がんばる女子に、ひとやすみ。ゆるっとした感覚でどうぞー 仕事やプライベートで見つけた、ファッションやおいしいもの、本やニュースなど気の向くままに書いていこうと思います。 |
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近頃テレビを見ていて、この言葉を聞かない日はない。
「地球温暖化」が急激に進んでいます。
100年以内に白クマやペンギンが絶滅する可能性がないと言いきれない。
これはものすごい深刻な問題ですね。
家のエアコンや電気を節約することしかできないが、
美しい自然を地球の芸術を残していきたいという気持ちから
ポストカードデザインコンペに出品させていただきました。
http://www.andzone.com/exhibition/index.html
コンセプトは、”love me cool”。
通常、愛はhotなものですが、
温かくなりすぎた今、少しcool downすることが
地球への愛だという考え方をしています。
ペンギンや白クマをモチーフに、
消えてしまいそうな美しい自然を
透明感のあるイラストで表現しています。
5種20枚ずつ、合計100枚。1枚100円で販売中です。
東京都新宿区四谷4-28-4 YKBエンサインビルB1(03-3341-0849)
東京在住の方々はよかったら見に行ってくださいね。
2月24日(土)まで開催しています。
瀬木監督に直接インタビューするチャンスを得ましたよ。
「九州で映画を撮るのは5回目。今回の撮影は、エキストラのみなさんとプロの役者が同じ列に並んで足並みを揃えなくてはならないシーンがあり、独特の難しさがありますね。ひとつひとつのシーンを、キューではじめてカットで終わるという単純作業ではなく、その瞬間の空気を生かしながら映像を撮っています。これは、失敗するリスクも大きい気を遣う撮影手法なんです。緊張感もすごいです。だけど、それぞれのシーンを丁寧に手作りすることで、制作者の情熱を形にできるし、見てくださる方にも必ず伝わると思ってがんばります。
久留米のみなさんが作ってくださる毎日の炊き出しにも支えられています。」
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▲車イスに乗る津田さんを支える羽田さん。瀬木監督も、言葉とジェスチャーを使って、求める人物像を必死で伝え、真摯に演技指導をしています。冷たい風が吹き付ける中、屋外ロケは終日続きましたが、現場は熱気があり緊張感もものすごい。それぞれのスタッフが全力でひとつの現場を最高にしています。
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▲撮影現場近くの草野公民館で、炊き出しの夕飯を食べてひと呼吸の瀬木監督。撮影のおじゃまをしている私たちにも「時間取れるから少し話せますよ」と気さくに声をかけてくださいました。忙しい最中にも関わらず「君たちも食べていくといいよ」と優しい言葉も。気配りの方でした。感動デス!
今日で久留米でのロケも終了予定。
津田さん、羽田さんが熱い演技を見せた冬篇の撮影は終了し、
これからは東京での編集作業を経て、4月に九州先行公開。6月に全国へ。
久留米発の映画が、いずれは世界に飛び出すことを楽しみに待ちましょう!
撮影:(C)FAKE http://fake2005.exblog.jp/
2月9日、10日に撮影まっただ中の現場におじゃましました。
津田寛治さん演じる上野和馬の生家のシーンを
実際は、誰も住んでいない民家で撮影中でした。
映画のストーリーの中では、闘病生活に向かう中で
3段階に分けてリフォームされていく住宅を
約1時間で撮影していくという強行スケジュールにも
監督は冷静沈着に指示を出しながら順調に進行していらっしゃいました。
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▲これが、和馬の生家。「Watch with Me 〜卒業写真〜」を支援する会の橋本直紀さん(久留米大学商学部4年)。橋本くんが撮影した写真がオフィシャルホームページにも使われることが決定したそうです。そんな地元の支えがあって、映画ができあがるんですね。台本を持たせてもらってパチリ。
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▲真剣な表情のカメラクルーが撮影しているのは、地元のエキストラ演じる消防団。FMのパーソナリティとして人気のEIJIさんや、高杢さんも登場し、見物客もいっぱいで現場は大いに盛り上がっていました。公開が待てないといった様子。地元のみなさんは、毎日炊き出しをして応援しています。
撮影:(C)FAKE http://fake2005.exblog.jp/
ハリウッド系大作ではない今回のような邦画は、
配給会社がその良さを伝えていくことで上映映画館の数を増やすなどして
より多くの人に見てもらえるんですね。
今回の配給会社は、久留米に事業所を持つ配給会社です。
ゴールデンウィークを前にした時期の公開ということで
上映スペースの確保は非常に困難を極めますが、
がんばって少しでも多くの方に観ていただこうと奔走されています。
【配給会社より】
「題材として、非常に難しいテーマに挑んだ作品です。
『佐賀のがばいばあちゃん』は、ネガティブな現実を
ポジティブに笑いに変えていく作品でした。
それは現代人に欠けている力だったかもしれません。
今作は、昨今軽く扱われることの多い『死』をテーマにしている。
津田さん演じる上野和馬が死をどう迎え入れるか、
家族や友人はどう送り出すか。それぞれの視点で描いています。
死に真剣に対峙することで、生を強く訴えることができればと思います。
九州を映画文化の発信地にしたい。その一翼を担いたいです。
近年、日本の映画や役者が世界の映画祭で評価されることも多々ある中、
地域発信で、世界にも通じる作品を輩出していくのが我々の目標です。
公民館などの小さなホールでの上映も視野に入れながら、
とにかくたくさんの方にこの作品が見て頂けるようがんばります。」
私も邦画大好き人間として、微力ながら
少しでもこの映画の持つメッセージを多くの方に伝えていきたいと思います。
九州が映画発信都市になるように、みんなでこの作品を応援しましょう!
あと2日間は、撮影現場に潜入したシーンからおまけ更新です!
最後は、やっぱり監督に締めてもらいましょう!
末期癌、ホスピス、カメラマンの人生、いろいろキーワードはありますが、
いちばん観客の皆さんに伝えたいメッセージを最後に教えてください。
【監督のメッセージ】
監督:瀬木直貴さん
「この作品は、死を描いています。
私自身、ホスピスに2年以上通って感じたのは、
死が差し迫っている人は生き生きしているんですね。
死が近くにあるからこそ、生が輝くのかもしれない。
ふだん私たちは死が差し迫っていないから、意識することもなく、
一日中テレビを見てダラダラ過ごしたりしてしまいますが、
半年後に死ぬことが決まっていたら、どう過ごすでしょうか。
きっともっと好きなことややり甲斐を感じることをするでしょう。
死というテーマを通して、生について考える機会になればと思います。
僕の場合は、もし目の前に死が迫っていても映画を撮りますけどね(笑)」
【監督から役者へ】
会見で記者から飛び出した「故郷の違う者同士が結婚して、相手の故郷で感じる嫉妬心などを映画で描くのはめずらしいですが、これは意図的?」という質問に対する監督の答えに、主演のお2人が「なるほど」とうなづくシーンも。
監督:瀬木直貴さん
「『その人を愛しているけど、孤独である』という気持ちは誰にもある。
そういう中途半端な感情をリアルに描きたいと心がけています。
地味な部分ではありますが、誰しも共感する非常に普遍的な感情です。
まぁ、僕が撮る映画は、いつも地味なんですけれども(笑)」
監督のイメージと役者の個性をブレンドしながら、役柄を作るんですね。
舞台である久留米は、主演のお2人にはどう見えているんでしょう?
【久留米という街】
上野和馬役:津田寛治さん
「昨年の夏に和馬の青春時代の撮影があって、
僕のシーンはなかったんですが、現場を見に来たんです。
青春時代は、和馬の一部しかも大事な部分なので見ておきたくて。
久留米は、観光地として整えられているわけでもなく、
きちんと住んでいる人の生活がある。
もし東京で癌にかかってしまったら、戻りたいと思える故郷ですね。
映画製作に対しても非常に積極的に協力してくださって、
映画という絵の具に非常にあっているキャンバスだと思います。
映画というメディアに関して、可能性を持っている街。
この作品をきっかけに、久留米の良さを知っていただきたいけれど、
あまり観光客が来すぎて変わってしまうのも嫌ですね(笑)」
上野由紀子役:羽田美智子さん
「久留米にしかない表情というのがありますね。
どの景色にもどこかしら情感があって、“いちいち”いいんです。
どのシーンにも、久留米が醸し出す日本らしさが
“いちいち”すごくいい画として映し出されています。
世界の映画祭でより多くの人に見て頂いて、日本の良さが伝われば」
こうしている今日も、久留米では撮影が行われているんですよ。
臨場感たっぷりでしょ?製作中からこうして追いかけていると
まだ見ぬ映画にも愛着が湧いてくるので不思議ですね。
半年後に夫の死を迎える妻の役を演じる羽田美智子さんは、
脚本をどのように受け止めたんでしょう。
【脚本との出会い】
上野由紀子役:羽田美智子さん
「脚本をいただいて読むときは、全体の物語として読みながら、
すでに自分の役柄に感情移入をして進んでいくんですが、
後半を読みながら、私はずっと涙が止まりませんでした。
大泣きしすぎて、翌日の仕事に支障があったぐらい。
主役の心情だけでなく、出てくる人のすべての立場からの心情が
糸が絡み合うようにきれいに描かれていて、
それが美しい一枚の布を作っていくような印象でした。
人はひとりじゃ生きていけないということを改めて感じました。
私が演じる女性は、頭がよく理性的に生きようとするんですが、
目に見えない夫の過去に嫉妬したり、やはり人間ですから
手に負えない感情に翻弄されるんですね。やりがいのある役柄です」
こんないい脚本に巡り会えた幸運を
役者としてできる精一杯の演技で恩返ししたいと語った羽田さん。
女性の感情で「手に負えない」という表現をした羽田さんの言葉に共感。
ひとりの働く女性として、仕事に対しての姿勢も
とてもひたむきで真摯な方だなという印象を受けました。
羽田さんの演じる強い芯がある、理性的な由紀子役、楽しみです。
主演のお2人は、とにかく脚本がイイ!と絶賛されていらっしゃいます。
脚本を読んだときの率直な第一印象はどんな感じだったのでしょうか。
【脚本との出会い】
上野和馬役:津田寛治さん
「まず最初にビックリしたのは、ホスピスがテーマであるから
最初から死ぬことが避けられないと決まっているんですね。
死が迫って、どう死なないように治療するかという話はよくありますが、
死ぬことを前提に、どう生きるかどう看取るかを描いていることが新しい。
これだけ聞くと、堅い話だと思われるかもしれませんが、
ドラマチックでファンタジックなエピソードも含まれているんですね。
そういう部分が、物語をリードして観客を惹きこんできてくれる。
メッセージ性とドラマ性、どちらもバランスよく入っていて完成度が高い。
完成度が高いなんて、一役者が偉そうに言ってすみません(笑)
でも、本当にまじめなメッセージを冷静に伝えながら、
人の心の動きも緻密に計算して書かれている。
しかも緻密な作品の持つ冷たさみたいな嫌な感じもまったくないんですね。
僕ら役者は、仕事柄たくさんの(脚)本を読んでいます。
だから本の良さを見抜く目はあると思うんですね、
本をたくさん読んでいる人が見れば一目瞭然の質の高さでした」
明日は、脚本との出会い〜羽田美智子さん篇〜をお送りします。
【なぜ久留米を舞台に?】
監督:瀬木直貴さん
「4年前までは、久留米に足を踏み入れたことすらありませんでした。
たまたま僕の同級生が、小中高を久留米で過ごしていたそうで、
僕が地域性の強い映画を製作していることを知った友だちが、
『久留米で映画を撮れんか?』と誘ってくれたんですね。
それから、久留米を訪れたり、同い年ぐらいの人と飲み仲間に。
でも、映画を撮影するという段階にいたるまでは約2年かかりました。
というのが、僕と同世代の人たちは映画に乗り気でしたが、
その親の世代が、『東京もんに騙されよる』と警戒していたんですね。
その辺りから、久留米という街は横のつながりも強いけれど、
縦の世代も繋がりが深いんだなと思いました。
人の絆の深さを、この街で描きたいなと真剣に思いはじめたんですね」
【ムービートリビア・タイトルの意味】
「Watch With Me」ってどういう意味?。
死を察知したキリストが弟子たちに 「Keep Watch With Me (私とともに目を覚まして祈りなさい)」 と語ったというエピソードに基づいています(参考:「新約聖書」マタイによる福音書26章36節〜45節)。
近代ホスピスの創始者、シシリー・ソンダース女史は「死が近い人を見守る」という意味で「Watch with Me」という言葉を用い、それ以来世界中で広く使われるようになりました。
邦題の「卒業写真」という言葉からも、死に対するネガティブなイメージではなく、卒業して新しい世界へというポジティブなメッセージが伝わってきます。
本作への意気込みとメッセージを監督と主演のお2人からいただきました。
【監督コメント】
監督:瀬木直貴さん
「これまで製作した8本の映画のうち半分は、福岡で撮影しています。
出身地というわけでもないのに、深い縁を感じています。
今回の作品は、ホスピスにボランティアとして2年半通い、
脚本を仕上げるまでにこれまた約2年も要した力作です。
久留米発の作品がいずれは世界で見て頂けるようがんばって作ります」
【役者の想い】
上野和馬役:津田寛治さん
「今回、脚本を読ませていただいて一目惚れしました。
現在日本、世界が抱えている問題に
ひとつの答えを出せる作品だと思います。
理論的に正しいことを言うだけのストーリーで終わっていない。
人の心の奥にある真実を描く、本当にいい脚本に出会えました。
本を設計図として、僕らスタッフがいい映画を作っていかなくては。
役者というより、スタッフの一員として大きな責任を感じています。
演技とかアングルとか音楽とか、そういう表面的なことではなく、
この本の持っている大きな“熱量”を観客の皆さんに伝えなくては。
とにかくその想いを持って、俳優としての力を200%出し切りたい。
ここで出せなくては役者をやってきた意味がないとすら思える作品です」
上野由紀子役:羽田美智子さん
「お話ししようと考えていたことを全部津田さんに言われました(笑)
この作品に対する思いが一致していることが改めて確認できた感じです。
去年の夏に台本をいただいて、私も一度読んで惚れてしまいました。
この作品は絶対に私が演じたい、
他の人にやってほしくないと思いました。
せっかくいただいたこのすばらしい脚本を、
映像としてより深いものに仕上げていくために力を尽くします」
明日は、久留米を舞台にした理由や作品タイトルの由来をお届けしますよ!