「カメラのレンズを変えると、同じ景色でもファインダーの向こうの世界がちがって見えるように、視点を少し変えることで今置かれている現実の捉え方や感情も変えられます。そうすることで、苦しい思いを抱えながらがんばらなくても、夢や目標に近づけると考えています」と語る、メンタルコーチのしんがき佐世さん。人見知りで人とのコミュニケーションが苦手だったという彼女が現在、人の内面と深く関わる仕事で活躍しているのは、自分を認め、愛することの大切さに気づいたのがきっかけだ。
メンタルコーチとして起業する前は、不動産会社の正社員や派遣社員として働いていた。20年来患っていた難治性の自己免疫疾患を克服後、思い立って世界一周の船旅に参加。およそ20カ国を3カ月にわたり旅するなか、様々な価値観を持つ人々と多くの対話を重ねた。また、船上の情報誌に寄稿、発信しつづけることで、言葉の力が相手の視点を変えていく経験にも大きな刺激を受けた。
その後心理学やコーチングを学び、2015年に起業。セミナーや個人セッションなどの活動を始め、恋愛や家族間パートナーシップ、ビジネスなどの目標達成コーチングを行っている。
セッションで大切にしているのは「頭でわかる」のではなく「腑に落ちる」感覚。「目標に向かって努力していても途中で動けなくなってしまうのは、その人の意志が弱いからではなく、心の奥深くにある感情や昔の記憶が心にブレーキをかけてしまっていることが多いもの。そのブレーキを外すサポートもします」としんがきさん。コーチが説得して「行動させる」のではない。クライアントが現在地と感情を見つめることで自ら「行動しよう!」と目標達成に向かって走りだし、追い風をうみだす「伴走者」として、彼女はクライアントと一緒にゴールを目指す。
メンタルコーチ・心理カウンセラー
しんがき 佐世さん
1975年長崎県対馬出身。大学卒業後、不動産会社の正社員や派遣社員を経て心理学やコーチングを学び、2015年にメンタルコーチ・心理カウンセラーとして起業。実生活に活かせる心理学セミナー・個人セッションを通して自己肯定力や自己対話力の高め方を伝え、クライアントの目標達成のパートナーとして活躍している。今後は学校教育に心理学やコーチングを取り入れ、子どものうちから自分との向き合い方を学ぶことで、自分を愛し、他者を理解する心を育てる活動をするのが夢。
▲ 1.お茶会やセミナーは、天神周辺の会議室などで開催。個人セッションは対面・Skypeから選べる。
▲ 2.選んだカードの言葉で潜在意識へアクセスする心理鑑定ワークも人気。
▲ 3.船で発行される情報誌に紀行文を数カ国にわたり寄稿。読者の感想から、感情や行動につながる言葉の影響力を知った。
オフィス さよう
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