伝統的な循環型農林水産業を営んできた大分県国東半島宇佐地域。世界農業遺産にも認定されたこの地域を巡るモニターツアーを、好評につき、11月・1月と2回行き先を変え開催します。今回はその第1弾! 土地の環境を活かし、自然や生き物と共生する先人たちの知恵に学びながら、秋の山里を歩いてみませんか?
世界農業遺産って、何?
伝統的な農業や文化、風習、景観、生き物の多様性を守るために、国際連合食糧農業機関(FAO)が認定するのが「世界農業遺産(GIAHS)」。日本では、国東半島宇佐地域を含め8カ所しかありません。
清々しく美しい里山をのんびり散歩
世界農業遺産に認定された地域を、地元ガイド案内のもと歩きます。自然が魅せる風景に心洗われること間違いナシです。
「田染荘小崎(たしぶのしょうおさき)の農村景観」を歩く
ツアーの見どころでもある田染荘は宇佐神宮の荘園の1つで、中世荘園村落遺跡として千年前と変わらぬ姿を今に残しています。土地の形状を生かした1枚1枚の形が不ぞろいな水田をはじめ、当時の姿が今もそのまま残っている例は日本でも数少なく、平成22年に国重要文化的景観に選定されました。同じ景色を古の人々も見ていたなんて、素敵!
原木しいたけ 収穫体験
生産量日本一 (※)の原木乾しいたけを育む
日本最大のクヌギ林
日本最大のクヌギ林を持つ大分県。人の手を借りずとも、伐採後の切り株から萌芽して再生するクヌギを利用して、椎茸の原木栽培を始めました。栽培で使用したクヌギは養分となって土に還り、クヌギ林は田畑を潤す水を蓄え、生態系を守る役割も果たしているのです。
※H26特用林産基礎資料(林野庁)より
女性に人気の 青汁を試飲!
青汁工場見学体験
この地の豊かな自然に着目し、農薬や化学肥料を一切使わない栽培方法で獲れた大麦若葉やケールを使った青汁作りにこだわる『ヤクルトヘルスフーズ』。のどかな大麦畑と工場見学を体験。
田舎料理でほっこりランチ
地元のお母さんたちが、この地で育ったお米や野菜を使い心を込めて作った「荘園の恵み御膳」をいただきます。
宇佐神宮でパワーチャージ
全国に4万社あまりある八幡様の総本宮で、境内に数々のパワースポットがあることでも知られる宇佐神宮に参拝。里山の風景で洗われた心にパワーチャージしましょう。
世界農業遺産をめぐる大分日帰りモニターツアー
11月26日(土)
□ 集合時間/7:30 博多駅筑紫口ローソン前
□ 参加費/5,000円(往復交通費、昼食・体験費込み)
□ 定員/30名(先着順)※モニターツアーのため、最後にアンケート記入が必須となります
※雨天時はコースを変更する場合があります。
●スケジュール
7:30 博多駅筑紫口ローソン前集合
→ 9:40 大分県立歴史博物館
→ 11:20 田染荘を散策~原木しいたけ収穫体験~
→ 12:20 『味処 荘園ほたる』にて昼食
→ 13:45 『ヤクルトヘルスフーズ』工場見学体験
→ 15:15 宇佐神宮に参拝
→ 16:45 『まほろばうさ物産館』にて買い物
→ 19:00 博多駅にて解散
旅行企画・実施/株式会社ネオ倶楽部 福岡県知事登録旅行業第2-533号
大分に関する旅の問合せ先/国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会 TEL/097-506-3525