村山由香里 (代表取締役/福岡編集長)
メーカーでOLを3年、編集と広告営業を8年経験して34歳で起業。「働く女性を応援するネットワーク型情報誌」をコンセプトに情報誌「アヴァンティ」を出版。誌面やイベントで女性たちの勇気を後押しする企画を展開している。最近では、大学や企業、行政などでの講演も多い。

三池 終わらない炭鉱の物語

先週、すごいパワーのある映画を観た。

「三池 終わらない炭鉱の物語」

いま、KBCシネマ北天神で上映されている。

日曜日の朝、早起きして行ったのだが、監督の熊谷博子さんも挨拶をされていた。
大牟田の三池炭鉱を素材にしたドキュメンタリー映画だ。

いまの大牟田はなんだかさびれていて興味もないと思っていたが、戦後、日本の石炭の4分の1を採掘するすごい炭鉱町だったんだ。そこで1950年年代に日本のエネルギー政策が石炭から石油に転換し、大きなリストラの波から1960年に労働争議がおきる。
九大の向坂逸郎教授の勉強会で組合は力をつけ、全国から支援者が集まったり、第2組合ができて分裂したり、63年には大きな事故が起こりいまだに苦しんでいる人がいたり…。いま、生きている人たちにインタビューして、それはそれはすごい迫力で迫ってきた。

過去の物語が今に生き生きとよみがえり、大牟田という土地が息を吹き返したかのような映画だった。
大牟田の人はぜひ観てほしい。福岡県の人はぜひぜひ観てほしい。
炭鉱の町がアイデンティティを取り戻して、負の遺産が誇りに転換できるようなパワーのドキュメンタリー映画だった。

コメント

私、この映画、わざわざ東京で観ました・・・。
最初はまったく興味がなく、ただ誘われて行ったんですが、
すごかった!!

あそこまで内容の濃い作品を作るのは、並大抵の根性じゃできないと感じました。
きっと、熊谷監督は、何か「使命感」みたいなものを無意識のうちに感じていたんじゃないか、
と思うくらい。
本当に圧倒されました。

私は大学の授業で2年間、水俣の土地でいろんな人にインタビューをしましたが
この映画に出てくるように
当事者がホンネを語るまではできませんでした。
とーっても難しいです。
時間も、努力も、知識も、人としても必要とされる作業でした。

それがこの映画では見事に完成されていて、
私も一緒に見た友達も、途中から涙を流したりして
かなり入り込んで見てしまいました。
そして、パンフレットを買い、監督のサインまでもらい、
「私、福岡からたまったま今日、観に来たんです」という
わけのわからないアピールまでしてきました。
それだけ、この映画はすごかった!!
大牟田のイメージも、炭鉱のイメージも、何もかもが変わった作品でした。

また、観に行こうかな。

蔵 at 2007-04-06 10:10:40

すごい!!
蔵ちゃん、東京で、観てたの??

私も、サインもらうのに、並んだよ。
「働く女性のための情報誌を作ってます!!」と言ったら、名刺をいただきました。

ほんと、すごい映画だよね。
うれしい!!わかってくれて!

福岡で観たら、また違うかもよ。

村山 at 2007-04-06 11:45:46

私は荒尾出身です。
大牟田は地元の様なもので、友人の父親にも炭鉱で働いていた方がおられました。
以前「冷泉荘事件簿」で書いたと思うのですが、
中学生の時に丁度閉山し、友人の父は「これから職業訓練所に行くんだよ」
とその後を話していて下さったのを、記憶しています。
観に行ってみよう。

かんりにん at 2007-04-07 17:05:27

かんりにんさん、こんにちわ。
そうですか。映画のなかに、荒尾の地名も出てきてたように思います。

ぜひ、感想を聞かせてください。

村山 at 2007-04-07 17:14:59
一言どうぞ
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