
桑原 美沙さん
社会福祉法人 もやい聖友会 ケアマネージャー・ユニットリーダー
(プロフィール)2014年ケアマネージャーとして『もやい聖友会』入社。2015年6月よりユニットリーダーを兼任。マスコットが好きで、写真の『もやい聖友会』“もやタン”がお気に入り。介護の現場も含め、福祉の仕事に就いて今年で13年目。
0から作り上げる現場は 不安よりもワクワクが強かった。
大学卒業後すぐに介護の現場に入った桑原さん。結婚・出産を経験するも、夫や母親の協力を得て半年で復帰。一時は他の福祉の仕事を経験したこともあったが、子どもの学年が上がるにつれて「介護の現場にもどりたい!」という思いがわきあがる。そこで、再出発を決意して入社したのが『もやい聖友会』だ。
ケアマネージャーとして責任ある役割を担い、施設の立ち上げから関わった。当時の気持ちを聞くと、「不安はありましたが、0からスタートするワクワクのほうが強かった」ときっぱり。 ケアマネージャーとして施設でのケアプランを考えるのはもちろん、他職種と連携を図って入居者のケアの統一ができるよう調整し、入居者やその家族の相談援助を行っている。スタッフとともに、気づいたことや変更点などがあれば交換ノートに記載して、シフトでなかなか話せないときの情報共有に役立てている。「全体で話す時間がとれなくても、入居者様の情報をきちんと報告・連絡・相談し、共有できるよう務めています。ケアマネージャー・リーダーとして悩んだときは施設長に相談し、アドバイスをいただきながら日々がむしゃらに取り組んできました」。
これからの目標はとたずねると「入居者様に毎日楽しく過ごしていただくことが今は一番。ケアの目標に向かって一緒に一歩ずつ前進できるよう支援したいです。私自身も、スタッフと共にステップアップできるよう日々精進していきたいと思います」と決意を語る。彼女の「今日を全力で」という精神は、着実に上へと向かうステップを見据えている。

◎桑原さんの夢のアイテム・・・マグとtodoボード
いつもお気に入りのマイマグでティータイム。本日のtodoリストを書き込む便利なホワイトボードには、癒しの若松区マスコット「わかっぱ」が。
桑原さんに一問一答!
Q1.今ハマっているものは?
若松区のマスコット「わかっぱ」。トマトの顔をしたカッパに癒されています。
Q2.職業ならではのやりがいは?
直接聞ける、心からの「ありがとう」。苦労が吹き飛ぶこの瞬間があるのは、この現場ならではだと思っています。
Q3.大事にしている言葉は?
「日常を、どう楽しく過ごすか」。その人らしく楽しく過ごしていただける介護が目標です。