IMSに京都で手ぬぐいを扱う老舗店『永楽屋』が九州初上陸!B2Fから8Fの吹き抜けに25mの超ロングな手ぬぐいがなんと12本と天井には龍のうねりが。かなりの圧巻です。
このアートを手がけたのは、京都の『永楽屋』。歴史をさかのぼって400年前、織田信長から『永楽屋』の屋号をもらった綿布商としては日本最古の老舗店。また、現代においての手ぬぐいブームの火付け役でもあります。
メインで展示されているのは「ラブリ紋」「煩悩だるま」「昇龍」「春秋」。いずれもデザインから染色の指示までを永楽屋が行うオリジナル品。糸選びから染色にまでこだわり抜いているので、丈夫で染めにブレがなく深い色が出るそう。一見の価値あり!
●IMS展示のためにデザインされた、全国初公開「ラブリ紋」。和柄のハートがラブリー!
●「煩悩だるま」煩悩の数といわれる108つの顔が描かれています。怒った顔も茶目っ気たっぷりです。
●青もみじが紅葉していく様を表現した反物。茶室やお気に入りが見つかる販売コーナーも!
■□■ 永楽屋14世 細辻伊兵衛(ほそつじ いへえ) 氏にインタビュー ■□■
—デザインや演出に、今までの手ぬぐいの世界にはない新しさを感じますが、そのインスピレーションはどこからくるのでしょうか?
今までどおりに販売するだけでは物は売れない時代。この手ぬぐいの中に人が感銘する世界観をつくりたいという想いがデザインにつながります。またそれを展示しているショップは劇場のようなもの。手ぬぐいの展示や店員との会話の中で、学びがあり、思い出ができる。人は感動して最終的にものが動くと思っていますので、そのストーリーづくりの土台をつくっているのかもしれません。
—手ぬぐいづくりにおいてこだわっている点は?
一番は、安心安全と耐久性です。丈夫でかつ、深い色を出せるものをつくりたいので生地と染色にはこだわっています。デザインにおいても、400年の歴史に、我々のエンジニアチームが現代の要素を取り入れていくことで新しさがでると思っています。
—今日のコスチュームは?
九州なので天草四郎です。衣装の中に手ぬぐいを使っています。このようなコスプレも手ぬぐいの在り方を変えていくものと思っています。
『永楽屋』401年目のスタート。これからどんな手ぬぐいを世界に発信されていくのか楽しみであり、この文化を日本人として誇りに思えたインタビューでした。続きはぜひ2月6日のトークショーで!
■□■ 14世・細辻伊兵衛トークショー ■□■
日時:2016年2月6日(土) 14:00~/16:00~
場所:B2F イムズプラザ
参加費:無料
永楽屋 公式サイト http://www.eirakuya.jp/
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