「明治維新150周年」を迎える2018年、明治維新と縁の深い下関では様々なイベントが行われています。
先日、その中のひとつ、「第3回・維新黎明歴史講座」に参加してきました。
「第4回・維新黎明歴史講座」は2018年6月1日(金)~募集開始予定
http://www.kyu-eikoku-ryoujikan.com/
※詳しくは「旧下関英国領事館」へお問合せください
このイベントの会場になっているのは、唐戸市場の通り向かいに建つ下関の瀟洒な洋館「旧下関英国領事館」。
先月訪れたとき、入口のローズガーデンがあまりにも見事だったので、今日はいくつかをピックアップして、薔薇のご紹介をしたいと思います。
クイーンエリザベス(Queen Elizabeth)
こちらの薔薇は“クイーンエリザベス”という品種。
“クイーンエリザベス”は、1952年に戴冠したイギリスのエリザベス二世女王に1954年に捧げられた薔薇です。
風のある海辺でも優雅に咲き誇る強い品種で、雨にも強く、現代薔薇の長所・四季咲きで楽しませてくれる名花。
5月だけでなく夏や秋にも四季咲きして楽しませてくれます。
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優しげな咲き方をする初々しいピンク色とは裏腹に、茎はとても太く、トゲもずしっと大きい。なんとも対照的な堅強な足元です。
優雅に花をひらくだけでなく、強さを兼ね備え、天に向かってまっすぐに伸びる気品溢れる姿。さすがクイーンエリザベス二世に捧げられた名花です。
余談ですが、2018年5月19日(土)に行われた英ロイヤルウェディングでの、ヘンリー王子がケンジントン宮殿のお庭で摘んできたという、愛がたくさんつまったメーガン妃のミニブーケも素敵でしたね。
関連記事 英ロイヤルウェディング クイーンエリザベス二世のお姿も http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-44184472#
ちなみに、クイーンエリザベスの足元に咲いているローズゼラニウムは、葉っぱをこすると薔薇のような香りがします。薔薇やイランイランのような、独特の甘い香りがだめな人にもオススメの、爽やかな香り。
旧下関英国領事館のローズガーデンに咲くクイーンエリザベスは、最初は2輪の小さな薔薇だったのに、2年間でここまでの房咲きに成長したそうです。
入口で大輪の薔薇が風に揺れる様子に見とれていたら、スタッフの方が教えてくれました。
お花のお手入れボランティアの方たちが大切に育ててくれているそうですよ。
ピエール・ドゥ・ロンサール(Pierre de Ronsard)

こちらは“ピエール・ドゥ・ロンサール”。
2006年に日本の大阪で開催された世界ばら会議で見事「殿堂入り」を果たした品種で、「世界でもっとも愛されている薔薇」といわれています。
つぼみの時は白くて、淵にほのかに薔薇色がのっている感じですが、満開になると、外側がほぼ白に近いピンクで、内側にいくほど淡いピンク色の優しいグラデーションになっていきます。
厚みのある花びらでボリューミーなので満開になると下を向いて咲きます。
うつむきがちに咲く姿も可憐でなんとも可愛らしい・・。
※世界ばら会議(World Rose Convention)は、イギリスのロンドンに本拠地を置き世界40カ国のばら会が加盟する世界ばら会連合(World Federation of Rose Societies)が開く世界大会。
アイスバーグ(Iceberg)

こちらはアイスバーグでしょうか…。(ちょっと自信ありませんが)
甘くて清純な香りがします。
まだまだ蕾もたくさん。元気に育ってます。
つる性薔薇は一季咲き・返り咲きの品種が多いのですが、花がついていない時期は枝と緑をめいいっぱい伸ばすので、たっぷり栄養をあげて成長させます。
近くに誘引の支柱もあったので、もしかしたら、来期にはアーチになって楽しませてくれるかもしれませんね。
よくよく眺めていると、お庭にはまだまだ数多くの品種が・・・
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幸運のブラッククローバーまで咲いてます♪
Since 1906
瀟洒な赤煉瓦建築と世界中で愛される薔薇。
とても小さな建物なのですが、なんともエレガントな組み合わせを堪能できました。
正面のアーチを見上げれば、美しい紋章の上の方に「1906」の文字。旧下関領事館が新築された年だそうです。
館内には領事の執務室が再現されていて、内装も素敵です。
こちらの館内は、なんと見学自由。
しかも無料!
2階にはミーティングルームや、アフタヌーンティーが楽しめるカフェ・パブもあります。
そして、その通り向かいに目を向けると、またまた歴史的な建物が並んでいます。
国内最古の現役郵便局の南部町郵便局(写真の左)と、屋上に和風庭園のある旧秋田商会ビル(写真中央)。
いずれも1900年築、1915年築と100年を超える建築です。
屋上庭園を持つ鉄筋ビルなんて、当時はとても前衛的だったのではないでしょうか。
南部町郵便局にはお茶が出来る中庭があって、くつろぎのスペースになっています。
1900年頃の日本というと、明治時代の中ごろ。農業中心から工業中心の社会へ変わり、生活に電化製品が入ってきて、日常が大きく変化していた頃です。
旧秋田商会ビルには、この頃作られた洗濯機なども展示されています。
吉田松陰や高杉晋作が描いた未来の先に、日本が歩んできた近代化の歴史に想いを馳せつつ、下関を散策するのもオススメです。
多くの薔薇が日本に輸入されるようになったのも、明治時代なんですよ。
また、旧下関英国領事館と旧秋田商会ビルの間にはサークル型のローズガーデンがありますが、こちらも満開を迎えていました。
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この辺りから下関駅までの街道には、沿道や学校など、住民やボランティアの人たちが日々お世話をしてくれている「海峡花通り」と呼ばれる花壇がずーっと続いています。
「海峡花通り」下関花いっぱい計画http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/tedukuri/pdf/Part19_H16/h16_katsudo_009.pdf
薔薇フェスタなどのビッグイベントに出かけるのも楽しい体験ですが、こうやって何気なく路肩やお庭に咲いている薔薇を見つけると心が躍ります。
花が咲いていないときでも、いつも丁寧にお手入れしてくれているボランティアの方たちに心から感謝ですね。
下関を訪れたら、ぜひ沿道の花壇も楽しまれてください♪
旧下関英国領事館
http://www.kyu-eikoku-ryoujikan.com/
〒750-0005
山口県下関市唐戸町4-11
TEL:083-235-1906
[開館時間] 9:00~17:00
[restaurant Liz 営業時間] 10:00~22:00
