- 「私が天中殺(天冲殺)の期間に結婚することになりました。良いの?悪いの?」
- 「私も、相手も天中殺(天冲殺)の期間になります。結婚していいのでしょうか?」
天中殺(天冲殺)の期間に結婚することはよくないという話を聞いたことがあるかもしれません。
実際のところ、どうなのでしょうか?
今回は天中殺(天冲殺)の期間の結婚について詳しく解説していきます。
天中殺(天冲殺)の期間での結婚とはどういうことですか?
まず、この天中殺(天冲殺)の期間での結婚、つまり「天中殺(天冲殺)結婚」ですが、タイミングとしては、そのまま入籍に至る同棲のタイミング、または入籍のタイミングのことを意味しています。
ですので、たとえば、数年前から同棲をスタートさせていて、そこから天中殺(天冲殺)の期間を過ぎたあとに入籍されていた場合、天中殺(天冲殺)結婚にはあてはまりません。
ご夫婦・カップルの両方、またはどちらかが天中殺(天冲殺)の期間に同棲スタート、ないしは入籍した場合は天中殺(天冲殺)結婚になります。
つまり「結婚をする」という決定をするタイミングが天中殺(天冲殺)かどうか、がポイントになります。
これは算命学や四柱推命のような長い歴史を持つ占いの世界では、婚姻関係などが時代によってあいまいで、結婚、同棲、恋愛の定義がはっきりと区別されているわけではないからです。
天中殺(天冲殺)結婚は避けるべきですか?
天中殺(天冲殺)結婚は避けるべきかどうかと問われましたら「避けるべき」です。
結婚式、入籍といった新しいスタートを意味するような、イベントは2人の天中殺(天冲殺)の年、月、日、いずれでも避けられるのであれば、避けたほうが無難です。
基本的には天中殺(天冲殺)の期間には同棲や入籍をしないようにされることをおすすめします。
そうすることで、天中殺(天冲殺)の災いを避けることができます。
もし、天中殺(天冲殺)の期間に結婚してしまったと、あとで気づいた場合は開き直って、前向きに進んでいってください。
環境で変化しますから、なんとかなると思って、頑張ってください。
たしかに避けたほうがよいタイミングではありますが、すでに過ぎてしまったことを嘆いていても仕方ありません。ポジティブに前向きにとらえて、状況をよくしていくほうに思考を向けましょう。
天中殺での同棲はどうですか?
天中殺(天冲殺)の期間にいは同棲されないことをおすすめします。
どちらかが天中殺のときに同棲を始めると、あまりよくない結果に終わることが多いです。
前述のように、長い歴史がありますから、婚姻関係などは時代によって定義が異なり、結婚、同棲、恋愛の定義がはっきり区別されているわけではありません。そのため、同棲は婚姻届を出していないだけで、一緒に暮らすということでカタチとしては結婚と同等の意味合いを持ちます。
そのため、どちらかが天中殺のときに同棲すると、長続きしないことに終わることが多いです。
結婚でも、再婚かどうかでも変わります
天中殺(天冲殺)の結婚は基本的には避けるべきなのですが、お二人のどちらかか両方が再婚かどうかでも、天中殺(天冲殺)の影響が変わってきます。
最も強く天中殺(天冲殺)の影響があらわれるのが「初婚者同士」の結婚です。
二人ともが再婚同士の天中殺(天冲殺)結婚の場合
天中殺(天冲殺)結婚の場合でも、二人ともが再婚同士の場合、相手に子供がいても、自分に子供がいても、子どもと一緒に同居すれば天中殺(天冲殺)の影響はあらわれません。
再婚同士であれば、どちらかに子供がいて一緒に生活する場合は大丈夫です。
二人とも子供がいない場合、天中殺(天冲殺)の災いの影響を受けます。
片方が再婚で、もう一人が初婚の場合の天中殺(天冲殺)結婚の場合
片方が再婚で、もう一人が初婚の場合の天中殺(天冲殺)結婚の場合、子どもがいるかいないかで変わります。
基本的にどちらかが初婚の場合、天中殺(天冲殺)の影響を受けます。
ただ、二人の間に子供が生まれれば、天中殺(天冲殺)の災いを受けることになります。
つまり、二人の間に子供がいない場合のみ、影響を受けないことになります。
天中殺(天冲殺)結婚のまとめ
天中殺(天冲殺)とは自然界が作り出した空間と時間の間に生まれた不自然融合です。
不自然融合ですから、通常の振れ幅ではない、通常の振れ幅を外れた期間ということになります。
ですから、その振れ幅は「よいほうに振れる」ことも、「悪いほうに振れる」こともあります。
たしかに基本的には天中殺(天冲殺)結婚は避けるべきことではありますが、致し方ない理由があったり、「どうしても」という場合もあれば、すでに結婚してしまった場合もあります。
そのような場合は、ご自分の運を良くし、よりポジティブな方向に持っていけるように努力されることをおすすめします。
■算命学については、こちらのページにまとめています。