アイランド 2005年 アメリカ ★★★☆☆
監督 マイケル・ベイ
キャスト ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン
早いものであっという間に夏休みに突入!アイスなめなめ自転車こいでる小中学生がうらやましいですね~。おとなのみなさんは夏バテ夏カゼにご用心。暑さに負けずに頑張らなくちゃデス!
今回のオススメは劇場公開したばっかりの『アイランド』。このコーナー初のSFです。実は、SFは結構好き。一番のお気に入りは、やはりキューブリックの不朽の名作『時計仕掛けのオレンジ』(1975年)。もうひとつ挙げるなら、ジュード・ロウが主演のイーサン・ホークをいい感じで食ってしまった『ガタカ』(1997年)。ハイテク&クールな近未来が舞台でも、人間の本性とか泥臭い部分が描かれてる映画が好きです。
さて、この『アイランド』ですけど、手放しに絶賛!!・・・ってホドではないんです、実は。でも思った以上に楽しかった。だんだん引き込まれて行って、中盤にさしかかる頃には前のめりになってた自分に気づいて、ちょっとハズカシ。。。期待せずに観ると案外おもしろい、B級スレスレの映画です。
舞台は21世紀半ばの未来都市。人類は地球規模の「汚染」を経験し、わずかな生存者は外界から隔離された高層ビルのシェルターの中に、無菌状態で暮らしている。毎日決められた仕事をこなし、健康状態もコンピュータで完全にコントロールされている。自由なんてひとかけらもない生活の中で、住人たちが唯一の希望としているのは、地上の楽園「アイランド」に行く権利をクジで勝ち取ることだった。
主人公リンカーン(ユアン・マクレガー)は、何もかも管理されたシェルターでの暮らしを不審に思い、係員を質問ぜめにする困ったちゃん。総責任者のメリック博士(ショーン・ビーン)はこのところ目立つ言動が多いリンカーンを警戒し始める。ある日、シェルター内で絶滅したはずの蛾を見つけたリンカーンは、「外の世界にまだ生物が生きているのでは?」と地球汚染説に疑問を抱きはじめる。蛾に導かれるままに立ち入り禁止エリアに入ってしまったリンカーンは、ついに見てはいけないものを見てしまう。そこでは、無数のクローンが生産されていたのだ。
14歳くらいまでの経験しかインプットされていないクローン人間リンカーンを、ユアン・マクレガーが好演してます。子供のようにいたずらっぽい笑み。本人一生懸命なんだけどはたから見たらちょっと抜けますよ~っていう程良いアホさ加減がカワイイ。こういう役は、ユアンの持ち味が気持ち良く発揮されるハマリ役ですね。『トレインスポッティング』や、キャメロン・ディアスと共演した『普通じゃない』(1997年)とか、初期の作品を思い出します。最近シリアスな役が多かったぶん新鮮。
ヒロインのジョーダンを、前回もこのコーナーに登場したスカーレット・ヨハンソンが演じてます。すっかり女らしくなって色っぽさが増してます。精神的にどんどん成長していくジョーダンと、はしばしでお子さまぶりを発揮するリンカーンのコンビが楽しい。それから、コテコテの悪役をカッコよくやってくれたショーン・ビーン。この人がピリリとスパイスをきかせてます。
夢から始まるオープニングやお決まりのカーチェイスなんか、新しさに欠けるところはあるけど、徐々に謎が暴かれて、なるほどそういうことだったのか、とつじつまが合っていく推理的な要素が飽きさせずに観せてくれます。アクションシーンで、9・11にソックリな場面が出てきたり大統領批判もあったりして、時々ドキッとさせられるトコもありました。アメリカ映画って、ブッシュ政権を茶化すのがすっかり定着してますね。夏休みの娯楽映画におススメの一本です!
今回おススメの映画のお伴は・・・

ソフトクリーム。いろんな味が出てますね。でもやっぱりバニラが一番スキ!


















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