スキルス性胃がんと宣告されてから。「病との共存生活」~価値ある人生を送るために~

いっこさんのプロフィール
福岡市在住。高校卒業後金融系企業に約30年勤務。一般職から総合職に転換し、仕事中心の充実した時間を過ごす。大阪へ赴任後、‘06年スキルス性胃がん発症。余命3ヵ月と告知され、闘病を期に退職。今出来る社会貢献の一歩として、少し伸びた私の時間を「価値ある人生を生きるために」使いたい。

<抗がん剤シスプラチンの副作用③ 後半戦>

強烈な副作用がでる3日間
この3日間
頭も痛いし 熱っぽいし 
とにかく 経験したことがないくらい 身体がだるい 

四六時中むにゅむにゅと 胃の中が「吐き気信号」をだす
この吐き気信号 食べ物の匂いがしたら 突然 強烈になる
かろうじて 嘔吐までいかなくなったのは
吐き気止めの ナゼアとデカドロンのお陰かも・・・

自分ではどうしようもない とにかく寝れるときは寝て
ベッドの上でじーっとして テレビ見たり 外を眺めたりして 時を過ごした
この3日間 本当に 薬以外 ほとんど口にできていない
水分と栄養剤の点滴だけと言っていい・・・

口から食べられないんだから 点滴はありがたかったけど
朝と夕 各2~3時間かかるので 
私の細い血管がすぐ悲鳴を上げて 新しい血管探すのが大変だった

この点滴の針は 医師にしか認められていないようで
私の主治医はすご腕で 一度も失敗がなく いつも一発で決まる すごい!!
針の刺し直しがないのが 精神的にとても楽だった

看護師さんが言った 「一番辛いのは3日間」 を信じて
様々な副作用に苦しめながらも 「3日・3日 とにかく3日の我慢」 と言い聞かせ
毎日 ただ24時間が早く進むことを願った

ただ、本当に3日経ったら楽になるのか とても信じ難かった

ようやく 3日経って 
確かに少し昨日までとは 身体の感じ方が違ってきた
どう違うかって言うと 何となく折り返し点を回った感じ?
少し だるさが和らいだ

しかし相変わらず 食べられない
いくら点滴打ってても さすがに食欲が戻らない事に 医師が心配して
大動脈炎症候群という難病治療で飲んでるプレドニンという薬を
2倍の10mgにするこという事になった

数日前から プレドニンを増やそうという話はあったんだけど
私はこのプレドニン 増えると元気にはなるけど 
以前 減らす時に身体にダメージがきて
その時のイメージが強くて  少し拒んでいた・・・
でも そんなこと言ってられない状況になって 主治医が決断
プレドニン増量になった

難病になった時 「プレドニンは魔法の薬」って誰かに言われ 未だに信じている
顔が丸くなったり お腹が太ったり ニキビができたり 免疫力が低下したりetc
沢山副作用があるけど
大動脈炎症候群で 血管の炎症のせいなのか
微熱やめまいに合わせて 毎日 腰や足の激痛に悩まされ 痛さで眠れない事もしばしば
でもこの薬で炎症も治まり 痛みもなくなり 
40kgを切っていた体重は半年ぐらいで元に戻った

そんな経験があったので プレドニン増えたら元気になるかな~って期待もあった

ひどい副作用の峠を越えたら 今度は激しい下痢の応酬
ママは 「抗がん剤の悪いものはどんどん外に出した方がいい!」 って言うけど
確かにそうなんだけど 一日に3,4回も下痢で もうヘロヘロ
だけど ヘロヘロなんだけど だんだん身体は快方へ向かっているのが感じられた

ある意味「毒」は早く外へ出した方がいいみたい

少しずつ強い副作用から解放されつつあったけど
はじめてのこの経験は
必死で抗がん剤と闘った分
身体も 心も かなりダメージを受けていた
☆いっこ☆

コメント

こんにちは。以前書きこんませていただいたばんさんです。私はTS1服用後11/12にシスプラチンを点滴しましたが、その後極端に食が細くなり、16日に嘔吐。吐いた物にタールのような血の固まりが混じっていたので慌てて翌日外来に受診し、栄養点滴→休薬となってしまいました。
いっこさんはその後6クールされたのでしょうか?現在も抗がん剤投薬中なのでしょうか?今いっこさんの状態はどうでしょうか?

ばんさん at 2008-11-19 11:43:09

>ばんさんさん

こんばんは。実は私、ばんさんの抗がん剤治療が始まると知って、心配で毎日ばんさんのブログを読んでいました。
はじめは思ったより副作用が軽かったと書いてあったので、安心していたんですけど、上記のような状態を知って、何度もばんさんのブログにコメント書こうと思ったんですけど、辛さがわかるだけに言葉が見つかりませんでした。

私はシスプラチンの副作用が普通より強く出るらしく、普通は点滴後4~5日で退院するのに、いつも入院が9日位かかりました。
とにかく食べることができなくなるので、入院中はずーと水分と栄養の点滴で補っていました。
抗がん剤で胃や腸の粘膜も相当弱っているのに、退院したら、食べなきゃと思って無理して食べると、嘔吐する。そんなことから、退院後すぐは無理して食べず、徐々に食べるようにしました。

シスプラチン+TS-1の治療は6クール終わりました。
その6か月の間、色んな事がありました。高熱が出たり、体中に発疹がでたり、手足がしびれたり、動悸で動けなかったり、ふらついたり・・・。
血を吐いたことはなかったけど、一度、白血球が極端に減ったため、休薬になりました。
正直もう2度としたくない・・・。
しかし、そのお陰でがんが縮小し、今はおとなしくしているようです。
休薬中は普通通り食事もできるようになりました。
今はTS-1だけの治療を継続しています。

がん治療って本当に予想以上の事が起こってくるから、身体も心も辛い事が多いです。
休薬期間中にゆっくり体調整えてくださいね。

いっこ at 2008-11-19 22:48:06

こんにちは。
質問一方のコメントになってしまい、申し訳なく思っていました。
いっこさんが6クール終えられて良い状態で過ごしておられることがわかって、安心しましたし、こちらもそうなることを信じ前を向いてゆこうと思います。
1クール目でこんな状態にまったので、かなり落ち込みました。でも、そうですね、予定通りにいかないことだってあり得ることですものね。
今は少しずつ食べられるようになり、今日栄養点滴を外すことになりました。やっとチューブから自由になれますw

ばんさん at 2008-11-22 11:47:22

>ばんさんさん

こんにちは。少しでも食べられるようになって、本当によかったです(^^)
点滴に繋がれていることも、ストレスになるんですよね。
私も、毎回1週間程続いた栄養点滴が外されたとき、すごい開放感というか自由になったって思いました。

いっこ at 2008-11-22 12:29:59
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