先日、「吉田兄弟」の囲み取材に行ってきました。
11月15日に新しいアルバム、「飛翔 三味線だけの世界vol.1」をリリースするにあたっての取材でした。2人ともラフな姿で、礼儀正しい今時の若者という感じ。
今まで他の楽器と組むバンドスタイルでの演奏が多かった彼らは、デビューから7年ぶりに、三味線だけの演奏でツアーを回る挑戦を始めます。「原点に戻るというよりは、一周して二周目に入った感じ」と兄・良一郎さんが話しました。様々な楽器との絡みを多く経験してきたから分かること、できるようになってきたことがあるんでしょうね。
印象に残った話がありました。今回三味線のみで行こう、と決めた彼らの自信になったのは、海外での公演経験。日本では“荒波”とか“祭り”などのイメージが強い三味線の音色を、スペインの聴衆からは“可愛い”“きれい”と評された。それがとても嬉しかったそう。それを聞いて、以前和太鼓奏者に取材した時のことを思い出しました。伝統芸能としての固定概念を破るために、その奏者もまた様々な表現方法を模索していましたが、彼に自信を与えたのも海外での演奏経験だったといいます。先入観が無い分、こちらの予想外な視点からもらえる感想がとても刺激になる、と。
同じことを長く続けるという中には波があり、迷ったり停滞したりすることもあります。それを新しく展開させてくれるのは、状況の分かる自分のフィールド内よりも、自分が踏み入れたことの無い、知らない価値観からの声なのかもしれない。そんなことを考えた時間でした。
全国公演は明日11月14日(火)から始まります。
12月13日(水)19:00~ 福岡サンパレス
問い合わせ:H.I.P.SOUTH 092-525-9415



















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