『間宮兄弟』 2006年 日本
監督 森田芳光
キャスト 佐々木蔵之介、塚地武雅
仲良し兄弟と、彼らを取り巻くちょっぴり変わった人々を描いたほのぼのコメディ。にいちゃん(佐々木蔵之介)と弟(ドランクドラゴン・塚地武雅)は、都内でふたり暮らし。ちょっと人見知りでかなりオタクなトコあるけど、まじめに仕事して、職場の人間関係も良好です。一風変わってることといえば、ふたりのありえないくらいの仲のよさ。毎日一緒にごはんを食べて、借りてきたビデオで映画鑑賞。週末は商店街へ買い物にGO。一日の終わりには、ふとんを並べて「反省会」。(修学旅行を思い出す!)ヘタしたらカップル以上にラブラブな兄弟です。そんな平和な生活の中に、ふたりの女性がからんでくる。そこからドラマのはじまり、はじまり!
コトの発端は、にいちゃん想いの弟の気の利いた計らいでした。恋にオクテなにいちゃんのために、弟は女の子を招いてホームパーティをしようと提案します。パーティに現れたのは、近所のレンタル屋さんでバイトしてる女の子(沢尻エリカ)と、弟の同僚でチョイ内気な美人教師(常盤貴子)。ふたりとも彼氏はいるけど、兄弟はそんなこと知らずにドキドキです。そこからカップルが誕生するのか・・・?と期待したいところですが、そうはいきません。にいちゃんの同僚の離婚騒動やら、バイトの女の子の奇妙な妹が登場したり、兄弟のまわりは急にニギヤカになっていき、そして恋のゆくえは思わぬ方向へ。
『電車男』 (2005年・山田孝之主演)以来、オタクの世界を描く映画やドラマが増えましたね。『電車男』はオタクブームの火つけ役になったヒット作ですけど、私が一箇所だけ余計だなぁと思うトコは、最後の最後にオタクから脱皮した主人公が、カッコいいサラリーマンで登場する場面なんです。あれはあれでインパクトはありますけどね!でも、ああ、やっぱりオタクがオタクのままではドラマにならないんだなって、ちょっとガッカリしてしまうシーンです。カッコわるさがかわいかった山田クンが、隙間なくカッコよくなっちゃったら、味も素っ気もありません。そんな意味で、『間宮兄弟』はピュアにオタクひと筋な映画です。オタクはオタク。変わらない。けど、それでいい。それがいい。ふたり一緒にいるときの安心しきったシアワセな顔の兄弟を見てると、こっちまで和んでしまいます。
いつか観た映画の中で、印象に残った言葉がありました。「人生の中での出会いは、結婚相手、恋人、生涯のパートナー、の順に難しい。パートナーは一生かけても出会えない人もいるから、もし出会えたとしたら、それは奇跡なんだ。」って。そういえば間宮兄弟は、お互いが生涯のパートナーなのかも。生まれたときから一緒に育ってきたパートナーって最強ですね。失敗しても、かけがえのないパートナーがそばにいる。いつも励ましてくれる。間宮兄弟は、ひょっとしたら世界で一番幸せなふたりなのかもしれません。みんなの周りに間宮兄弟はいますか?わたしは、とりあえず自分のきょうだいを大切にしようって思いました(^_^) あ、仲良しなんですよ、フツーに。
今回おススメの映画のお伴は・・・
ギョーザ。映画の中の、ウマそうだったです。じゅるる・・・。


















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