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    <title>みっちーの映画ざんまい [avanti]</title>
    <link>http://www.e-avanti.com/mitemite/michy</link>
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      <title>みっちーの映画ざんまい [avanti]</title>
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 <title><![CDATA[ナイロビの蜂　★★★★☆]]></title>
 <link>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=5030</link>
<description><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000HEZ4BY/eavanti-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21DBXGZAHQL.jpg" alt="ナイロビの蜂" border="0" class="r" /></a>『ナイロビの蜂』　2005年イギリス<br />
監督　　　フェルナンド・メイレレス<br />
キャスト　レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ</p>
<p>いやはや、ずいぶん長いことご無沙汰しておりました！夏はいかがお過ごしでしたか？わたしはあまりの暑さにダウンしてしまい、家でゴロ太のトホホな毎日でした。涼しくなって、ようやく動けるようになり。だいぶサボってしまってた映画ざんまいも、今日から月イチペースに戻しますね！こんなぐうたらみっちーですが、気長にお付き合いくださいませ！</p>
<p>今日の映画は『ナイロビの蜂』。主人公の妻を演じたレイチェル・ワイズが好演で評価の高かった作品です。妻を何者かに殺された夫が、残された手がかりをもとに真相を追っていくサスペンス。ケニアに駐在するイギリスのエリート外交官ジャスティン(レイフ・ファインズ)。活動家の妻テッサは、エイズで死んでいくスラムの人々を救おうと、医療活動のボランティアに励んでいる。ある日ジャスティンのもとに、妻が旅先で何者かに殺されたという知らせが届く。生前のテッサの謎めいた行動、旅に同行した男性医師との不倫のうわさ・・・。妻への疑惑を募らせながら、ジャスティンは遺品の中に謎の走り書きを見つける。事件の匂いを感じた彼は、独りで真相解明に乗り出す。</p>
<p>とにかくよくできた脚本です。緊張感が緩むヒマがない。サスペンスといえば、見ているほうのわたしたちは、たいてい主人公より少し多めの情報を与えてもらうことが多いですけど、この作品は主人公と観客との間の知識の差がほとんどない。なので、主人公の気持ちにわたしたちも同化して、一緒にハラハラしながら事件を追うんです。主人公が暗殺を恐れて通りをキョロキョロするシーンなんかでは、なんでもないスーツの通行人が暗殺者に見えたり。主人公の心理を仮想体験できるように書かれた、うまい脚本ですね～。</p>
<p>テッサ役のレイチェル・ワイズがみずみずしくていいです。聖母にも悪女にも見えるミステリアスな雰囲気が自然に出ていてうまい。レイフ・ファインズは、『イングリッシュ・ペイシェント』を見たときにすごい役者だな、って思ったんですけど、今回も、妻の尻に敷かれ気味のエリート外交官が黒幕に立ち向かう逞しいヒーローになる過程を、安定感のある演技で見せてくれます。</p>
<p>今日は実は別の映画を探しにレンタル屋さんに行ったんですが、見つからなくて、なんとなくコレにしようかなって選んだのでした。でも、観てみたら予想以上に満足。コラムに書く価値ありの映画に出会えて良かった！先進国の第三世界搾取がテーマの社会派サスペンス。レイチェル・ワイズはこれでアカデミー賞助演女優賞を取った。だけどハズカシながらみっちーは国際問題が苦手で・・・きっとわからないだろうなぁ、と今まで素通りしてた映画ですけど、ホント観て良かった！まだの人にはぜひオススメ。わたしには、サスペンスというより、ラブストーリーに思えるんですけど、観た人それぞれに感動のポイントがあると思います。感想コメントにどしどし入れてくださいませ！</p>
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 <category>love</category>
<comments>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=5030</comments>
 <pubDate>Sun, 30 Sep 2007 15:14:13 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[『いまを生きる』　★★★★★]]></title>
 <link>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=3958</link>
<description><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CFWNAS/eavanti-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21KH887Q4YL.jpg" alt="いまを生きる" border="0" class="r" /></a><strong>『いまを生きる』　１９８９年　アメリカ</strong><br />
監督　　　　ピーター・ウィアー<br />
キャスト　　ロビン・ウイリアムズ、ロバート・ショーン・レナード、イーサン・ホーク</p>
<p>あの頃が一番映画にハマってたな、って時期ありますか？わたしは高校のときでした。週に３本は観てたかなあ。それまで、映画といえばハリウッドのヒット作とかお正月映画とか、待っていればテレビで放送されるようなメジャーなものばかり観てました。そんなとき、わたしの映画オタク人生の扉を開いてくれた愛すべき作品たちに出会ったんです。今回は、そんな思い出の映画の中の一本を紹介します。“映画ざんまい”みっちーのルーツとなった名作です。</p>
<p>1950年代のアメリカ。名門大学への進学率の高さを誇るエリート男子校、ウェルトン・アカデミーでは、新学期が始まって大忙し。寮には久々の再会を喜ぶ生徒たちの声がにぎやかに響く。ニール（ロバート・ショーン・レナード）の部屋に新しいルームメイト、ドッド（イーサン・ホーク）がやってきた。トッドは自分の殻に閉じこもった、極端に内気な少年。しっかり者のニールは、いつも仲間に囲まれる人気者。こんな対照的な二人が、果たしてうまくやっていけるのか。ニールとトッド、ニールの仲間たちという７人の少年が、この物語の主人公。そして、ストーリーを展開させるカギとなる人物は、新任の英語教師、キーティング（ロビン・ウイリアムズ）。彼は厳格な校風を無視して、ユニークで型破りな授業で生徒たちを魅了していく。</p>
<p>主人公の少年たちは、皆それぞれ問題を抱えている。親子関係、恋、将来への不安。そして誰もが夢と現実とのギャップにどうしようもないあせりを感じている。中でもニールは厳しい父との対立に悩み、それが物語の中核になっていく。大人への門をくぐる少年たちの成長を、美しい風景とクラシック音楽にのせて一枚の油絵のように仕上げた、見事な感動作です。ラストシーンで無言の意思表示をする少年たち。あの場面は何度見ても熱いものがこみ上げてきます。</p>
<p>少年たちのキャスティングがとにかく最高！！今ではスクリーンで見なくなっちゃった人もいますけど、この映画では一人一人がそれぞれの持ち味を生かして、魅力にあふれてます。わたしのお気に入りは、メガネの秀才ミークスと、のっぽのおとぼけキャラ、ピッツィーのコンビ。二人でオタクな世界を繰り広げる楽しそうな様子を見てたら、昔クラスにこんなヤツいたよね、って微笑ましく思います。それから、保守的な校風をそのまんま人間にしたようなノーラン校長（ノーマン・ロイド）。表情だけで演技するスゴイ俳優です。ロビン・ウイリアムズはもちろんですが、脇にも演技派の名優を揃えたしっかりとしたキャスティング。だからこそ、初々しい少年達のキャラクターも生きてくるんですね。</p>
<p>「いまを生きる」なんて、なんだかまじめくさったタイトルですけど、映画を観たあとは、この言葉がわたしの中のお気に入りの呪文になりました。原語はラテン語でCarpe Diem（カーぺ・ディエム）、「今日をつかめ」。いい言葉ですね。自分を励ます時に、心の中で唱えたら絶対効果アリですよ！久々に観て、また新鮮な感動をもらいました。いやぁ～やっぱりイイ映画はいつ観てもイイ！</p>
]]></description>
 <category>etc</category>
<comments>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=3958</comments>
 <pubDate>Mon, 28 May 2007 13:01:14 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[『間宮兄弟』　★★★☆☆]]></title>
 <link>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=3694</link>
<description><![CDATA[<p><strong>『間宮兄弟』　２００６年　日本</strong><br />
監督　　森田芳光<br />
キャスト　佐々木蔵之介、塚地武雅</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000EGCTWC/eavanti-22/" target="_top"><img src="http://ec1.images-amazon.com/images/P/B000EGCTWC.01._SCMZZZZZZZ_V45824404_.jpg" alt="間宮兄弟 スペシャル･エディション (初回限定生産)" border="0" class="r" /></a>仲良し兄弟と、彼らを取り巻くちょっぴり変わった人々を描いたほのぼのコメディ。にいちゃん(佐々木蔵之介)と弟(ドランクドラゴン・塚地武雅)は、都内でふたり暮らし。ちょっと人見知りでかなりオタクなトコあるけど、まじめに仕事して、職場の人間関係も良好です。一風変わってることといえば、ふたりのありえないくらいの仲のよさ。毎日一緒にごはんを食べて、借りてきたビデオで映画鑑賞。週末は商店街へ買い物にGO。一日の終わりには、ふとんを並べて「反省会」。（修学旅行を思い出す！）ヘタしたらカップル以上にラブラブな兄弟です。そんな平和な生活の中に、ふたりの女性がからんでくる。そこからドラマのはじまり、はじまり！</p>
<p>コトの発端は、にいちゃん想いの弟の気の利いた計らいでした。恋にオクテなにいちゃんのために、弟は女の子を招いてホームパーティをしようと提案します。パーティに現れたのは、近所のレンタル屋さんでバイトしてる女の子（沢尻エリカ）と、弟の同僚でチョイ内気な美人教師（常盤貴子）。ふたりとも彼氏はいるけど、兄弟はそんなこと知らずにドキドキです。そこからカップルが誕生するのか・・・？と期待したいところですが、そうはいきません。にいちゃんの同僚の離婚騒動やら、バイトの女の子の奇妙な妹が登場したり、兄弟のまわりは急にニギヤカになっていき、そして恋のゆくえは思わぬ方向へ。</p>
<p><a href="http://www.e-avanti.com/mitemite/michy/item/2922">『電車男』</a>　（２００５年・山田孝之主演）以来、オタクの世界を描く映画やドラマが増えましたね。『電車男』はオタクブームの火つけ役になったヒット作ですけど、私が一箇所だけ余計だなぁと思うトコは、最後の最後にオタクから脱皮した主人公が、カッコいいサラリーマンで登場する場面なんです。あれはあれでインパクトはありますけどね！でも、ああ、やっぱりオタクがオタクのままではドラマにならないんだなって、ちょっとガッカリしてしまうシーンです。カッコわるさがかわいかった山田クンが、隙間なくカッコよくなっちゃったら、味も素っ気もありません。そんな意味で、『間宮兄弟』はピュアにオタクひと筋な映画です。オタクはオタク。変わらない。けど、それでいい。それがいい。ふたり一緒にいるときの安心しきったシアワセな顔の兄弟を見てると、こっちまで和んでしまいます。</p>
<p>いつか観た映画の中で、印象に残った言葉がありました。「人生の中での出会いは、結婚相手、恋人、生涯のパートナー、の順に難しい。パートナーは一生かけても出会えない人もいるから、もし出会えたとしたら、それは奇跡なんだ。」って。そういえば間宮兄弟は、お互いが生涯のパートナーなのかも。生まれたときから一緒に育ってきたパートナーって最強ですね。失敗しても、かけがえのないパートナーがそばにいる。いつも励ましてくれる。間宮兄弟は、ひょっとしたら世界で一番幸せなふたりなのかもしれません。みんなの周りに間宮兄弟はいますか？わたしは、とりあえず自分のきょうだいを大切にしようって思いました(^_^)　あ、仲良しなんですよ、フツーに。</p>
<h3>今回おススメの映画のお伴は・・・</h3>
<p><a href="index.php?imagepopup=48/20070412-DSCF0923.JPG&width=160&height=120&amp;imagetext=" onclick="window.open(this.href,'imagepopup','status=no,toolbar=no,scrollbars=no,resizable=yes,width=160,height=120');return false;" ><img src="http://www.e-avanti.com/action.php?action=plugin&name=Thumbnail&p=20070412-DSCF0923.JPG&id=48" width="160" height="120" class="thumbnail"  alt="" /></a>ギョーザ。映画の中の、ウマそうだったです。じゅるる・・・。</p>
]]></description>
 <category>etc</category>
<comments>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=3694</comments>
 <pubDate>Tue, 3 Apr 2007 10:51:07 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[『マリー・アントワネット』　★★★☆☆]]></title>
 <link>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=3331</link>
<description><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JLSWIW/eavanti-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21gyWiSilbL.jpg" alt="マリー・アントワネット" border="0" class="r" /></a><br />
<strong>『マリー・アントワネット』　2006年　アメリカ</strong><br />
監督　ソフィア・コッポラ<br />
キャスト　キルステン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン</p>
<p>いい意味で期待を裏切られる映画。マリー・アントワネットといえば、贅沢好きで悪名高いフランス王室最後の王妃。はたまた運命に翻弄され断頭台の露と消えちゃった悲劇のヒロイン。いろんな見方がありますけど、とにかく、数えきれないほどの小説・映画・コミックの題材に取り上げられてきた、有名すぎるお話です。その超有名な題材をソフィア・コッポラ監督がどう描くのか、興味シンシンで映画館に行ってきました。</p>
<p>実物のヴェルサイユ宮殿をロケ地に、衣装もセットもとっても豪華。ところが、バロック調の画面に合わせて流れる音楽は、全編ポップスとロック。オープニングからパンク風の曲に合わせて、キャスト名が映し出されていく。セックス・ピストルズのアルバムジャケットを思わせる文字づかいが楽しい。１８世紀という時代設定に現代のポップソングというミスマッチが、意外な驚きを誘う。まだ少女のようなマリー・アントワネットが、オーストリアを離れてフランスに嫁ぐ様子が、曲に乗せて軽快に描かれる。このあたりは、まだ中身を期待しながらワクワク。</p>
<p>ところがこの映画、「中身」を求めちゃいけない映画だったのだ！ストーリーと呼べるほどの筋がない。話は単純明快。世継ぎを期待される王妃が、夫ルイとベッドでの関係をなかなか結べなくて悩む、というのが前半のお話。後半は、専用の宮殿を建ててもらった王妃が、友人や恋人フェルゼンと気ままに楽しく過ごす様子。（フェルゼンは横顔はいいけど正面から映ると「？？」）そして最後に超高速スピードで、民衆蜂起と革命勃発、捕えられる王妃たち。The End．</p>
<p>政治的状況や人物の内面はそっちのけで、主役は軽やかなポップチューン。スクリーンは、カラフルな色で埋め尽くされる。華やかに着飾った貴族たち、豪華絢爛の家具や装飾品、おいしそうなごちそう、人形みたいに愛くるしい子どもたち、色とりどりのお菓子。映画一本が、観ていて楽しい音楽ビデオクリップみたいです。</p>
<p>そんな中でちょっとトーンが違って印象的なのは中盤のシーン。徹夜のパーティを終えたあと、王妃が遊び仲間たちと湖畔に寝そべって朝日を見る場面があります。コッポラ監督は、太陽が顔を出す一瞬の、美しい輝きを、マリー・アントワネットの短い人生に投影させたかったのかな。『ヴァージン・スーサイズ』（９９）といい、『ロスト・イン・トランスレーション』（０３）といい、コッポラ監督は人生のうちの一瞬を切り取って、情感豊かに見せるのがとってもうまい。観てる側にもスクリーン上の出来事を追体験させるかのように、細やかで密な映像。繊細な心の動き。『マリー・アントワネット』でもそれを意図したとすると、あんまりうまく行ってるとは言いがたい仕上がりでした。この映画は華やかで賑やか。明るくて楽しい。そのかわり、しっとり感がない。心にあんまり響いてこない。</p>
<p>良しあしありますけど、試みとしては面白い映画です。知識が増えるという種類のものじゃないから、頭をカラッポにして観たほうが楽しいかも。歴史の本を読まなくても、映画でちゃっかり勉強しようってもくろんでたんですが、その予想は外れ。でも、観た後はゴージャスでポップな気分に！</p>
<h3>今回おススメの映画のお伴は・・・</h3>
<p><a href="index.php?imagepopup=48/20070208-DSCF0028.JPG&width=135&height=160&amp;imagetext=%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88" onclick="window.open(this.href,'imagepopup','status=no,toolbar=no,scrollbars=no,resizable=yes,width=135,height=160');return false;" ><img src="http://www.e-avanti.com/action.php?action=plugin&name=Thumbnail&p=20070208-DSCF0028.JPG&id=48" width="135" height="160" class="thumbnail"  alt="マリー・アントワネット" /></a>いちごのモンブラン。ぴったりのイメージのケーキでしょ？見ためも味もとっても甘い♪</p>
]]></description>
 <category>love</category>
<comments>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=3331</comments>
 <pubDate>Thu, 8 Feb 2007 16:45:17 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[『おばあちゃんの家』　★★★☆☆]]></title>
 <link>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=3051</link>
<description><![CDATA[<p><strong>『おばあちゃんの家』　2002年　韓国</strong><br />
監督　　イ・ジョンヒャン<br />
キャスト　キム・ウルブン、ユ・スンホ</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001FAH6G/eavanti-22/" target="_top"><img src="http://ec1.images-amazon.com/images/P/B0001FAH6G.01._SCMZZZZZZZ_V1132250735_.jpg" alt="おばあちゃんの家" border="0" class="r" /></a>ＤＶＤのパッケージのあらすじを見ただけで、泣くわコリャ、って思ったんですけど、まさかここまでとは・・・！優しい気持ちになれるいい映画でした。都会に住む孫と田舎のおばあちゃんが、ふとしたことで共同生活を始めることに。大都会ソウルで生まれ育った現代っ子のサンウは、ママの都合で山奥のおばあちゃんの家に預けられる。ワガママな孫をひたすら優しく包み込むおばあちゃん。「フライドチキンとゆでた鶏」くらい違うふたりが、ゆっくりと、少しずつ心を通わせていくのだけど、その描き方がとっても淡々としていて、だからかえって心にジーンと来る。</p>
<p>おばあちゃんは、泣いたり笑ったりとかいう直接的な感情表現がほとんどなくて、なにげなく画面に映る手足や、自然の情景、ふとした表情が心の動きを代弁してる。こういう撮り方、自然でいいな～って思います。監督が自分のおばあちゃんを偲んで作ったという映画。その想いが端々に見られます。おばあちゃんのごつごつした指や、すり切れるほど洗いざらしたブラウス、大事にしている古びた髪飾り、いつも手にしてる風呂敷。そんなこまごまとしたものが、おばあちゃんのつつましくて温かい人柄を表してる。</p>
<p>そのおばあちゃんの静かな生活の中に突然舞い込んできた孫は、とんでもなくぐうたらで自己チュウ。重い桶をかついで畑に向かうおばあちゃんを尻目に、孫はゲームに熱中する毎日。アレが欲しい、コレが食べたい、とワガママ言いたい放題です。そんな孫を喜ばせてあげようと、骨身を削ってがんばるおばあちゃん。でも、孫はその優しさを次々と踏みにじる。見てるうちに腹が立ってきて、感動の涙というよりも悔し涙がポロポロ・・・。</p>
<p>最後の最後に、ようやく孫がおばあちゃんに優しさを返す場面がある。ものの５分くらいのシーン。それまでは二人の心が、１ミリ単位で近づいては離れ、近づいては離れの繰り返しで、いっこうに先に進まないから、もどかしい。だからなおさら二人の心がつながる最後のシーンが感動なんです。孫は都会に戻り、また一人になったおばあちゃん。曲がった腰で、ゆっくりと家に向かうおばあちゃんの後ろ姿は、寂しいのに、なぜか力強くて、ほっと温かな気持ちにさせてくれる。</p>
<p>孫のサンウはどうしようもないワガママ小僧。でも彼は特別にヒドいんじゃなくて、その辺にいるごく普通の子どもなんだと思います。豊かで便利な生活しか知らない。ささやかなことに喜んだり、感謝したりすることを忘れた典型的な現代人。便利な社会に生きる代わりに、私たちは心の豊かさというものを失っていくのかもしれない。サンウはおばあちゃんと出会い、人を想う気持ちを学ぶ。けれど、今の子供たちみんなに、おばあちゃんとの幸せな出会いは訪れるのか・・・？未来に不安を感じずにはいられない、少し怖い映画でもありました。</p>
<h3>今回おススメの映画のお伴は・・・</h3>
<p><a href="index.php?imagepopup=48/20061201-DSCF0162.JPG&width=314&height=235&amp;imagetext=" onclick="window.open(this.href,'imagepopup','status=no,toolbar=no,scrollbars=no,resizable=yes,width=314,height=235');return false;" ><img src="http://www.e-avanti.com/action.php?action=plugin&name=Thumbnail&p=20061201-DSCF0162.JPG&id=48" width="210" height="157" class="thumbnail"  alt="" /></a>おばあちゃんちのコタツでよく食べました。懐かしいなぁ。左端の一個は、実はみかんじゃないんです。サテ、何でしょう？</p>
]]></description>
 <category>etc</category>
<comments>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=3051</comments>
 <pubDate>Fri, 1 Dec 2006 23:51:35 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[『スーパーサイズ・ミー』 ★★★☆☆]]></title>
 <link>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=2934</link>
<description><![CDATA[<p><strong>『スーパーサイズ・ミー』 2004年　アメリカ</strong><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00067HDY8/eavanti-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/B00067HDY8.01._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="スーパーサイズ・ミー" border="0" class="r" hspace="5" /></a>監督＆キャスト　モーガン・スーパーロック<br />
もう観た人いますか？ファーストフードのオソロシイ実体をあばくドキュメンタリー映画、『スーパーサイズ・ミー』。公開されたとたんに大反響を呼んで、アメリカではマクドナルドのメニューから「スーパーサイズ」が消えたほど。で、今どうしてこの映画かと言いますと、ワタクシ、この夏アメリカに行ってきまして。ご当地ではヤハリはずせないあの一品、マック、食べてきました。いやはや、アメリカでは何もかもデカイというウワサは本当ナリ。ポテトの箱もコーラのカップも、普通サイズで日本の二倍はあるほどラージ。そして人のサイズも、負けずにＸ（エックス）ラージ。スーパーに行ったら、驚くべき光景が！！自分で歩けなくなるくらい太りすぎて、電動椅子に乗って買い物してる人がいるんです。世界には飢えてる国があるのに、恐ろしいほどの消費大国アメリカ。そんな怖い光景を目の当たりにして、この映画のことを思い出したのです。帰ってすぐレンタル屋さんに走りました！</p>
<p>カリフォルニアに住むある女の子が、「マック食のせいで肥満になった」とマクドナルド相手に訴訟を起こした。結果は負け。敗訴の原因は、「マック食が肥満につながることを証明できなかったから」らしい。ならば証明してしんぜよう、と作られたのが、この映画。監督は一ヶ月間、マックオンリーの生活に身体を張って挑戦します。普段は野菜中心の健康食。ファーストフードは５年ぶり、という彼は、久々の「肉」に心を躍らせる。マックオンリー計画のルールは簡単。ルール１、一ヶ月間、食べていいのはマックのメニューにあるものだけ。ミネラルウォーターまでマック商品という徹底ぶり。ルール２、一日三食必ず食べる。ルール３、運動量をアメリカ人の平均値、すなわち一日１，０００歩くらいに抑える。<br />
正直、これはアメリカ行く前に観ておくべき映画でした。衝撃的な内容に加えて、目を背けたくなるようなキモチ悪い場面が続出。最初のほうはチャレンジ番組みたいなノリだったのに、最後はドクターストップがかかるほど深刻な事態に。それでもがんばる監督。映画の中ではマックをはじめ、ファーストフードの人気商品が登場。栄養価、加工の過程、消費状況などのデータが続々と紹介される。大好物のアイスクリーム、チョコ、ベーグルまで・・・。冷や汗モノです。画面に映る食べ物が、だんだん食べ物に見えなくなっていく。太りすぎが国を滅ぼすなんて、そんなバカな話ありえないって思ってましたけど・・・ホントにあるのかもしれない。一度は観るべし。衝撃的な映画です。</p>
<h3>今回おススメの映画のお伴は・・・</h3>
<p><a href="http://www.e-avanti.com/fukuoka/eiga/pic/eiga/burger.jpg"><img  class='l'  alt="burger.jpg" src="http://www.e-avanti.com/fukuoka/eiga/pic/eiga/burger-thumb.jpg" width="200" height="150" border="0" /></a>佐世保バーガー。バーガーもこれからはスローフード。佐世保出身の友達いわく、佐世保は日本で唯一、マックがつぶれる町なんだって。</p>
]]></description>
 <category>drama</category>
<comments>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=2934</comments>
 <pubDate>Sun, 1 Oct 2006 21:53:40 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[『ドット・ジ・アイ』　★★★☆☆]]></title>
 <link>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=2933</link>
<description><![CDATA[<p><strong>『ドット・ジ・アイ』　2003年　イギリス／スペイン</strong><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001X9D72/eavanti-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/B0001X9D72.01._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="ドット・ジ・アイ" border="0" class="r" /></a>監督　　　マシュー・パークヒル<br />
キャスト　ガエル・ガルシア・ベルナル、ナタリア・ヴェルベケ<br />
最後まで先が読めない！ウーンとうなってしまうくらい賢い脚本。次々と予想を覆す展開に、騙されっぱなしでしたよ。フランスのドーヴィル映画祭でオーディエンス賞を受賞したそうです。予測のつかないプロットに引き込まれてしまう。派手さはないけど、賞を取ったのがナットク、というスリリングな面白さです｡<br />
独身さよならのパーティで、夫以外の男とキスをする――そんな習慣に従って、カルメン（ナタリア・ヴェルベケ）はレストランで出会った男、キット（ガエル・ガルシア・ベルナル）とキスをする。これがきっかけで、二人はお互いが気になり始める。カルメンの変化にフィアンセも気付いて・・・。ひとりの女をめぐる二人の男。三角関係が、スピーディに展開していく。カルメンとキットは結ばれるのか？フィアンセはどうなる？と、ここまではすごぉ～くありきたり。めちゃくちゃベタな筋なんですが、何だか変です。</p>
<p>時々画面がハンディカムで撮ってるみたいに粗くなる。どうも、三人の様子を影からカメラで映し続けている人がいるようです！カメラの背後に潜むのは誰か？目的は一体何なのか。薄気味悪い謎の存在が、ストーリーを大きく変えていく。<br />
出だしのさわやかなラブストーリーっぽい雰囲気から、どす黒い渦に吸い込まれるようにどんどんサスペンス色が強くなっていくのがユニーク。約９０分という短さも、緊張感が味わえて良いですね。この映画は、とにかく“いかに観客を騙すか”ということに賭けた作品。うわべと真実とのギャップを利用して、騙しの世界を何層も張り巡らせます。スクリーンに映るものは、実は本当ではなかった――そういうタネ明かし的なことって、サスペンスドラマではよく使われますけど、この映画はそんなサプライズがこれでもかってくらい続出するんです。<br />
そんな騙しの世界を操るのが、ビデオカメラ。この映画では、カメラがとっても重要なアイテムになります。「カメラは、人を騙しはするが、嘘はつかない」という映画の中のセリフは、観る人をあざむく仕掛けがたっぷりのこの映画を、一言でまとめたみたいな言葉ですね。もちろん映像だけじゃなくて、俳優の演技（＝ウソ）の上手さも大事です。フィアンセ役のジェームズ・ダーシーは、真逆の人格に急変する表情がホントに怖い。地味で純朴そうなフィアンセが、冷酷なサイコに豹変する。背筋がゾォッとします。現実にこんな人がいたら人間不信になっちゃう！そういえば、“人格が変わる”シーンでわたしが一番衝撃を受けたのは「真実の行方」のエドワード・ノートン。弁護士役のリチャード・ギアに礼を言うラストシーンは何回観てもゾワッとします。「真実の行方」も始終ハラハラさせられるサスペンス。お気に入りの一本です。<br />
観終わった後、不思議に思ったことがひとつ。一番の食わせ者は誰か？ということ。人によって答えは色々出てきそう。わたしはガエル・ガルシア・ベルナルが演じるキットかな、と思います。何喰わぬ顔で結局一番得してるし。ガエル君はいつもモラルに欠けた役が多いから、そういう先入観もあったりして。みなさんなら、誰が一番のクセ者だと思いますか？</p>
<h3>今回おススメの映画のお伴は・・・</h3>
<p><img  class='l'  alt="DSCF3140.JPG" src="http://www.e-avanti.com/fukuoka/eiga/pic/DSCF3140.JPG" border="0" />見た目と中身のギャップといえばコレ！ぜひ一度お試しあれ。</p>
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 <category>suspense</category>
<comments>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=2933</comments>
 <pubDate>Mon, 4 Sep 2006 11:05:58 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[『ラヴェンダーの咲く庭で』　★★★★☆]]></title>
 <link>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=2932</link>
<description><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CEVWV0/eavanti-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21YG0FKAE5L.jpg" alt="ラヴェンダーの咲く庭で 特別版 (初回限定生産スペシャルアロマパッケージ)" border="0" class="r" /></a><strong>『ラヴェンダーの咲く庭で』　2004年　イギリス</strong><br />
監督　　　チャールズ・ダンス<br />
キャスト　ジュディ・デンチ、マギー・スミス、ダニエル・ブリュール<br />
ジュディ・デンチ&マギー・スミス。映画界に君臨するベテラン名女優が共演する、珠玉のヒューマンドラマ。イカツイ顔した迫力おばさんジュディ・デンチは、『恋に落ちたシェイクスピア』でも堂々たるエリザベス女王役で周囲を圧倒してました。彼女が出る作品はイギリス映画好きには見逃せない！というワケで手に取ったのがこの一本。</p>
<p>美しい海辺の村に暮らす老姉妹、ジャネット（マギー・スミス）とアーシュラ（ジュディ・デンチ）が主人公のヒューマンドラマ。老女２人の田舎生活か。フムフム、人生とは何ぞや、生きるとは何ぞやを語る哲学的なストーリーか？と思ったワタクシ、大間違いでした。観てびっくり。ななな、なんと、ラブストーリィだったんです。ジュディ・デンチが恋する乙女！それも、とってもキレイなんです。わたしはこの映画で初めてジュディを美しい人だって思いましたよ。ひょっとして昔はキレイだったのかも？と思って、３０年ほど前の写真を見てみたら・・・そのまんまコワイ顔でした。（ごめんなさい、ジュディ。）<br />
とりあず、ざっとストーリーを紹介しますね。1930年代、ヨーロッパに再び戦争の影が忍び寄ろうとしていた頃。イギリス南部、コンウォールの静かな海辺の村に、ふたりの老姉妹が暮らしていた。庭の手入れをし、小鳥にえさをやり、浜辺を散歩する。平穏な老後を送るふたりのもとに、ある日予期せぬ訪問者が現れる。嵐が過ぎた朝、浜辺に打ち上げられたひとりの青年。異国から来た謎の青年アンドレア（ダニエル・ブリュール）を、姉妹は家に入れて懸命に看病する。一命をとりとめたアンドレアは、実はヴァイオリンの名手だった。彼の存在は、姉妹の単調な生活をまるでモノクロの画面に色を吹き込むかのように、あざやかに変えていく。<br />
主人公の姉妹を演じるマギー・スミスとジュディ・デンチは、さすが安定感のある自然な演技。観る者をぐんぐん映画の世界に引き込んでいく。特にデンチは、少女のような淡い恋を、あのコワモテながら見事に体現。スッと伸びた背筋、月光に輝く美しい銀髪、透き通るような青い瞳。ホントにきれいです。初めてアンドレアを見たときのドギマギした様子や、彼とのふれあいに心をときめかし、片思いに苦しむ姿。観ているうちに、彼女が老女ということを忘れてしまいます。けれど、現実は変えられない。なんとも切ないです。悲しいゆえに、いっそう美しいんですね～。<br />
けれどこの映画のかなめは、主人公のふたりよりも、実はそのふたりを魅了する青年アンドレアなのかもしれません。老姉妹をはじめ、村のおじさんたち、村娘、謎の美人芸術家などなど、老若男女を惹きつける無邪気な魅力の持ち主。この役を演じるには、男の色気と、イタズラっぽさと素朴さが、絶妙なバランスで配合されてなきゃいけない。美形すぎるとうさん臭くてダメ。こんな難しい条件をクリアするダニエル・ブリュールは、ちょっとスゴイですね。地味なんだけど引力がある。「グッバイ・レーニン」のマザコン青年役でもいい味だしてました。母性本能をすくずる天才かも？！<br />
キャスティング、ロケーション、音楽。どれも文句のつけようがないです。ちょっと残念なのは、スローモーションやフラッシュバックが必要以上に使われてること。キャストや音楽が申し分ないんだから、画面は直球勝負でいいのに。盛り上がってきたとこにスローモーションが入るとゲンナリしてしまう。画面の編集に懲りすぎると、特にこういうしっとりしたドラマでは、感動を削いでしまうんですね。おもしろい発見でした。<br />
おばあちゃんのつかの間の夢物語。とっても切ないんですけど、観た後になぜか爽やかなすがすがしさが残ります。たまにはこんな不思議なラブストーリー、いかがですか？</p>
<h3>今回おススメの映画のお伴は・・・</h3>
<p><a href="http://www.e-avanti.com/fukuoka/eiga/pic/movie/kakigoori.jpg"><img  class='r'  alt="kakigoori.jpg" src="http://www.e-avanti.com/fukuoka/eiga/pic/movie/kakigoori-thumb.jpg" width="120" height="160" border="0" hspace="3" /></a><br />
イギリス南部の海の色を思わせるコバルトブルーのかき氷。どアップでわかりにくいですが、かき氷です。<br />
夏のおやつはコレでなきゃ！西○商店街の名物ですよ。</p>
]]></description>
 <category>love</category>
<comments>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=2932</comments>
 <pubDate>Wed, 2 Aug 2006 22:31:49 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[『コーヒー＆シガレッツ』　★★★★☆]]></title>
 <link>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=2931</link>
<description><![CDATA[<p><strong>『コーヒー＆シガレッツ』　2003年　アメリカ</strong><br />
監督　    ジム・ジャームッシュ<br />
キャスト　ビル・マーレイ、トム・ウェイツ<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000A2Q7YG/goodpic-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/B000A2Q7YG.01._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="コーヒー&シガレッツ" border="0" class="r"/></a>クセになるような楽しさと地味さ加減がイイ。全編モノクロで、セットも最小限。小さなテーブルの上にはコーヒーとタバコ。テーブルを囲む２、３人の人物。ごくシンプルな設定の中、会話が始まって、終わる。何でもない日常のひとコマを切り取ったショートストーリーが全11話。好きなストーリーを選んで観てもいいし、全部通して観ると共通に使われてるアイテムを発見する面白さも味わえる。色んな楽しみ方ができます。オシャレでほのぼのしてて、小さなスリルと笑いがあちこちに仕込まれた、何度も見たくなる映画です。</p>
<p>“ジム・ジャームッシュ＝玄人ウケする監督”というイメージがあります。映画界にも彼のファンは多い。ジョニー・デップとか、オダギリジョーとか、ひとクセある演技派俳優が彼にラブコールを。本作は、ジャームッシュが同業者の間でも評価が高いことを裏付けるかのような豪華なキャストがズラリ。イギー・ポップ、ジョー・リガーノ、ケイト・ブランシェットなどなど。映画の中でも実名で登場。役名も映画スターという役柄も地のままだったり。<br />
ケイト・ブランシェットが２人のいとこ同士を演じるストーリーは、同じ人が演ってるとは思えない変身ぶりで、思わず目をこすってしまいます。スター女優のケイトと、彼女をうらやむ売れないロッカーのいとこの一人二役。言葉遣い、メイク、物腰で、勝ち組と負け組の明暗がクッキリ。演技のうまさはもちろんですけど、メイクや髪形で女性はこんなに印象が変わるんだ、とちょっと恐ろしいくらいです。これはゼヒ今後の参考に・・・。<br />
わたしのお気に入りは、２人のイギリス人が「ひょっとしたらいとこ同士かもしれない」という設定で出会い、別れるお話。このストーリーは、監督が渡した台本をキャストの２人―アルフレッド・モリーナ＆スティーヴ・クーガン―がほとんど変えてしまったらしく、２人のやり取りと、絶妙な間の取り方、最後のどんでん返し、クーガンのくやしそうな表情がとってもカワイくて笑えます。このストーリーだけコーヒーじゃなくてミルクティが登場。イギリスの香りを漂わせる２人のところに、きんたろう姿（背中丸だし露出ルック）のアメリカ人の女のコがサインをねだりに来る。チグハグで可笑しいんですけど、真夏のカリフォルニアで英国ブランドのロングコートを着てるクーガンも十分ヘンです。<br />
ジャームッシュの作品はどれもまったりしてて大好きですけど、この作品は特にほのぼの感が利いてます。この監督の手にかかると、どの人物もその人独自の味わいが滲み出る。人間って、ユニークで、おもしろくて、可愛くて、ちょっとだけ哀しいとこもあって・・・人生がいとおしくなる映画です。</p>
<h3>今回おススメの映画のお伴は・・・</h3>
<p><img alt="coffee.JPG"  class='r'  src="http://www.e-avanti.com/fukuoka/eiga/pic/movie/coffee.JPG" width="138" height="151" border="0" />今回は迷わずコーヒー！これってコーヒー・・・？って言われても、甘いのがスキなので(^_^;)</p>
]]></description>
 <category>comedy</category>
<comments>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=2931</comments>
 <pubDate>Thu, 22 Jun 2006 22:07:58 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[『ＴＨＥ３名様』　★★★☆☆]]></title>
 <link>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=2930</link>
<description><![CDATA[<p><a href="http://www.e-avanti.com/fukuoka/eiga/pic/movie/DSCF2361.JPG"><img  class='r'  alt="DSCF2361.JPG" src="http://www.e-avanti.com/fukuoka/eiga/pic/movie/DSCF2361-thumb.JPG" width="200" height="149" border="0" /></a><strong>『ＴＨＥ３名様』　　２００５年　日本</strong><br />
監督　　 福田雄一　<br />
キャスト　塚本高史、佐藤隆太、岡田義徳<br />
いや～お久しぶりです。なんと二ヶ月も更新サボっちゃいました。いつも読んでくださってる読者のみなさま、みっちー平謝りでござります。これからもよろしゅうたのみまするm(_ _)m<br />
さて。久々の映画紹介。今回の掘り出し物は超ユルイ系脱力青春映画、『ＴＨＥ３名様』。ＤＶＤでしか見られないレアものです。（って言っても、普通にレンタル屋さんにありますよ。）クドカンのドラマでおなじみの佐藤隆太＆岡田義徳＆塚本高史の三人が、真夜中のフリーターに扮します。絶妙なボケとツッコミで３分×１０話のショートコントを見せます、魅せます、笑わせます。</p>
<p>ミッキー（塚本隆志）、まっつん（岡田義徳）、ジャンボ（佐藤隆太）は、２６才のフリーター。カネなし、シュミなし、職なし、彼女なし、夢なし、etc.　ないものだらけ、ダメダメ人間の３人組。３人は暇をもてあまして夜な夜なファミレス「ビッグボーイ」に集い、どうでもいい時間をどうでもいい話をしながら過ごす。カメラは３人が定位置とするテーブルからほとんど動かず、わずか３分の中に起・承・転・結が見事に詰まった緻密な構成のコントが次々と繰り出される。夜中のファミレスにゆっくりと流れる静かな時間。そんなユル～イ状況を、３人は抱腹絶倒の笑いの渦に変えてしまうのです。<br />
原作は石原まこちんの漫画。この漫画が大のお気に入りという佐藤隆太が、映像化を狙って岡田＆塚本に話を持ちかけ、映画化が実現。キャストのほうから沸いて出た企画だけあって、３人のコンビネーションが抜群です。間の置き方、動き、表情、どれも絶妙なタイミングで笑いのツボをつついてくる。特典映像のメイキングで３人が即興でやってくれるショートコントも本編顔負けに面白い。<br />
これを観たら、勉強疲れ・仕事疲れが一気に吹き飛びます。３人の口から繰り出される名文句の数々。「週５も働いたら過労死するっつーの！」、「１日働いたら２日休まないと持たない体質なんだよねー、オレ。」一生懸命やってることがあほらしくなってしまいます。たまには脱力して気楽にいきまっしょ。がんばることとは無縁の３名様ですが、なんと春には第三弾まで発売しちゃいました。口コミで人気が広がり・・・無職の３名様ですが、実はいちばんハードに働いてたりするんです。</p>
<h3>今回おススメの映画のお伴は・・・</h3>
<p><img alt="DSCF2681.JPG"  class='r'  src="http://www.e-avanti.com/fukuoka/eiga/pic/movie/DSCF2681.JPG" width="120" height="160" border="0" />真夜中のビッグボーイ。不気味にカワイイ？！</p>
]]></description>
 <category>comedy</category>
<comments>http://www.e-avanti.com/mitemite/michyindex.php?itemid=2930</comments>
 <pubDate>Wed, 31 May 2006 19:10:17 +0900</pubDate>
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