働く女性研究所

中井 多恵さん/次の世代がしあわせな世の中であるように今、できることをする。

中井 多恵さん
薬剤師・ハーバルセラピスト・アロマテラピーインストラクター
長崎県出身。薬剤師を経て長男の障がいをきっかけに代替療法を学ぶ。現在は大人だけでなく子どもも自ら学ぶ「予防学」を教えながら、働くママの自己管理を支援する「ママ塾」、起業塾「こどもかんぱにー」を運営。

次の世代がしあわせな世の中であるように今、できることをする。

薬剤師の知識に、代替療法としてのハーブやマクロビ、中医学の考えを取り入れ、病気にならないための「予防学」を教えている中井多恵さん。きっかけは長男に障がいが見つかったことからだったが、子どもが成長するにつれ、「障がいがあったり、個性が強くて、世間の流れに乗りにくい子の将来を考えたとき、子どもがやりたいことをやれる環境づくりをしたい」と決意。

全て子ども発信でやりたいことを形にしながら経済の仕組みも学べるような子どものための起業塾「こどもかんぱにー」を、昨年長男とともに設立し、約半年間、子どもたちの活動をサポートした。第2期開催も決めており、近く事業として法人化の予定だ。

今は長男が「学校へ行かない」という選択をし、ホームスクーリングをしているため、月初には夫と仕事のスケジュールを確認・調整しあう。長男には勉強や好きなことをする時間のほかに、日々の課題として家事や食事作りも組み込まれている。課題は朝確認し、夕方報告を受けるというシステムだ。

ともすれば「型破り」とも言われる選択や活動だが、それはどれも「次の世代が幸せな世の中であるため」に、中井さん親子が自ら考え、決断し、踏み出した一歩なのだ。

両立ポイントこどもがやりたい事をやれる環境作り

障がいがある息子が、やりたいけど出来ないとならないよう、部屋に使いやすい道具を配置。息子の体や心の状態も、使っている道具や部屋の様子を見ると予測がつきます。

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