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学生の頃の読んだ、遠藤周作の「王妃マリー・アントワネット」。14歳でフランス国王ルイ16世に嫁いだマリー・アントワネットと、皮肉にも同じイニシャルで貧民のマルグリットアリノーという二人を通し対照的な視点からフランス革命を見るというおもしろさに惹き込まれ、読みふけったのを覚えている。
その遠藤周作の本を原作としたミュージカル「マリー・アントワネット」が博多座で上演されている。
舞踏会を開いたり豪華なドレスを作ったりと贅沢三昧の王家と対照に、明日食べるパンもない民衆。日に日に生活が苦しくなる民衆はこの原因は王家、さらに王妃のこの上ない贅沢によるものだと立ち上がる。何を言っても見下され、その生活は留まるところを知らない。その態度に失望したマルグリットを筆頭にした民衆と供に、国王の親類にあたる公爵や錬金術師、劇作家たちがその怒りをあおるように物語は進んでいく。やがて国王と王妃は・・・。
今回の見どころはこれがミュージカルによって進められるところだ。構想10年と言われるこのミュージカルは、見事なまでにその時代背景と人々の感情を、舞台と歌と踊りで表現する。愛と憎しみの交差を、舞台「マリー・アントワネット」に観た。
昨年の帝国劇場に続き、今年博多座での公演。この機会に素晴らしいミュージカルを通して歴史を紐解いてみませんか?
博多座HP http://www.hakataza.co.jp/kouen/index.html
東宝公式HP http://www.toho.co.jp/stage/ma/welcome-j.html


















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