先週の日曜日、母親ミキティとアクロス福岡のシンフォニーホールに『ストラディバリウス・サミット・コンサート2007』に行ってきました。
17世紀イタリアの名工アントニオ・ストラディヴァリが創りだした最高の弦楽器ストラディバリウス(Stradivvarius)。現在地球上にわずか10台ほどしか存在しないといわれていますが、このコンサートでは、ヴァイオリン7台、ビオラ2台、チェロ2台となんと11台も登場! 総額約90億円だそうです。ワオ
演奏するのはは、選ばれしベルリンフィルのトップメンバーを中心にした最高の名手たち。
すごいだろうことは分かるのですが、クラシックにも明るくないし、私に音の違いなんて分かるのだろうかと少し不安を抱きながら会場に入りました。
颯爽とステージに現れる、黒いスーツに身を包んだ13人(ストラディバリウス11台、コントラバス、チェンバロ)の演奏者たち。
かっこうぃ~! 演奏する前から盛り上がる私(すでに最初の不安なんて吹っ飛んでます)。息をのむ客席。
演奏が始まった途端、彼らの創る素晴らしい音の世界にあっという間に引き込まれていきました。
穏やかな音、激しい音、哀しい音、夏のような音、愉しげな音…百色の音が奏でられ、ステージに目も耳も心も釘付け。その音に包まれる喜びからか、気づけば終始顔はニヤケっぱなし。そして、生まれて初めて、クラシックで、しかもかなり穏やかな曲で興奮するという体験をしました。クラシックはまりそうです。
彼らの演奏する姿の美しいことといったら。
顔の造作とかスタイルとかそういうことではなく、その佇まいが美しい。放つ空気が美しい。
素晴らしいものは、美しいのですよね。
そして、あの演奏を支える日々の練習や感性の修練のことを思うと、ひとつのことを極めるプロってなんてかっこいいんだろうと、うっとりするばかりでした。彼らレベルになると努力では追いつかない生来の才能があるのでしょうが、プラス努力までしちゃってるわけですよ。そしてその才能がまた磨かれるのですよ。なんてこった。
私のような凡人は、努力を惜しむ資格なんてないのです。
結局4回(!)のアンコールがあり、最後はスタンディング・オベーション。私も自然と立ち上がり、心からの拍手を送りました。
あ、そして会場もよかったです。
アクロスのシンフォニーホール、本当に素敵なホールですよね。
大好きなホールです。
ストラディヴァリウス、ベルリンフィル、みなさんも機会があれば、絶対聴いたほうがいいです。
あ、しかし私の前の青年はずっとおふねこいでおられました。そのおかげで、ステージがしっかり観れたので、私はありがたかったです。愉しみ方は人それぞれですね。



















コメント