ATSUMIのデザイン日記 ATSUMI

住まい方、暮らし方、ライフスタイルをデザインすることの面白さにとりつかれた何でもやってのけるちょっと変わった建築デザイナーが日々出会う「デザイン」を中心に情報発信。住まいに関する悩み相談も引き受けます。

井上篤美のプロフィール
いのうえあつみ/建築デザイナー
リノベーションを中心にした住宅設計、店舗設計に携わる。設計以外に企画・営業・現場監督など建築業界のほとんどをオールマイティにこなす体力と気力が自慢。じっとしているのが最大の苦痛で、色んなことに興味をもってはチャレンジし、常に走り続けている。世界の建築物を巡った経験もあり。「この家、この部屋なんとかしたい!」そんな時の助けっ人になりたい。

「チャーチ・イルミネーションin五島」その1

長崎の五島にいってきました。五島のことは正直、意識したことがなく、「小さな島が5つくらいあるのかな・・・」そんなイメージだったのですが・・・訪ねてみてびっくりすることだらけでした。

五島はほとんど手付かずの静かで美しく、まだ雄大な自然が残っている島で、素朴な風土やキリシタンの歴史を物語る多くの古いカトリック教会、昔から大陸の中継基地としての役割を果たしていた遣唐使や倭寇などの歴史を秘め、他では味わいがたい風情がたくさんありました。

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その見ごたえがありすぎる中、今回は福江島、上五島に点在(世界遺産の暫定一覧にも入っているのです!!)する教会などがイルミネーションに彩られ、街はすっかりクリスマスムード一色になる!!ということでその雰囲気を味わうことが目的でした。

何から五島の素晴らしさをお伝えしてよいかわからいくらいの内容のなか、まず上五島での教会コンサートのことから

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新上五島町は、九州の西端、五島列島の北部に位置し、中通島と若松島を中心とする7つの有人島と60の無人島により構成されています。歴史的に見ると、奈良・平安時代には遣唐使の寄港地にもなるなど、大陸交流の拠点として栄え、また、江戸時代には、幕府からの厳しい弾圧によって信仰を隠さなければならなかったキリスト教徒が、新たな生活の場として移住した地域の一つでもあります。このような歴史のなかで、上五島には教会や寺社をはじめとして数多くの歴史的、文化的遺産が残っています

その歴史的建造物である教会をイルミネーションで綺麗に飾り付け、演奏家によるクラシックコンサートが6日連続(12月11日(火)~12月16日(日))で開催されていました



11 4<中ノ浦教会>
若松瀬戸の笛吹浦から入り込んだ小さな入江に面した中ノ浦にあります。そばを国道 384号線が走り、車窓からも眺められ、静かな入江を回り込んだ対岸から見る教会は入り江の静かな海に建物がうつし出され、絵になるような風景です。今回は更にクリスマスイルミネーションで装飾され、華やかさがプラスされなんとも幻想的。中ノ浦教会は大正14年(1925)に建築され、建物をしっかりとつくる為に船底の技術をもって天井のヴォールトはつくられたようで椿の花弁を模した装飾が付されており、荘厳の内にも華やかな印象を与えてくれるます。司牧地域の全域が信徒であり、月夜間(満月を中心した5日間程)になると、遠洋から若者たちが帰港し、教会も賑わったようです。(満月になると若者たちが集まってくるというのも面白いですよね。漁業が中心だった島では満月になると海が明るく、魚がとれないので島にもどってくるようなのです)

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<青砂ヶ浦教会(国指定重要文化財)>
当地の信者は、外海地方から迫害を逃れて移住したキリシタンの子孫で、明治12年(1879)頃に小さな集会所を造り現在の聖堂を明治43年(1910)に現在の建物になったようです。外壁は煉瓦を積み上げたもので、木造・瓦葺の聖堂です。先祖から受け継いだあつい信仰を持ち、伝統を守る長崎らしい信徒で占められているようで大切に守られているからでしょうか。美しい聖堂から神秘的な力を感じます。7私が訪れた前日にチャーチコンサートが行われていたようで会場は立ち見が出たほどの満員で、約200人のお客さんが訪れ、ライトアップされた教会の姿や、演奏家の歌声・音色に酔いしれたようです


<頭ヶ島教会(国指定重要文化財)>
頭ヶ島は幕末まで無人島であったようですが、鯛ノ浦キリシタンが、安政6年(1869)迫害を逃れて住み着いたという歴史があります
落ち着いた佇まいを見せる石造りの聖堂は、引きよせられる魅力を持っています。夜はこの教会でチャーチコンサートを堪能させてもらいました。
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教会というだけあって幻想的な独特の空間でのコンサートなので演奏も格別なもので、心に響くものばかりでした。演奏者の方も本当に五島が好き、このイベントが大好きオーラーがでていて、型にはまったものではなく、みなさんと一緒にたのしもうとする気持ちが伝わってきて、立ち見がでるほどの満員のお客様たちと一体感となったすばらしいコンサートでした企画をされている町の方、観光物産教会の方、本当にすばらしいことだと思います。このような素晴らしい体験と出会いに感謝するばかりです

来年の12月は、「上五島のチャーチIN上五島教会コンサート」おすすめです。

新上五島町観光物産協会

■問合せ先
探訪~四季を味わう上五島実行委員会
TEL 0959-42-3851

触れてないのに触れている泡「humanlocator 」

博多駅のコンコースで不思議なものを発見しました。プロジェクターのようなものから壁に映像が映し出されているのですが、その画像に手を触れずに、空中でその画像(泡)を触ったように操ることのできるのです。きっと意味がわからないかと思うのですが不思議な感覚です。

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「humanlocator 」というものらしく、調べてみると下のHPを発見しました。これを見ると少し理解していただけるかな・・・http://www.freeset.ca/hldemo_nightclub/club_water_web.mov
博多駅のコンコースでハッピートークさんがやられていました。新しい広告ツールになるのでしょうか。おもしろい不思議な感覚なので何か利用されるとにヒットするかも・・・

「種子島窯・野口悦士 個展」

1「種子島窯・野口悦士 初個展 師 中里隆を迎えて」という展覧会にいってきました。

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種子島焼は釉薬のない焼締めが中心で、艶やかな朱色、オレンジ、黒、ゴールド、シルバーなど様々な土の色がまざりあっていて独特の表情をもっていました

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種子島の土がそうなのでしょうか・・・なんともいえないあたたかさを感じさせてくれます。

(その土を実際に見て、手にとって見たい!!種子島にいってみたい!!と思わず野口さんに「窯をみせてください!!」と言ってしまいました。)

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いただいた案内文に「明るい夕陽を浴びた枯葉の林をみるような」という表現をされていて、まさに、そうそう!!その表現です

野口さんは慶応義塾大学を卒業した後、本で見た中里隆さんの作品に強く惹かれ、弟子にしてもらおうと種子島を訪れましたが中里先生は20年以上前に唐津に帰っておられましたが、野口さんはそのまま種子島で作陶を始められ、昨年から中里先生もまたこの窯で一緒に作陶されるようになり、野口さんは念願の弟子入りを果たされたようです
情熱ですね。野口さんと私は同じ年。私も彼の作品から情熱を呼び覚まされた一日でした。

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会期:平成19年12月8日(土)~16日(日)
時間:11:00~18:00
会場:ギャラリー一番館

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いっこ
(2008/10/11)
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