01/06)
mineさん>ぴったりとした...
はまじ
(2009/01/05)
明明さま 素敵な記事あり...
かんりにん
(2009/01/04)
>きみこさん あけまし...
いっこ
(2009/01/04)
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