『プライドと偏見』 2005年 アメリカ ★★★★☆
監督 ジョー・ライト
キャスト キーラ・ナイトレイ、マシュー・マクファディン
大・大・大好きな小説、ジェーン・オースティンの『高慢と偏見』の映画版ができました。イギリスの田舎町に住む五人姉妹が、結婚をめぐって騒動を繰り広げる様子を描いたラブコメディです。女性の幸せ=結婚という時代のお話。「独身でお金持ちの男性なら、妻をほしがっているに違いないというのが世間一般の真理である」という原作小説の出だしは、今じゃあんまりピンと来ない言葉になりました。でも、時代が変わっても、恋のせつなさ、不安、幸福感は普遍なんだなぁって、この映画を観て思います。ハッピーエンドに行き着くまでに、これでもかってくらいたくさんのハードルが仕掛けられてて、ドキドキしっぱなし。ラストシーンでは安堵と感動の波がどぉっと押し寄せてきて。今シーズンイチオシのラブストーリーです!
中心となるベネット家の個性的なキャラが楽しい。娘に良い縁談を探すことしか頭にない母親ベネット夫人、妻のヒステリーを避けて書斎に引きこもる父親ベネット氏、この両親から生まれたのが不思議なくらい美人で気立ての良い長女ジェーン、次女のエリザベス(キーラ・ナイトレイ)は頭も良く快活だけどちょっぴり勝ち気なおてんば。三女のメアリーはガリ勉。その下のキティとリディアは今でいうギャル系。ハデ好きで男を追い掛け回してはしゃいでる。てんでバラバラな家族のちぐはぐなやりとりがにぎやかで可笑しい。
物語はベネット家のご近所にお金持ちの独身男性ビングリーが引っ越してきたことから始まる。ベネット夫人はさっそく彼を婿候補のターゲットに。ビングリーには、さらに数倍お金持ちのダーシー(マシュー・マクファディン)という友人がいた。人当たりの良いビングリーはたちまち町の人気者になるけれど、ダーシーはプライドが高くて誰とも打ち解けない。エリザベスは、初対面でダーシーから許せないひとことを聞いてしまい、彼を嫌おうと決心したのだが・・・。
実は『高慢と偏見』との出合いは、テレビドラマ版(BBC製作、1995年)がNHK BSで放送されてたのを、ふと観たのがきっかけでした。DVDにもなってます。エリザベス役はジェニファー・エイル。目の表情と声がステキな、鈴木京香をほうふつとさせる演技派女優。ダーシー役は『ラブ・アクチュアリー』のコリン・ファース。エリザベスへの恋心に悩んで池に飛び込み、文字どおり水のしたたるイイ男ぶりを見せるというサービスシーンもあり。映画のほうのダーシーは髪が薄いのがちょっと気になる~。私はやっぱりコリンかな。とにかく原作が良いので映画版もドラマ版も小説もぜんぶお試しくだされ。
今回おススメの映画のお伴は・・・
ウ・カール。最近受験シーズン限定ものばかり食べてます。季節モノに弱いみたいです。


















コメント