例年より早く、まち全体が年末ムードになっているように感じるのは私だけでしょうか。
そういえばこの間取材をした飲食店さんが、今年は忘年会の予約が早くから入っているって言われていました。
ということでちょっと早いですが、2007年を振り返ってみると・・・
avanti2007年版は、4人の読者さんにコラムを執筆してもらっていました。
このe-avaでもブログを書いてくれているしおりん、美猫さん、そしてお見合い姉さん「実録! アネゴは見た~福岡女性30代の恋愛事情~」、くまパパ「働くパパの子育て奮闘記」。
4人の原稿はまず私のところにメールでやってきます。
それが毎月の楽しみでもありました。
私が幸せものの第一読者なのです。
くまパパコラムの最終回は11月号だったのですが、誌面では載せることができなかった原文ノーカット版があまりにもよかったので、ここで紹介させていただきます。
くまパパさんは、公務員で、文章を書くお仕事をされているわけではないのですが、私は彼の文の間とかリズムがとても好きです。
「我が育休生活に一片の悔いなし」
一方的に不満の声を上げる相手に向かって、私は冷静を装いながら、できるだけ丁寧に語りかける。
「まずそうやって騒ぐのはやめなさい。おたがいに冷静にならないと、まとまる話もまとまらないじゃないか。言いたいことがあるなら、はっきりと、論理的に説明してごらんなさい。きちんとした説明さえあれば、こちらにも対応する用意はあるから。」
しかし、相手はいっこうにこちらの言うことを聞かないばかりか、ますます騒ぐばかり。思いあまってこちらも怒鳴り声を上げる。
「黙れと言うのに分からんのかっ。」
分からないよね、生後10か月の赤ん坊じゃあ。
産休・育休を終えた妻と入れ替わりに、生後10か月から1歳の誕生日までの計画で始めた育児休業は、あっという間にパニックに陥った。泣きわめくのを何とかなだめすかして寝付かせて、さあ今のうちに洗濯を、と思うときに限ってあっという間に目を覚まして大泣き。かと思うと、早く買い物に行かないと晩ご飯が作れない、というときにはなかなか目を覚まさないので出掛けられない。すべてがこのバカ息子のペース。
かっとなって床にたたきつけてやろうかとも思う。そうしても誰も制止する者のいない、密室における親の圧倒的な力を自分が握っていることにゾッとする。そんななかで、泣き声で必死に何かを伝えようとしている赤ん坊に、「おまえもきっともどかしいんだろうな」とついホロリとする。
愚痴を言いたくても家の中には自分と息子だけ。一日分の鬱憤は夕方帰ってきた妻に集中、と行きたいところだが、悲しいかな、こんな時の妻の気持ちはよく分かる。交代する前の自分ならいつもこう思っていた。
「こっちだって疲れて帰ってきてるんだから、人の愚痴なんて聞いている余裕はないよ。」
分かってはいるが、こっちだって余裕はないんだよ、と思ってしまう。何せ、学生時代にだって自炊をしたことがなかったのに突然、家族の3食分の炊事を料理本片手に始めたばかりなのだから。とはいえ、なかなか口には出せない。
ここでお母さんたちなら、お隣さん同士の井戸端会議で「うちの旦那ときたら・・・」とでもやればいいのだろうが、残念ながら、昼間に赤ん坊を抱いてウロウロしているお父さんは近所にいないようだ。
やばい、俺って社会と隔絶してる?
そんなときに救いのメールが。職場の同期の仲間達から、「一緒に昼飯でも食おう」とのお誘いがきた。もちろん向こうは仕事があるので、会えるのは1時間きり。おまけに出かけるとなると、家事の段取り変更から替えオムツやらミルクやらの準備で仕事が増える。それでも、自分が忘れられていないのが単純にうれしい。いそいそと準備して出掛け、息子の自慢とくだらない話で盛り上がる。そのたいしたことのないイベントの、なんと効果的なリフレッシュであったことか。
「休みを取ると職場に迷惑をかける」と思っていたが、それは間違いだった。もちろん自分がいない間、周りのみんなに大変な負担をかけたのは申し訳ないし、感謝している。しかし、育児に専念した2か月は、新しい視点で世界を見つめるきっかけとなったし、その経験を職場に戻ってからの自分の仕事に活かしていることで、十分に埋め合わせはできていると思う。
育児休業を取得したことは一度も後悔したことがない。でも、2度目は勘弁してほしいかなあ。

くまパパ 公務員
7才の娘と3才の息子のパパ。第2子が生まれて10カ月めのとき、2カ月半の育児休業を取得。パパ目線で見た子育てをまじめに語ります!



















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