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佐々木 恵美さん
フリー編集者&ライター
福岡県出身。大学卒業後、出版社で地元情報誌創刊に携わる。26歳でロンドンに2年間滞在し、現地に住む日本人向け情報誌の編集者として働きつつ、日本の雑誌に寄稿。帰国後フリーライターとして働きながら、結婚・出産を経験。二人の男児のママ。
子育ても、家事も、仕事も「何でも面白がる」が基本スタンス。
今月はフリーランスで働くママを紹介。編集者・ライター歴16年の佐々木恵美さんは、福岡にいながら、全国誌の執筆依頼も舞い込む売れっ子ライター。大学卒業後、すぐに編集の仕事に就いた佐々木さんが結婚したのは30歳のとき。現在2人の男児を育てながら、自身の仕事と向き合っている。
組織に属さず、フリーランスという働き方を選んだ理由を尋ねると「いろんな人に会うのが大好きで、興味ある仕事に自分のペースで取り組めるから」との答えが返ってきた。この働き方が性に合っているそう。「家事も子どもといるのも好き。子どもが帰ってくるのを迎えられるような環境を作りたかった。仕事も続けたかったし、そんな働き方はフリーなら叶う。とりあえずやってみて、状況に応じて柔軟に変えていけばいいと思った」と振り返る。
子どもと過ごす時間は会話を大事にしている。佐々木さんが取材で聞いた話を子どもに話すこともあるのだそう。「難しいテーマ、例えば選挙の話でも子どもなりに理解できる。子ども扱いをなるべくしないようにしています」。
自称「何でも面白がるタイプ」の佐々木さん。もともと好奇心旺盛でものづくりが好きなのも手伝って、料理、DIYなど、さまざまな体験を子どもと一緒にすることを心がけている。「私が楽しそうだったら子どもも自然に楽しんでくれる。あまり構えず子育てしています」。今日も佐々木家の笑顔と会話は途切れない。
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両立ポイント「自然や四季を感じる暮らし」
子どもとベランダでガーデニングをしたり、トマトやハーブを育てている。昨年は、田植え、海・川泳ぎ、焼き芋をして、クリスマスケーキやしめ縄、おせち料理を一緒に作ったそう。「自然に親しむことで、いろんなことを学べる気がします。一番楽しんでいるのは私かも」とは佐々木さん談。
働くママへの一問一答!
Q 育児書などは読む?
A 一切読まないです。仕事上見ることはありますが、自分で買って読んだことがない(笑)。唯一、いつか目にした皇后様の言葉で“「幸せな子」を育てるのではなく、どんな境遇におかれても「幸せになれる子」を育てたい”という言葉を胸に子育てしています。
Q夫や周囲のサポートは?
A 夫は育児にはとても積極的で、家事も少しずつ分担してくれるようになりました。私の自由な生き方を尊重してくれ感謝しています。また、春休みやちょっとしたとき、子どもを預かってくれる両親や友だちはありがたい存在です。
Q 子どもによく言うことは?
A どうせやるなら、全力でやること・楽しむこと」。これは私の仕事の指針でもあります。あと、何かをしてほしいとき・してほしくないときは「なんでと思う?」とクイズっぽく聞き、理由を考えさせてから説明します。納得感が大切だと思うので。